2016年5月26日木曜日

川崎戦


ナビスコ、川崎戦。相手のメンバーはイマイチ知らない人ばかりでしたが、大事なのは仙台のメンバーです。そこでスタメンをチェック・・・「えーと、両サイドバッグが二見と蜂ですか・・・それとチームの肝であるボランチはミンテと藤村で、サイドに杉浦・・・」このメンバーを見た時、一瞬、めまいがしましたが、大丈夫、ベガルタンのハートは鋼ですから。

互いに大きくメンバーを変更。勝つためには「チーム力」が必要になってきます。まっ、ぶっちゃけ、冷静に考えれば川崎の方があるんでしょうが、怖いのはそこではななく、「リーグ戦に集中するしかないよな」といったハッキリとして割り切りです。仙台の場合は予選突破のチャンスがあり、川崎には略ない。このような場合、試合の意義に対して「よりシンプル」に考えられるのは後者であるはずです。「チームとしての目標≦個人の目標」となった時、人はよりモチベーションが上がりますな。

負けたことは残念ですが、ある意味、負けにおけるリバンドメンタリティーの確立が強固になってきたベガサポにとって、この敗戦においての無念感は大きくありません。メンバーを見れば「まっ、しょうがないな・・」と思えなくもなく、今のベガルタンは至って冷静です。

ネット上では「誰それは使うな」とか「何であいつを出すんだ?」みたいな意見もあるようですが、鍋監督懐疑派のベガルタン的には「まっ、気持ちは分からんでもない・・」であります。会社もベガルタもチームとして動いていれば、最も大切なのは全体のモチベーションです。つまり、会社としては特定の人物のみがモチベーションを維持する状況よりも、チーム全体が、そのモチベーションを共有できるように持っていきたいものなんだよね。

会社としたら、能力がある人間に多くの物件を担当させたい。しかし、一人では限界があるし、そんなことをし続けたら、それ以外のチームメイトのモチベーションはダダ下がりです。なので会社としたら「あいつには荷が重いかもしれないが・・・」と思いつつも、重要案件を任せる時があるんです。昨日のカップ戦メンバーの中には、そういった関係を考慮した事例はあったと思うし、それが正解かどうかは分かりませんが、決して不正解ではありませんな。

会社もチームも日々の活動が何より大切です。特定の物件だけ、特定の試合だけ、それだけがチーム活動の全てではありません。上司(監督)とすれば、日々の営業(練習)活動で、チーム全体のモチベーションを維持するにはどうしたら・・・。ベガルタンも最近悩むようになりました。別に鍋監督を擁護する気など一切ありませんが、昨日のメンバー構成に、そのような思慮はあったとおもいます。

結果として負けはしましたが、だからと言って予選突破の可能性が無くなった訳ではなく、リーグ戦に向けては主力を休ませることができました。昨日の試合的には「勝って予選突破を・・」が理想でしたが、それはあくまでも理想であり、現実は中々、そんなに簡単にうまくはいきません。だとしたら、負けた事を嘆くよりも、新潟戦に向けて「いい調整ができた・・」と考えるべきですな。えぇ、そうです、ベガルタンは鋼のメンタルティーですから。

0 件のコメント:

コメントを投稿