2014年10月31日金曜日

日曜日はガンバ戦ですな

いやぁ~~、柏戦の敗戦で受けたショックというか衝撃を癒す為、4~5日間は“ネット環境”から逃避し、「ベガルタ関連の情報」を一切遮断し、したくも無い仕事に精を出しておりました。最近は、ご無沙汰していた後輩や友人たちとも積極的に“飲み会⇒風俗”へも積極的に行動を共にし、家に帰っては爆睡&出社の繰り返し。普通なら、試合直後に必ずチェックする柏戦の録画も、昨日になってようやく見る事が出来ました。これを今見ても、重ね重ね想うよ・・・「ここで、このタイミングで、やられるのか・・・」と。

さて、ここに来て確実になった事と言えば「甲府・仙台・大宮・清水・セレッソ、この5チームの中から2チームが降格する」ということであります。確率的に言えば2/5、激熱と言うか、何とかなりそうと言うか、個人的に心配などしておりませんが、とにかく世間的には“アッチッチ”らしいですな。そんな状況で迎えるガンバ戦なので、考え方と言うか戦い方の選択肢は、そう多くはありません。大雑把にいえば・・・
1.名古屋戦のように守れシュナイダ―作戦。
2.他会場よりも開始時間が早いので勝ってライバルチームにプレッシャーを与える作戦。
ぐらいですかな。

ここに来て、再認識を徹底している“堅守速攻”ですが、素人目に見て「そんな悪いとも思わないけど、だからとって鉄壁というほどじゃないよな・・」という印象であります。どう考えても堅守を徹底すれば、攻撃に移った時の圧力は減退するので、この戦術で勝ちつづける為には「超効率的なオフェンス力」か「1人でもグリグリ行っちゃう屈強なFW」がマストアイテムでしょう。ウイルソン無き今、赤嶺や武藤や柳に“グリグリ行っちゃってゴールしてください!!”を期待するのは酷というもの、だとしたら「リャン・野沢らの中盤にスキルと効率性」を求めるのは極めて自然であります。個人的に「ここからの4試合は、リャンと野沢がキー」だと思ってますから。

何度も言いますが、残り4試合のポイントは「タクティクス(戦術)よりもメンタル(気持ち)」です。どう考えても、ここから数週間でスキルが急激に上昇する事は考えにくく、だとしたら、試合に勝つ為の最後のワンピースを「メンタル」に期待するのは極めて自然でしょう。個人的には、残り試合はスキルが優れている選手(テクニシャン)よりも、ガッツや気持ちが常に見れる選手の方が良いのでは?と思っています。ガンバ戦がどのような試合になるのか分かりません。しかし、監督が「最低でも勝ち点1は死守」という考え方で戦うのと、「ここで勝って、残留争いを有利に運びたい」という考え方で戦うのとでは、戦術・戦略、そして選手のモチベーションが大きく違ってくることだけは確実です。監督は、どっちを選ぶんでしょうか?何気にそれが楽しみなベガルタンです。

日曜日はガンバ戦、ビートガンバ!!

2014年10月24日金曜日

名古屋戦


ふぅーー、90分間、辛かったですな。この精神的、肉体的な状況を言葉で表現するのは困難を極めますが、しいて言うなら「4~5日ほど苦しんでいた便秘に対し、覚悟を決めてトイレで踏ん張る事を決め、悲壮な決意と“きっと物凄く硬いBIGが出るんだろうな”という諦めの中で、長時間便座に座っている・・・」そんな状況でしょうかな。実際、うちのカミさんなんて、試合で肩というか全身が硬直し過ぎて気分が悪くなり「もう駄目、マッサージに行って来る・・・」と言って、速攻で車を泉中央方面へ走らせましたから。

ぶっちゃけ、角田が交代で入る前辺りから選手たちも、そしてサポーターも「もういいよ、もういい・・気持ちを切り替え、今日は皆でディフェンスナイトだーー!!アーユーレディー?“イェーー!!”」って言う感じでしたな。正直、主力に怪我人が多発している名古屋に、ここまで圧倒されるとは思いませんでしたが、こんな風にボコボコされ、ずぅーーと堪えて・堪えて・健気に踏ん張っている自分自身に気づくと、社内でドMとして有名な後輩水谷の口癖「もっと、もっとグリグリ来てください!!」というフレーズを思い出さずにはいられませんでした。

