2018年8月31日金曜日

雑感


ご無沙汰しております。

ベガルタンも長期の夏休みを申請したところ、あっさりとOKが出てグダグダなお盆を過ごしておりました。今までなら絶対に許可されない長期休暇がスンナリと通ったと言う事は、あと数年で「肩たたき⇒出向⇒早期退職」へのカウントダウンが始まったことは確実であります。時間の経過って残酷だね。

 書き込みたいことはいろいろあるんだけど、まずはお盆から行われた直近4試合の感想をチョットだけ・・・

柏戦0-2 まあ、苦しかったけど終わってみれば完勝
湘南戦4-1 関口の12Aで楽勝
G大阪戦2-1 先制されるも逆転、熟成の一端を見る
川崎戦0-1 スコアー以上に完敗

川崎との敗戦は予定通りというか何というか、全くメンタルへの影響はありません。一番印象に残ったのはガンバ戦ですかな。ガンバは苦渋の残留争いの最中で、監督交代も厳しい状況。絶対に「勝ち点3がマスト・・・」そんな中で先制されれば、誰しもが「キツイよなぁ~」が一感。そこからひっくり返したところに「チームの成長を感じる・・・」という考えは甘ちゃんでしょうか?

湘南戦に関しては「現在の地力通りだな・・・」という感じ。こうして書くと「凄い上から目線だ・・」みたいだけど、今季に限って言えば「湘南との格付けは終わった」と思っているので、スコアーも全く違和感なし。それでいても、カップ戦で敗退しちゃうところがフットボールの難しさ。ただし、この試合で「今期のベガルタはトップ10内の実力はあるな・・」を確信しました。

このような流れになったのは柏戦で勝ったから。名古屋・セレッソ・磐田と苦しく、やりようによっては「十二分に勝てたんじゃねぇ~の?」といった連戦を経験して、チームにも危機感がビンビン物語。これで柏に負けたら「ズルズル」と下降曲線を辿る確率は激高。だからこそ、この勝ちがターニングポイントだと思っています。西村のトドメの一撃、このゴールの意味合いは深い気がしますな。

西村の退団は痛いものの、移籍金0で国内他チームに行くよりはメッチャポジティブ。いいよ、いいよ、クラーク博士だって言ってるじゃない「大志を抱け・・」って。ぶっちゃけ、現状の西村がモスクワに行っても「即大活躍!!」とはなりますまい。それは本人も分かっていることで、そこにチャレンジするところに意義があるはず。そして、その意義は本人しかわからない。頑張れよ、西村。

川崎との差は思った以上に大きく、「このチームを倒すのは厄介だよ・・・」が本音。本来なら「5年くらいの計画で・・・」と時間をかけたいところですが、ダゾーンマネーの流入で「時間が経てばたつほど格差は広がる」という現実を前にしては、そんな流暢なことは言ってられません。

時間が経てば経つほど格差が広がるのであれば「可能なら4位以内くらいに入って賞金をカッパギたい・・・」が実情。「いいよいいよ、中位くらいをキープできれば・・・」という考えは、それこそ「座して死を待つ」と同じこと。我々の目標が将来的に「タイトル」である以上、ここ数年の趨勢が、それこそ「チーム百年の計」となって大きな影響を与えてくる。だからこそ、勝ち続けたい・・・心の底からそう思っています。

2018年8月7日火曜日

磐田戦

えー、打ちのめされましたな・・・結構、メンタルに効いてます。決して、目指していた試合内容ではないものの、先手先手でリードしてからの終了間際でノックアウトですから、そりゃあ立てなくもなるよ。負けたのはもちろんショックなんだけど、それ以前に内容が・・・あれですからな。 
 
苦手な真夏で猛暑のアウエー、怪我人も多く、チームコンディションも下げ下げ。そんな中で、先制し、追いつかれたものの引き離す展開ともなればこそ、誰だって「勝って欲しい・・」とは思うはず。それは選手たちも同じで、引き離した瞬間に「勝てる、勝ちたい、しんどい真夏のアウエーだから、このまま試合を終わられたい・・・」とも考えたはず。そんな心の隙間が、あの結果ですかな。 
 
