ご無沙汰しております。
ベガルタンも長期の夏休みを申請したところ、あっさりとOKが出てグダグダなお盆を過ごしておりました。今までなら絶対に許可されない長期休暇がスンナリと通ったと言う事は、あと数年で「肩たたき⇒出向⇒早期退職」へのカウントダウンが始まったことは確実であります。時間の経過って残酷だね。
柏戦0-2 まあ、苦しかったけど終わってみれば完勝
湘南戦4-1 関口の1G2Aで楽勝G大阪戦2-1 先制されるも逆転、熟成の一端を見る
川崎戦0-1 スコアー以上に完敗
川崎との敗戦は予定通りというか何というか、全くメンタルへの影響はありません。一番印象に残ったのはガンバ戦ですかな。ガンバは苦渋の残留争いの最中で、監督交代も厳しい状況。絶対に「勝ち点3がマスト・・・」そんな中で先制されれば、誰しもが「キツイよなぁ~」が一感。そこからひっくり返したところに「チームの成長を感じる・・・」という考えは甘ちゃんでしょうか?
湘南戦に関しては「現在の地力通りだな・・・」という感じ。こうして書くと「凄い上から目線だ・・」みたいだけど、今季に限って言えば「湘南との格付けは終わった」と思っているので、スコアーも全く違和感なし。それでいても、カップ戦で敗退しちゃうところがフットボールの難しさ。ただし、この試合で「今期のベガルタはトップ10内の実力はあるな・・」を確信しました。
このような流れになったのは柏戦で勝ったから。名古屋・セレッソ・磐田と苦しく、やりようによっては「十二分に勝てたんじゃねぇ~の?」といった連戦を経験して、チームにも危機感がビンビン物語。これで柏に負けたら「ズルズル」と下降曲線を辿る確率は激高。だからこそ、この勝ちがターニングポイントだと思っています。西村のトドメの一撃、このゴールの意味合いは深い気がしますな。
西村の退団は痛いものの、移籍金0で国内他チームに行くよりはメッチャポジティブ。いいよ、いいよ、クラーク博士だって言ってるじゃない「大志を抱け・・」って。ぶっちゃけ、現状の西村がモスクワに行っても「即大活躍!!」とはなりますまい。それは本人も分かっていることで、そこにチャレンジするところに意義があるはず。そして、その意義は本人しかわからない。頑張れよ、西村。
川崎との差は思った以上に大きく、「このチームを倒すのは厄介だよ・・・」が本音。本来なら「5年くらいの計画で・・・」と時間をかけたいところですが、ダゾーンマネーの流入で「時間が経てばたつほど格差は広がる」という現実を前にしては、そんな流暢なことは言ってられません。
時間が経てば経つほど格差が広がるのであれば「可能なら4位以内くらいに入って賞金をカッパギたい・・・」が実情。「いいよいいよ、中位くらいをキープできれば・・・」という考えは、それこそ「座して死を待つ」と同じこと。我々の目標が将来的に「タイトル」である以上、ここ数年の趨勢が、それこそ「チーム百年の計」となって大きな影響を与えてくる。だからこそ、勝ち続けたい・・・心の底からそう思っています。