もうね、あそこまでグリグリこられ、圧倒され、それでも何とか踏ん張り続けると、試合をやってる選手も、それを応援しているサポーターも一種の“ランナーズハイ”状態になるんですな。川又が外せば“オゥ~~”と悦楽が走り、矢野が外せば“フゥ~~”と脳みそが脳内麻薬で満たされ、ゴール前のセットプレーで菅井が身体を張って守りきれば“オウッ~~”と快楽に満たされる・・・。この試合、ドMにとっては、たまらん試合だった事でしょう。ベガルタンは、どっちかと言うとSなので、全くと言っていいほど苦しいだけの試合でした。

名古屋の猛攻に対し、4バックでは対処しきれずサイドも下がらざるを得ず、5バック、時には6バックの状態も・・・。こうなると、どうやって攻めるか?という足掛かりを考えるよりも「どうやって0-0で試合を終わらせるか?」という考えに軸足を移さざるを得ませんな。公式のスタッツでは、仙台は後半、シュートを2本打っていたらしいんだけど、今振り返っても「そんなシーンあったかなぁ~~」という状態です。でもね、社会人として言わせていただければ「こう言う時はね、スパッと忘れる。反省は必要だけど、ウダウダと考え込まず、気持ちを切り替える。よく言うでしょ“浮上したかったら底まで沈め”って。名古屋戦は最低の試合でした。しかし、その最低の内容でも“勝ち点1”を持ち帰ると言う最高の結果を得る事が出来た。今の状況で言えば、そこにフォーカスすべきではないのか?」と言う感じですかな。

そんな事を考えている暇もなく、日曜日は柏戦です。なにやら、それなりに調子も良いようなので、こちらとしても覚悟を持って迎え撃つ必要があります。ウイルソンは無理っぽいので代わりは誰になるのか?連戦になる状況で他の選手の入れ替わりはあるのか?それとも「これが終わったら20日間ぐらい間隔が開くので、ボロ雑巾のように使い切るか?」は分かりませんが、残留を確定させる為にも“絶対に負けられない試合”である事に変わりはありません。この際、アウエーはどうなってもいいから、ホームだけは勝ってくれ!!は極端な考え方なんだろうけど、苦しい状況だからこそ“ホームコートアドバンテージ”は生かさねばなりません。
日曜日は柏戦、ビート柏!!

2014年10月22日水曜日

今日は名古屋戦ですな

浦和戦の余韻に気持ち良く浸っていたら、今日はもう名古屋戦ですか・・、正直、この気持ちいい余韻に「あと2~3日」は浸っていたかったですな。ぶっちゃけ、名古屋のチーム状態なんて知りませんが、なんでも主力である外人助っ人は根こそぎアウトとか。そういった意味では“仙台に追い風が吹いている・・”と感じる事に若干の整合性はあるでしょう。なんとなく、レアンドロはダメで、ダニルソンは出場停止で、そんでもってケネディーは帰国しちゃったよ・・・という情報が得られただけで「神風」を感じないなんて嘘でしょうな。

敵チームがそんな状況にあるというのに、ここに来て仙台の状態は2ランクアップ以上は確実。その中身はと言えば「故障者も減りつつ、主力として戻って来て、尚且つ、本来戻るべき土台(チーム戦術・戦略に)が強固になった」のが一つ。そして「ウイルソンや赤嶺が完全に復調した」が二つ目であります。やっぱデカイよ、FWが調子いいとさー。もちろん、極端にゴール数が増えている訳じゃあないんだけど、シュートまでに行く過程は間違いなく増えてきている・・という事は言えます。これに関しては上記の「ウイル・赤嶺の復調」が主たる要因かも知れませんが、ひょっとすると別の要因も考えられますな。