ダンやマイクが特段悪いとは思えず、むしろ「これから上がってくるんだろうな・・・」とも思わせる動き。矢島が今季絶望となった以上、当面ボランチは富田と奧埜で回さざるを得ず、そうなった時のオプションが磐田でのアレ。ん~~、ん~~、といった試合内容であることは誰もが抱く感想でしょうが、現状では「あれが一杯一杯・・・」と思うことで納得は出来ないものの理解はできます。監督に同情する訳じゃないんだけど、やり繰り、大変なんでしょうな。 
 
そうは言うものの、負けられない、もしくは負けたくはない試合が「あんな感じ」になっちぁえば、誰だって面白くはなく、そんな輩がすることといえばネットへの逃避。匿名の世界では避難も批判も自由自在、そして魔女狩り、一生懸命で負け試合の犯人捜し。決して建設的とは思えませんが、それも「サポの性」なのでしょう。 
 
連戦でバテているのは他チームも一緒。となると、「これも実力なんだろうなぁ~」が実感。「何が悪い?」と考えるのではなく、「他チームより弱いのか?ひょっとしなくても・・・」と考えることによって、現在の状況を正確に見つめなおせるかもしれません。強くないんだ、多分、仙台は・・・。分かっていたけど、認めたくなかったけど、そうなんでしょうな。 
 
これらの元凶は、というか出発点は「野津田の離脱から・・」は定説。まっ、事実として大きな要因の一つのはず。チームとしても矢島を獲得して中盤に厚みを加えようとしたんだけど、残念ながら離脱しちゃうし・・・。冗談抜きに踏ん張りどころですが、この坂を超えさえすれば、今まで見たことのない景色が見れるはず。そう思って頑張るしかありませんな。 
 
もしも、本当にもしも、グダグダの内容で連敗が続いたら、総統閣下を復活させます

2018年8月3日金曜日

名古屋戦

何となくではあるけど「やりようによっては勝てたんじゃあ・・」と思わせる試合でしたな。別段「名古屋なんかに・・・」と言うつもりはなく、だけども「勝てたんじゃあ・・・」と思わせるところに、現状の仙台の病みが見えてきます。 
 
シーズンも折り返しともなれば、どのチーだって「仙台とは、こうこうこうやって・・・」的な戦術が確立されてきます。それは特別なものではなく「3バックのチームなら空いている両サイドを・・・」的な本当にスタンダードなもの。先制失点は正にコレ。ジョーがサイド深くでキープすると、そこからエンドライン付近でのワン・ツー。シンプルと言えばシンプルなんだけど、シンプルがゆえに厄介。 
 
2点目は最終ラインでの駆け引きでバチバチやっていた選手と、中盤でボールをキープしている選手との動きがシンクロ。ドン引きしてれば防げたかもしれませんが、負けている状況なら「チョットでもラインを上げたい・・」と思うのは人情というもの。結果的に失点しましたが、ベガルタン的には「これはこれでしょうがないかな・・・」と思っています。 
 
決して守備が固くはない今年の仙台にとって「毎試合無失点で・・・」を求めるのは酷。つまり、勝つためには「失点以上に得点することが肝要」であることは明白。名古屋戦では、これが出来なかっただけですな。惜しい場面もあったし、決して攻めてない訳じゃないんだけど、ゴールだけが足りませんでした。 
 
今年の仙台は「ある程度のスペース」があればソコソコ攻めれますが、しっかり守られちゃうと「はい、お手上げ・・」的な感じでしょうか。でもね、これは仙台だけの問題ではなく、どこだって「しっかりと引いて守られると・・・」みたいな展開となれば、どんなチームでも苦しむんだから、別段「仙台だけが悪い・・」という訳ではないと考えています。仙台は発展途上のチーム、だとするなら「多少の浮き沈みは我慢するしかないのでは・・・」がベガルタンの基本線です