2020年2月27日木曜日

中断になりましたな

えー、引き分けに終わった開幕戦の事を書き込もうとしたら、世の中ではコロナ、コロナ。そんでもって、試合も延期となれば、いよいよ「どうなっちまうんだよ・・・・」の感は禁じられませんな。全試合が延期なので不公平などありませんが、それはあくまで表面的な物。現実では大小の違いはあれ、「良いコンディションの中、良いトレーニングができ、開幕を迎えたチーム」と「怪我人が多発し、トレーニング時間が足らず、開幕を迎えたチーム」とでは、絶対に影響度合いは違うはずです。じゃあ仙台はどうなのか?ということなんだけど、何となく、分かるでしょ?

一方、延期した日程が後日行われるとするなら、そのしわ寄せは必ずやってきます。この場合、もろ「チームの総合力」が問われ、予算額、選手層、個々の選手のスキル、とうとう・・・そうなると今度は、仙台のようなチームは圧倒的に不利。もしも、いかりや長介がベガサポで生きていれば、必ずこう言ったはずです。「ダメだ、こりゃ・・・」とね。

有利不利はコインの表裏、そんな時に大切なことは誰にも公平・平等である「時間」の使い方でしょうな。ここから選手の補強を考えるのも一計、良い例は柳。だって仙台に来て3日でスタメン、そんでもって「ある程度の結果」をだしたのですから。現在の仙台は、どう考えても熟成度合いが甘く、スキル不足を補う連携はイマイチ、どころかイマサン。個々のスキルが劣勢なのに、成熟度合までイマサンのチームが、再びスタートするであろうリーグ戦で快進撃できる可能性は激低のはず。だとしたら、「この中断は神が与えたもうたチャンス」と捉え、研鑽するしかありません。まあね、仙台の熟成は上がるだろうけど、それは他のチームも同じなんで「結果的に、行って、来てのチャラ・・」かもしれませんがね。

正直、この中断は個人的にはポジティブ。緊急補強せざるを得なかったチーム状況だったので、怪我人が戻ってこれる5月くらいまでが「底」だろうから、それまでの2か月間を、どう凌ぐんだろう?と思っていたんだけど、凌ぐ期間が短縮されたの何より。まあね、それ以上になる可能性もあるから何とも言えないんだけど、今年の目標も残留になるだろうから、メンバーが揃う期間が長ければ長いほどプラスと考えることに整合性はありますな。

最後にチョットだけ名古屋戦のこと。えー、負けなくて何よりでした。

2020年2月21日金曜日

開幕戦ですな

えー、年末までならワクワクできた開幕戦ですが、現状で言えばハラハラせざるを得ない状況の昨今、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか?長沢やゲデスの怪我がジャブだとしたら、クエンカの怪我はギャラクティカファントム!!!!!!!(銀河だって吹っ飛んじゃうよ)クラスでしょうか。期待していた助っ人か前半戦はおろか、後半戦だって出てこれるかどうか分からない状況を楽しめるほど楽天家ではありませんが、どの道試合はやってくるので心の準備だけは必要です。

毎年のような「降格候補」の順位予想には免疫がついてきたので、我々に必要なワクチンは「ポジティブ・シンキング」になれる情報でしょう。そんでもって飛び込んできたのが・・・
「FC東京から柳貴博選手の期限付き移籍での加入が決定しましたのでお知らせいたします」のリリース。そしてさらに驚いたのが「加入して2日めなのに、スタメンチームでプレー」的な情報。えーと、そんなに楽勝なんでしょうか、仙台でスタメンになるって?

浦和戦とはメンバーの入れ替わりはあるだろうし、対戦相手も違うので同じ感じの試合にはならないとは思うんだけど、期待3割、不安7割といった感じでしょうか。名古屋の調子がどうなのか?なんてーのは全く興味なし。相手チームが「あーだの、こーだの」と考える余裕なんかないので、ただ純粋に「今年のチームは、やれるのか?それともやられるのか?」の一点。開幕スタートで目指すは「1勝2敗2分」。この数字をどう考えるか?は人それそれなんだろうけど、ベガルタン的に、この数字は「メッチャ、マジ願望」であります。あれ、ひょっとすると、この数字でも高めですか?

フロントも危機感を抱いているであろうことは、開幕戦から「松崎しげる」というカードを出してきたことで何気に分かります。さらに、それとコラボさせて「お守り」まで用意したというところに、チームの必死さがひしひし。こんな時は「こんな、お守りで勝てるんなら苦労しねーよ!!」と蔑むのではなく、とりあえず買ってみる、そして身に着けてみる、これに限りますな。だって我々ベガサポは「藁にもすがる」民族なのですから。

明日はグランパス戦、ビート・名古屋!!