ウイルや赤嶺の復調が顕著になって来た(我々素人目から見ても、いい感じになって来たと実感できるようになった)のは、リャンがボランチに入り野沢がスタメンで起用され馴染んできた頃と一致します。鳥栖や鹿島戦ではフィット感はイマイチでしたが、川崎戦辺りから“あれあれ、何気にいい感じの様な・・”という状況になって来て、東京戦や浦和戦辺りからは「ふむふむ、今シーズンの残りは、この戦い方で行くんだな・・・」と分かるようになりました。この戦い方は、4位となった3年前の戦い方と類似していますが、“ここ一番”と言う時の攻撃の厚みは今年の方が厚くなった様な気がしませんか?えっ!?しないの?するでしょ?ベガルタンはバリバリしてます。

基本的に3年前の2トップは柳沢と赤嶺でした。時折柳を外して太田を絡ませて、1トップにするか、縦関係の2トップにするかの違いはありましたが、中盤のSHとWボランチの戦術自体は現在でも大差はありません。となると、どこが変わったかと言えば、中盤のメンバー構成となります。ここで3年前のメンバーと現状のメンバーを抜粋します。
3年前の最終戦
赤嶺・太田・リャン・関口・富田・松下
今現在
ウイル・赤嶺・太田・野沢・リャン・富田
パッと見、殆ど同じような感じなんだけど、一番の違いはウイルソンの加入とリャンがボランチに入った事でしょうな。仙台の場合、攻撃的なSHと言えども守りになったら“全力で守備に着かねばならない”というのが不文律であります。その意味で、リャンや関口は、その見本でした。しかしながら、そのように守りを頑張れば頑張るほど、攻撃へ圧力は減退してしまいます。どうしたらよいのでしょうか?その答えが、現状のメンバーだとベガルタンは考えています。

リャンをボランチに下げ、野沢を加えることによって攻撃に厚みを加える。そこに伝統である両サイドバックもチーム全体でリスクをヘッジしながら攻撃参加する。当然比重は「ベガルタの隠れFW」でもある菅井が高くなるものの、富田がリスクをオーガナイズすることによって石川も参加。その回数を増やす事によって、トータルではポゼッション率が落ちるけど“迫力ある攻撃”が3年前よりも可能になったのではないか・・とベガルタンは思っています。どう考えても「リャンをボランチに下げて野沢と併用する」事が“超守備的に戦う”と「=」ではないから、渡邊監督の思考も、90分間守らなきゃ、駄目よダメダメぇ~~ではない!!と思いませんか?

鎌田と大海を中心とした守備陣は鉄壁じゃあない・・・この事はサッカー素人のベガルタンだって分かっているつもりです。そこに広大を入れても、怪我から復帰した角田を加えても五十歩百歩。現実として、ベガルタは直近10試合で“13点失点”もしています。なので、ある程度(具体的には1失点)の失点は覚悟の上で、それじゃあ勝つためには“それ以上の得点(具体的には2点)”が必要になる・・・。そう考えて渡邊監督が出した答えこそ、リャンと野沢の併用なんでしょうな。

外人助っ人がオールダメダメでも、名古屋の選手層は侮れません。しかもアウエー、厳しい戦いになるはずです。名古屋の選手たちはインタビューで「目の前の試合を勝ちきって、次のステップへ行く為にも残留を確定させたい・・・」と語っていました。だとしたら、仙台に出来る事は“名古屋の選手たちにも「ようこそ残留争いへ!!」”の仲間加えるべく、試合に勝利する事でしょう。この試合、意外と残留にとって「両チームの天王山」かもしれません。だとしたら、絶対に負けられませんな。

今日は名古屋戦、ビート名古屋!!

2014年10月21日火曜日

浦和戦

いやぁ~~、勝てて良かったですな。前半の早いうちにウイルソンの先制弾、そして、たたみ掛けるように野沢の追加点。この瞬間、前列の初老サポは後ろを振り向いてベガルタンに「こりゃあ、あのグダグダ応援が出ちゃうんじゃないの?」と、満面の笑みで話しかけて来た。ベガルタンも笑顔で「そうなるといいですね・・・」とは答えたものの、内心では「このまま、浦和をボコボコに出来るとは思えないんだよなぁ~~、出来るんだったら、この順位に居ないし・・・」とネガティブシンキング。なので、まだ前半の25分だというのに、ベガルタンの頭の中では、あの応援チャントがリフレインしておりました。
世間的な実力は脇に置けば、仙台のGKは個性豊かな選手が多いような気がします

