2016年5月17日火曜日

現状を想う


チーム状況がイマイチでも、ニュースで流れていた熊本サポの「ロアッソの試合を応援できるだけで幸せ・・」という言葉に癒されているベガルタンです。そう言えば、5年前のベガルタンも同じでしたな。しかしながら、そんな想いも今は昔。今では、立派な鍋監督懐疑派です。

とりあえず、チームの現状を確認します。

1  川崎F  2712 8  3  1  13
2  浦和    2611 8  2  1  12
3  鹿島    2412 7  3  2  9
4  大宮    2112 6  3  3  1
5  柏      1912 5  4  3  3
6  広島    1811 5  3  3  7
7  神戸    1711 5  2  4  2
8  G大阪  1611 5  1  5  1
9  磐田    1612 4  4  4  -5
10  横浜FM  1512 4  3  5  1
11  名古屋  1411 4  2  5  -2
12  FC東京  1411 4  2  5  -3
13  甲府    1212 2  6  4  -4
14  仙台    1112 3  2  7  -8
15  新潟    1012 2  4  6  -6
16  鳥栖     911 2  3  6  -5
17  福岡     911 2  3  6  -6
18  湘南     812 2  2  8  -10

ん~~、1試合少ない状況で暫定14位。公的なチームの目標が「トップ5」である以上、現状に満足するサポは皆無です。12試合で勝ち点11。このペースでいけば、34試合で期待できる勝ち点は「≒33」。間違いなく、降格ペースです。まあ、サポーターとしては愚痴りたくもなりますな。

何が悪い?と問われても「全部」としか言いようがありません。結果としてFWの得点能力は極めて乏しく、得失点差の「-8」はワースト2位で堅守が売りだったのはロング・ロンガゴー。そうかと言って「黄金の中盤」という訳でもなく、どちらかち言えば「ブロンズの中盤」、輝いているかどうかの見解は御推察くだされ。

現状がダメダメなのは衆目の一致するところ。問題は、全体的にダメダメなので、「あそこを、こーして・・・」とか、「あの選手の代わりに、この選手を・・」といった個別療法では厳しいこと。仮に、今現在、ウイルソンがキレキレだったとしても、現在のディフェンス能力では同じように苦戦するだろうし、今以上に守備的に行ったら点がとれず苦戦するはず。鍋監督じゃなくても、考えるよ「どうたらいいんだ・・・」って。

ということは、現在は「鍋監督の力量が試される状況」なのでしょうな。ここからチームを立て直せるか?否か?で、ベガルタの将来も鍋監督の未来も大きく変わるはずです。ベガルタンとしては「信じたい・・・」と言う思いはありつつも、どちらかと言えば「だからと言って、船が沈みそうになりそうな状況にした船長を全面的に応援する気にはなれない・・・」と言った心境であります。

鍋監督も3年目。初年度は「残留」というミッションをクリアーしたことで合格点を出せましたが、2年目の「勝ち点50のトップ10」への挑戦は無残にも撃沈!!そして3年目の「トップ5」へのチャレンジも、砂漠に浮かぶ蜃気楼のように消えそうな状況では、鳩山元首相がオバマ大統領に発した「トラスト・ミー」ぐらいに信じられないのが現実です。

こんなことを言うと「メンバーが揃わない中で頑張っているじゃないか?」とか「怪我人が多かったんだからしょうがない」みたいに言われる方も多いかと思います。しかし、ビジネスの世界もサッカーの現場も、決してエクスキューズなど許されない厳しい世界であることを再認識すべきです。「元々、力なんてないから」「メンバーが揃わなかったから」「怪我人が多かったから」等々、確かにそういった一面はあるんだけど、寅さん風に言えば「それを言っちゃあ~おしまいよ」とうことなんだよね。

チームとしての公的な目標が「トップ5」である以上、どんな状況でも、そこを目指す姿勢は譲れません。そこで「じゃあ、目標を残留にすればいいじゃないか?」という意見も出てくると思うけど、そんな時は現状のチーム力で「私ならトップ10の目標をクリアーできます」という「自薦・他薦の誰か」に監督を任せればいいだけです。

しかしながら、ここから連戦連勝して公約通りに「トップ5」をクリアーする可能性はあります。だからこそ、監督や選手どうこうではなく、今現在はチームを信じて応援するしかありません。鍋監督懐疑派のベガルタンではありますが、今はただ、この考えが間違っていることに期待するだけです。

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