2018年10月2日火曜日

横浜戦に想う


えー、驚きましたな。いやね、試合結果じゃなくて、試合後の鍋監督のコメント・・・

「前回(明治安田J116節)にホームで8点を取られて、今日もまた5点じゃないか、と思うような人もいると思いますが、中身としては全然違ったものだったと思います。もちろん、結果が全ての世界なので、言い訳になってしまうのですけれども、決してこの間のゲームとは、違ったものを見せることができたと思います。選手も勇敢に戦ってくれたと思います」


いやぁ~、素人目線では「なんだか前回と同じ匂いが・・・」と思う部分もあったんだけど、プロの目から見れば「中身としては全然違ったものだった」ということなんですな。シュート数だけ見たら「8本対20本」でトリプルスコアー。この差で「接戦」とは言い難いのも事実。結果としてはそうなんだけど、監督のコメントから察すれは「結果に至るプロセスでは全然違うし、戦っていた・・・」とのこと。ん~そうなんでしょうな。
 

ベガルタン的には「前回同様、プレッシングされると厳しいだろうから、その厳しさが20%アップする前半、どのくらい我慢できるか・・・」が最大の焦点でした。その意味で先制されたのは痛恨。オウン様で「何とか頑張れるのか」と思ったのも束の間、再度突き放された辺りからは終始苦しい展開だったような気がします。監督だってサポだって皆思っていたと思うけど「そこで一枚剥がせれば・・・」が出来なかった・・・これに集約されますな。


1-2の状況では「次にどっちがゴールするか・・」が最大のポイントのはず。それなのに追加点を喰らっちゃえば、残りの戦略は「攻めダルマモード」のみ。そうなっちゃうと、益々生き生きしてくるんですな、今年の横浜は。こっちも攻めなきゃしょうがないんで重心は前・前と。そうなると、チョットしたミスで「即、大ピンチ」に。これはダンを含めて、チーム全体が焦っていたような気もします。何故焦るのか?それはきっと、スキルにまだまだ自信が持てないからでしょうな。


この試合を見れば、次対戦する浦和が「どのようにしてくるか?」は何気に見えてきます。きっと、IKKOさんじゃなくても「グイグイくるぅ~~」であることは明白です。個々の選手のスキルも、チーム力も、きっと浦和の方が上のはずで、苦戦は必死かと。だとすれば、我々が応援で僅かでも背中を押すしかありませんな。