案の定というか、ほら見ろ・・というか、必然と言うか、当然と言いますか、「お前ら、穴熊ディフェンスでいいぞ!!」と思っていたベガルタンの眼下に、連チャンで失点するシーンが飛びこんできます。まあね、最初の失点に関しては「あのくらいセットプレーを続けてやられちゃあ、そのうちに1点くらいは・・・」と思えなくもないし、2失点目に関しては「あんなゴール前で、李と興梠にファンタスチックなプレーをされたんじゃあ・・」と思えなくもありません。

特に2失点目は、敵ながら絶品でしたな。改めて感じましたが、興梠は良い選手です。こんな事を言えば「そな敵に塩を送る事を言いやがって!!」みたいに感じられる方も居るでしょうが、仙台にもナイスシュートがあるように、敵チームにもナイスシュートはあるはずです。敵のナイスなプレーに拍手をする事などありませんが、認める度量はあってもいい・・・ベガルタンはそう思っています。

赤嶺のゴールには「気持ち」が見れましたな。もちろん、事前のスカウティングなどで「相手はゴール前でも繋いでくるから・・・」みたいなチーム戦略はあったうえでの「あのプレー」だとは思うけど、そのような戦略があったとしても「90分間走り、前線からプレッシングし続ける」という事を実践するのは如何に困難か・・・を我々サポは知っているはずです。

あのマイケルジョーダンでさえ、中々カンファレンスファイナルで勝てなかった宿敵、デトロイトピストンズにようやく勝った時、アナウンサーがNVP級のプレーをしたマイケルのプレーを称賛しようとすると、彼はそれを遮って「今日勝てたのはスキルやテクニックではなく、チーム全員で相手の選手よりも「勝ちたいマインド(気持ち)」が勝っていたからだ・・・」と答え、仲間の元へ去って行きました。華麗なプレーもいいでしょう、スーパーなゴールもいいでしょう、しかし、人が人を感動させるには、その根本に「気持ち」が無ければならない事を、ベガルタンは赤嶺のゴールで再認識できました。
村上のゴールは「おまけ」みたいなものかもしれませんが、その「オマケ」が特上な時などは、少年雑誌を買う時にガッツポーズが出るものです。このゴールは、ガッツポーズ級の特上オマケでした。最後に、あの初老の熟年夫婦は、盛岡のライブには行けたんだろうか・・・。

2014年10月17日金曜日

総統閣下、熟年レッズサポにキレる!!

仙台市青葉区、森深き一本道をくぐり抜けると、第五帝国を復活させて世界制覇をもくろむカルト集団の本部がある。本部の扉を開けると、教会のような礼拝堂があり、そこにはヒットラーの銅像が鎮座されていた。優秀な頭脳集団を形成した第五帝国は、日本が誇る最先端医療技術iPS細胞を駆使し、ヒットラーのクローンを再生させることに成功。まずは、若者の信者を増やすべく、ベガルタ仙台のサポーターのふりをして、誰にも気どられる事無く、ベガサポを入隊させようと画策していた。


その情報が入ったのは10/17、午後0時42分のことであった。公務員の知人が昼飯に牛タンを食していたら、ちょうど隣に着座した熟年夫婦がレッズサポだったらしく、何気に会話を聞いていたら、その内容が衝撃的だったので「是非、ベガルタン総統閣下に知らせて欲しい・・・」とのこと。実際、その中身を確認すると、熟年レッズサポ夫婦は恐ろしい計画を立てていたのだった・・・。


この熟年夫婦がパワフルであることも、アクティブであることも認めよう。しかしながら、その行動を冷静に鑑みれば「無茶でしょ、いくらなんでも・・・」と言わざるを得ない。試合開始が14時で、ライブの開演時間が17時。しかも、場所は仙台市民会館ではなく、盛岡の会館なのだ。いくらなんでも高速を安全運転しそうにないので、ここは彼らの人命を守る為、何が何でも試合を大接戦に持ちこんで「うわ~~、ユアスタを抜けらんねーよ」という状況にするしかありませんな。


確かに、オーバー40になったら、高橋真梨子の歌声が染みるようになりました。歳ですかな。

とにかく、残留の為にも勝たねばなりません。そして安全の為にも、この熟年夫婦を盛岡へ行かせてもなりません。
明日は浦和戦、ビートレッズ!!