2020年2月18日火曜日

カップ戦の日程と浦和戦

まずは、カップ戦の日程を・・・

試合日Kickoff対戦相手会場
GS012月16日(日)14:00浦和レッズ埼玉
GS022月26日(水)19:00セレッソ大阪ユアスタ
GS033月4日(水)19:00松本山雅FCサンアル
GS044月8日(水)19:00セレッソ大阪ヤンマー
GS054月22日(水)19:00松本山雅FCユアスタ
GS065月6日(水・休)14:00浦和レッズユアスタ

えー、カップ戦予選リーグの日程が発表になった時、正直「松本じゃなくて東京が相手になったら、今年のカップ戦は捨ててもいいようなぁ~、いやいや、やっぱ良くないような・・・でも、ちょっと厳しいよな・・・」というのが第一感。

カップ戦、リーグ戦、そして天皇杯、それら全てにベストを尽くすのが本筋であることは自明の理。しかし、監督も代わり、選手も大幅に代わりそうな予感がする今日この頃において、「監督も100点満点のストーブリーグって言ってんだから、3冠行ったれやぁーーー!!!!」を求めるのは酷というもの。たとしたら、序盤で連敗した時には「戦略的あきらめ」も寛容でしょうな。カップ戦で選手のスキルや連携を磨き、当面の目標である「リーグ戦一桁順位」にフォーカスすること自体、何ら責められるものではありませんから。

そんでもって、初戦の浦和戦。勝ち負けを超越して、「どんな感じの試合になんの?」を冷静に見てみたい気がビンビン物語でした。ひょっとしたら、鬼門の埼玉でフルボッコ・・・かもしれませんが、だとしても、リーグ開幕前の敗戦なんで、メンタル的には「帰りの高速道路の運転も、安全運転できそうな雰囲気・・・」の予感もありあり・・・、の予定だったんです。えぇ、結果的には荒れましたけどね。車で行って負けた時って、シンドイんだよね。一回だけ湘南に車で行ったんだけど、負けるわ、信じられないくらいの渋滞に巻き込まれるわ、で大変でしたな、もう、車で湘南へ行くことはありません。

リーグ開幕の一週間前の試合という事は、現有の戦えるメンバーで、今年はどんな感じで行くのか?が、おぼろげながら見えてくると思っていました。素人目線の自分としては、全く見えませんでしたが。ただし、プロ的な目線では・・・監督のコメントを引用すればハッキリ・クッキリだそうです。

結果としては少し点差が開いての敗戦となりました。ただし、トータルして見ると、我々が目指しているもの、取り組んでいるものに関して姿勢は出せたと思うので、そこは満足しています。ただ少しの質の差、いろいろなところで差が開きましたけれども、チームのプレーにはある程度、満足ではありませんけれども、姿勢は出せたと思います。
 
 ただし、最後まで選手たちは、次につながるプレーを見せたと思うので、リーグ戦に向けてまた整えていきたいと思います。ボールをしっかり意図したところに運んで、相手の守れないエリアにしっかり入っていくこと、そこまではたくさん出せたと思います。最後のクオリティのところがなかなか出せなくて、点につながらないシーンはありましたけれども、だいぶ切り込んでいけたかなと思います。あとは守備の、高い位置からボールを奪いにいく姿勢も出せたのではないかと思います


なるほど、画一的な画面からは「なんだよ、寒い試合じゃねーか・・・」と思ってしまうのですが、プロともなると表面的なシーンよりも、内面的な「姿勢」が大事なんですな・・・って事なんでしょうが、もうチョットでいいから表面的に楽しみたかったです。田中の2得点は唯一の希望ではありますが、どう見ても「まだ、全然仕上がってねーな・・・」感はアリアリ。怪我人が多発、準備期間も短く、チームとして機能するには時間が欲しい事くらいは分かっているつもりですが、プロの監督として、そしてプロのチームとして「始まる前からエクスキューズ」はナンセンス。日程は平等なので、例え怪我人が多かろうとも「戦う姿勢」以外も見たかったものです。

そういえば、昨年のスタートは苦しかったような気もしますが、今年も何気にデジャヴの予感。違う事と言えば、チームが若返ったことでしょうか。若さは「両刃の剣」です。勢いに乗れば、相乗効果でノリノリになることもあるでしょうが、一旦「ローリングストーン状態」にでも陥れば、後は地獄まで真っ逆さま・・・・の展開なんてよくある事。だとしたら、今年は例年以上にスタートは大事。別にね、開幕ダッシュしなくてもいいから、開幕ランニングぐらいはして欲しいところ。5連勝なんて言いませんから、せめて「1勝2分2敗」ぐらいで行って欲しいもの。だって、勝ち点40が目標なので、一試合あたり「1.2勝ち点」をゲットできれば御の字ですから。

惨敗したので、中々ポジティブとはなれませんが、惨敗したのがカップ戦だったのは不幸中の幸い。つまり、ラッキーです。ツキがあります。望みは持てます。バスケットボールの神様ジョーダン氏の言葉を借りれば「どんな不可能なことでも、望まなければ始まらない」であります。ホーム開幕戦、最良の結果を望むしかありませんな。