2018年9月27日木曜日

ご無沙汰ですな


えーご無沙汰です。なんか知らないけど、急に本社常務から「チョット、出張に行ってもらうからな・・・」という連絡があり、「はい、わかりました・・」と軽く返事したのがバッドチョイス。ベガルタンは3週間ほど中国の深圳へ。「自分なんか行っても、何にもできないじゃないですか!!」と言ったら「そんなのは分かってる、お前に業務に対しての期待なんかしていない。ただ、向こうで頑張っている仲間たちを、陰日向でバックアップしてくれればいい」とのこと。この発言、絶対にパワハラです。

 

そんなこんなで帰ってくると、ベガルタのファーストゲートである「勝ち点40」を無事通過。川崎戦に関しては「力負け」なので問題なし。そんな状態でもリバウンドメンタリティーをマックスにして、清水・東京を迎撃できたのは何より。東京戦に関しては、内容的にもイマイチだったようですが、リーグ戦も終盤ともなれば「結果>内容」となることは明白。その意味では、長崎戦での敗退は「メッチャ痛い・・・」となるよね、やっぱり。

 

何だか知らないけど、今年のリーグ戦はメッチャ混戦。イメージ的には「こんなに負けてるのに、まだ6位なんだ・・・」が実感。現状ならば「優勝は無理筋でもトップ5は頑張れそう・・」な展開はグッドだし、降格の恐れが無い以上、失うものなど何もないのが仙台の強み。ただし、現実的に「トップ5だって・・」という想いが手の届くところに来た時こそ正念場。なんだってそうだろうけど、手が届きそう・・・となりそうな瞬間こそが最も危険だからね。

 

個人的に長崎戦は「東京戦との対比におけるコインの裏表」という感じでしょうか。仙台の選手だって頑張ったんだろうけど、ギリギリの局面で長崎の守備が踏ん張った。それは東京戦における仙台もそう。たがいに頑張ったんだけど、結果的には劣勢と思われていたチームが勝ってしまう・・・、まさにサッカーアルアルですな。

 

怪我人も戻りつつあり、実りの秋が近づこうとしている仙台ですが、「決して仙台は強いチームじゃない・・・」という点を忘れてはなりません。全員でハードワークしてハードワークして、その上でチョットしたラッキーなどを大事にしつつ堅実に戦うことで、ようやく何とか頑張れるのが仙台です。その頑張り、全員で後押ししたいですな。

2018年9月4日火曜日

栗原雄吾の夏休み日記


みなさん、ご無沙汰してます。僕は栗原雄吾、ベガつぼには4回目の投稿。今年もよろしくお願いします。僕はベガルタン叔父さんの甥っ子、福島の桑折に僕は住んでいて、お母さんはベガルタン叔父さんの妹になります。今日は、中学二年生の夏休みの想い出を書き込もうと思っていました。しかし、そんな青春が如何にして「人生最大の屈辱2018」になってしまったかを、ノンフィクションでお伝えします。

この話は7月の海の日、家族で福島の桑折から仙台のお婆ちゃんの家から始まります。お婆ちゃんへのあいさつはソコソコにして、普段なら見向きもしないベガルタン叔父ちゃんのところへ・・・。

僕「おじちゃんご無沙汰・・」

叔父「おっ、またお婆ちゃんに金をせびりに来たな」

僕「違うって・・」

叔父「んっ?まさかお前、俺からせびるつもりか?」

僕「だから違うって・・」

叔父「じゃあなんだよ、俺は忙しいんだよ・・」

僕「エロ動画ダウンロードは何時でもできるでしょ?」

叔父「うるさいって・・だから何の用だよ?」

クソ親父、ハッキリ言って我が一族最大の汚点でもあるベガルタン叔父さん。そんな叔父さんに、今日はどうしても助けてもらいたいことがあるんだ。本当は、こんなクソ、いやいや、叔父さんなんかと話したくはないんだけど、こんな頼みを聞いてくれるのは、ベガルタン叔父しか居ないのが現実。それで勇気を振り絞って頼むことにしました。まさに、僕的には「清水の舞台から2018」って感じ。

 

僕「叔父ちゃん、実は・・」

叔父「金なら無いぞ」

僕「違うって、お金ならお婆ちゃんと、叔母ちゃんから貰ったから」

叔父「お前な、叔母ちゃんの財布と俺のお小遣いがリンクしてることぐらい、中2なら分かるだろうが?」

僕「実は、8/15の予定なんだけど・・」

叔父「えっ、8/15?えーと、確か湘南戦だったかな?ん、なんだお前、ユアスタへ行きたいのか?」

ハッキリ言ってベガルタには興味なしの僕ですが、8/15にユアスタで試合があることだけは事前にチェック済み。ここからが本番です。この時は、まさか地獄の口が空いていることなど知りませんでした。

僕「8/15、実は仙台でMNBのコンサートがあるんだ・・・」

叔父「へぇー、お前、よくチケット取れたな?」

僕「Mobile会員先行抽選でラッキーにも友達と取れてさー・・」

叔父「で、俺に何をしろと?」

僕「・・・・」

叔父「早くしろって!」

僕「友達とその日、僕はコンサートへ行くけど、親にも叔父ちゃんとベガルタの試合に行ってた事にして欲しいんだ」

叔父「んっ?親にウソついて行くのか?」

僕「全然理解無いんだよ、最後のチャンスなんだよサヤ姉に会えるの?仙台にだってめったに来ないのに、親には中間試験で「450点とったら行かせてやる」って言われてたんだけど・・」

叔父「頑張って、とったらいいじゃないか・・」

僕「人生で最高が328点なんだから、無理だって。僕、叔父ちゃんと血が繋がってるんだよ?」

叔父「なんだか、ムカつく・・」

中々、首を縦に振らない叔父ちゃん。その気持ちは分かります。だって、ウソの片棒を担ぐわけだから。それでも引き下がらない僕。必死の僕。

僕「頼むよ、叔父ちゃん」

叔父「ダメだ、ウソはお婆ちゃんが一番嫌いなの知ってるだろ?」

僕「来年のお年玉いらないから、お願い」

叔父「・・・・」

僕「一生のお願いだよ、頼むよ」

叔父「一生の?」

僕「そうだよ、一生のお願いだからさー」

そんな必死の願いに心動かされたのか、叔父ちゃんが・・・

叔父「そこまで言うなら、お年玉2年分カットで手を打ってやる」

僕「ホント?ありがとう叔父ちゃん、本当にありがとう!!」

叔父「まだだ・・一生に一度のお願いっならば、土下座するのが普通だぞ」

僕「えっ、土下座しなきゃダメなの??」

叔父「一生に一度のお願いと、土下座はセットだ。嫌ならいいよ、別に・・」

信じられません、お年玉2年分もカットしたのに、そんでもって中2の甥っ子に、このクソ親父は土下座を強要してくるのです。福島のお爺ちゃん、仙台には魔王が、自分が有利な立場を利用して弱所を徹底的にイジメる極悪パワハラ親父がいます。それはそれは恐ろしい魔王が・・・。


8/15は、僕にとって一生忘れられない日となりました。そして、海の日に、お婆ちゃんの家であった出来事も、僕にとっては忘れることはないでしょう。中2の甥っ子の弱みを握り、土下座を強要されたあの日を、僕は一生忘れません。最後に、MNBは最高でした。