2014年10月6日月曜日

東京戦

えー昨日の試合、皆さんにとっては「ふー、ようやく勝ったよ、だけど、清水も大宮も勝ったから、全然、気が抜けねーよ・・・」と言う感じなのでしょうが、ベガルタン的には前節の川崎戦の戦いを見て「勝手に残留決定!!」を出していますので、昨日のような試合展開となって勝つのは想定内です。これまたベガルタン的な勝手な主観ですが、今のチームと言うか戦い方は、昨年までの「それ」ではなく、タイトル争いした時の「それ」でもなく、どちらかといえば「全員守備のカウンターサッカーを磨きに磨いて4位となった」時の「それ」のような気がします。

もうね、守る時は徹底的に守る。全員がドン引きしてでも守る。ボールを奪ったら、リスク管理をケアしながら素早く、そして手数を あまりか掛けずに攻める。結果的に余程の状況じゃなければ全員で攻めかかる事は少ないが、その代わりに最少失点に相手を抑え込む事を前提に試合を進め、決して多くは無いチャンスを生かす・・・そしたら全員で守る。露骨にゲームコントロールをし、「時間稼ぎかよ・・・」と揶揄されようとも守る。何と言われようが守る・・・。

昨年の終盤、手倉森体制の最終盤となって「ポゼッションサッカー」へのトライに対する評価は、五段階評価で「3」でした。そうですなぁ~~、「3」の意味はと言えば・・・

挑戦自体は悪いことではない。レベルアップする為にも、カウンターサッカーに特化するのではなく、ボールを持って連動して崩し切る事を目指すのは、蟹が脱皮して成長してゆくのと同じで「いつかは通らねばならぬ道」なのでしょう。しかし、トライしたけど上手くいかなかった・・・。そして監督も代わり、新たなチーム戦略と戦術で、ワンランクアップしたベガルタ仙台にしようとしたんだけど、これも上手くいかなかった・・・。監督が渡邊になって、手倉森監督時代の上手くいったサッカーに、自分なりのソースを加えようと試行錯誤を繰り返すも、これまた上手くいかなかった・・・。つまり、トライ自体はナイスなんだけど、結果がナイスじゃ無かった」ということですな。

川崎戦を見てベガルタンは「この守備的戦術にチーム全体で特化するのなら、東京戦でも失点に対する不安は滅茶苦茶軽減される」と言う事は分かっていました。もちろん、ピンチはあるのでしょうが、大切なのは「その数」を徹底的に減らす事によって「0-0」の時間を長くしつつ、カウンターとセットプレーによって勝機を見い出すことですから。しかし、何気に良い戦術ではあるんだけど、この戦術に特化しちゃうと「攻撃へと移った時に、相手守備陣に対する圧力が最小化してしまう・・・」というジレンマに陥ってしまうのです。

昨日の試合でも、攻撃時の殆どの局面は「ウイル・赤嶺・太田・野沢」の4名で、ここに時折、リャンが加わる・・・と言う感じでした。守備陣の日本代表が揃っている東京に対して、この枚数では如何にも少な目・・・。結果的にゴールシーンは、前線の4名に石川とリャンと菅井が絡む形でウイルソン⇒赤嶺といった感じでしたな。

仙台だって、攻撃に枚数を掛けられるのであれば、ある程度のゴール数は期待できます。しかし、それをやり続ければ失点のリスクも高い・・・。要はバランスが大切なので、そうなった時に、仙台が立ち戻るべき「土台(ベース)」こそ、川崎や東京戦で見られた戦い方なのかもしれません。なので、ここで関係各位にご連絡があります。

「今年はもう、仙台が爆勝ちしている展開にしかやらない「あのグダグダ感満載な応援チャント」は見られ無い事をご了承ください。全てに優先すべきは残留であり、今の仙台は2点目を獲った時点で、バリヤーを張りつつ、穴熊ディフェンスモードに突入します。なので、あのグダグタを楽しみにしている方々には大変申し訳ありませんが、今年、あれは封印させていただきます。関係各位の皆様へ」

それにしても、いつの間にかに、東京は若くて才能がある選手が揃いましたな。フル代表だけではなく、各年代の代表へバランスよく選手を供給。まったくもって、羨ましい限りです。これを単なる「人口比率の差」と捉えるのか?それともチーム戦略とユースに対するアプローチの差では?と捉えるのかによって、仙台の未来が変わってくることだけは確実です。可能であれば、明るく楽しい未来になって欲しいものです。ともあれ、何気に残留争いが激アツになってまいりました。全然心配してなどおりませんが、浦和に勝ったら、流石に確定ランプ点灯!!だと思っているベガルタンです。

2014年10月2日木曜日

ベガルタン、飲み会でボコボコにされる!!

えー、今週は第3四半期が始まると言う事で、ずっと東京のベガルタンです。まあね、たいしたことはやってないんだけど、とりあえず支店長のカバン持ち的な役割を全うしています。当然、本社の先輩や後輩からは「飲みに行きましょう」と誘われるんだけど、もうね、40オーバーとなってからは、20代の頃のように「毎晩、飲めや、歌えやの大騒ぎ(^O^)/(^O^)/(^O^)/」などは身体が受け付けず、それでも30代までは何とかあった「せっかく東京まで来てるんだから巨乳系の風俗通いはどうですか?」も下半身が受け付けず、せっかくのお誘いなんだけど「ごめん、今日は支店長と先約があって・・」と逃げ回っていました。しかし、そんな私を見透かしたように、本社の連中は強烈なトラップをベガルタンに仕掛けてきたのです。

ようやく出張も終わろうとしていた頃、いつものように後輩たちから飲みのお誘い。

後輩A「ベガルタンさん、今日、仲間たちと飲むんですけど、どうですか?」
自分「ありがとう、でも、疲れてるからホテルに帰って寝るわ」
後輩B「今日は各チームのJリーグサポが集まって、どこが優勝するか?見たいな話で盛り上がろうと思うんですよ」

自分「だったら、尚更いいよ、仙台は関係ないから、空しくなっちゃうだろ?」
後輩C「サブタイトルもありまして“降格は何処か?”なんですよ」
自分「なんだよそれ、そんなの俺がボコボコになっちゃうじゃねーか?」
後輩A「へー逃げるんですか?」
自分「はぁ?何言ってんだよ?」

後輩B「徳島サポは居ませんけど、大宮サポの桐谷課長、清水サポの戸田君、セレッソサポの工藤大阪副支店長、そしてライトな甲府サポで本社のマドンナ相沢さんまで来るんですよ?このようなメンツが揃うのに、ベガサポのリーダーは不参戦なんですか?」

自分「えっ!?工藤副支店長も来んの?あの人、飲めないんじゃあ・・・・」
後輩C「別に、降格するチームサポを、あざ笑う為の飲み会じゃないんです。実は、湘南サポの墨田君が来月に結婚するんですよ。そこで、昇格と結婚を、まとめて同じく、サッカーを愛する者たちで祝っちゃおう!!という訳なんです」
自分「えっ、そうなんだ・・・そういう訳なら、不参加は出来ないよな」
後輩A「でしょ?えーと工藤大阪副支店長は5千円包むので、ベガルタンさんも宜しくお願いします」

自分「なんだよ、金目当てかよ・・・」
後輩A「違いますって、でも、湘南も墨田君も、めでたいじゃないですか?」
自分「まっ、確かにそうだよな・・・」
後輩B「来年は、湘南と戦えないかもしれませんからね?」
自分「ひょっとして、喧嘩うってるのか?」

まっ、そんな訳で飲んだんだけど、各チームサポの感覚をまとめると下記のような感じです。
大宮サポ「落ちる訳は無い・・」と超強気
清水サポ「結構キツイ、来年はJ2で磐田とダービーかも」と弱気
甲府サポ「最後の最後まで油断できず」と、けな気
セレサポ「まだまだ五分五分、ただ、蛍が・・・」と強気・弱気、半々
ベガサポ「全く問題なし、来年はACL出場権とるから」と超強気

そしたら一斉に「お前、降格して天皇杯でも勝つつもりか?」と集中砲火を浴びたベガルタンでした。でも、こういう仲間っていいですな。

日曜日は東京戦、勝てとは言いません、ただ一言「負けんなよ!!絶対負けんなよ!!」