2013年11月29日金曜日

明日は清水戦

いよいよ明日はリーグのホーム最終戦。なんだかんだで「降格しなくて良かったよ・・・」と思うだけのシーズンになるのか?それとも、年末年始に奇跡のフィナーレで感動のエンディングとなるのか?によって、今年の個人的な「十大ニュース」の中身は大きく変わってきそうですな。相手の清水とは、先の天皇杯で苦手意識を払拭する足掛かりを作れているので、その足掛かりを確実なものとする為にも連勝と行きたいところです。しかしながら、同じように前線からプレッシングを仕掛けてくる新潟戦の惨敗具合を見ちゃうと「清水戦は、やっぱ苦しむんだろうなぁ~~」と思ってしまうのはしょうがありませんな。


そんでもって、メディアから出てくる話題は「石川は駄目」とか「角田は当分無理」とか「武藤は年内一杯苦しい」とか「菅井も出れないかも・・・」といった、オールネガティブなものばかりとくれば、試合を明日に控えても一向にモチベーションが上がらない理由にはなります。普通だったら「ホーム最終戦は絶対に勝ってもらわないと・・・」みたいな感じで、燃え上がるものがあるんだけど、不思議なほどに今年はそれがありません。頭の片隅には「試合後の社長や監督の挨拶も観なくていいかな・・・」といった不心得が、ちらほら浮かんできております。こんな不心得が浮かぶのは、サンタナ体制の時以来です。

今年に限っては、チームもサポも、何となくリーグ戦へのモチベーションが保てなくなっているみたいであります。思い起こせば、ここ1~2年、ベガルタのチームや選手、そして我々サポーターはジェットコースターのような時間を過ごしてきました。「だからしょうがない・・・」と言うつもりなど微塵もありませんが、頑張り過ぎた為に、多少、チーム全体が息切れしちゃったのかも・・と言う感じで今シーズンは見てきました。伸びすぎたバネは、一度巻き戻さないと再び跳ねあがる事は出来ません。「今年のベガルタは、再び上昇する為に必要な階段の踊り場だったんだ」と考えることでしか、今年の成績をポジティブに捉える事など不可能でしょうが、問題は「階段の踊り場は、上へ昇る事も出来れば、下へ降りる事もできる」という微妙なポジションであることです。

監督が新しくなれば、その戦術や戦略、そして起用する選手などに必ず変化が生じます。それが本当の意味でチームにプラスとなるか、それともマイナスとなるかは、それこそ「やってみなければ分かりません」であります。ただ、一般的な前例としては「監督就任初年度から、ガンガン勝ちつづけて結果を出すことは極めてレアだ」と言う事は言えます。ガンバなんて、あの戦力でも監督が代わっただけで降格しちゃっからね。

来年の事を過度に心配するのは身体によくないので、目の前の清水戦に再びフォーカスします。清水は監督の続投が決まり、それなりのモチベーションで仙台に来るようです。天皇杯の仇!!と言う訳ではないのでしょうが、「今年借りた負けは、今年中に返す」みたいな感じで、けっこう燃えているようであります。ただね、そんなことを想われるのは、はなはだ迷惑な話であって、それなら「こっちからすれば、ようやく一つだけ勝たせてもらっただけじゃないか!!」という心境になりますな。そんな清水サポには「おいおいおい、借り・貸しから言えば、こっちがメチャクチャ借りていんだから、一つくらい負けたからって、そんなに燃える事はねーだろうが?それでも清水っ子かよ!!」と言いたいベガルタンです。

メディアの報道が正しければ、石川・角田・菅井といったDFラインの主力は試合に出れません。ここに来て、そんなに怪我する事はねーだろうが!!と思いますが、目標があいまいになると、怪我もしやすくなるのでしょう。これが「この試合で勝てば優勝!!」みたいなシチュエーションであれば、角田も石川も菅井も、その試合に集中する為、些細なことでは怪我などしないはずです。しかし、今年は怪我人が多く出てしまっている・・・この状況からも、チームが目指すべき目標の大切さが分かります。目標が無くなると、人間だって「セミの抜け殻」と同じになるからね。

しかしながら、これは中々試合に出れなかった選手からすれば「ここに来て、ようやく俺の出番来たぁぁーー(^O^)/(^O^)/」という感じになっているはずです。それらの選手が活躍して、勝ってくれるといいですな。

明日は清水戦、ビート清水!!

2013年11月25日月曜日

新潟戦に想う

いやぁ~~、ようやく、ようやく長年にわたって疑問に思っていた事が氷解しました。実はね、ここ1,2年のリーグ終盤戦で、ずぅ~~と思っていた・・・というか感じていた事がありました。近年はリーグ戦の終盤でマリノスや名古屋、そして柏とか川崎とかと戦って勝っちゃうでしょ?勝てないまでも互角の戦いをして負けなかったでしょ?そんな時ベガルタンは瞬間的に「嗚呼ー、俺たちも強くなったもんだよ・・・」って思いながらも、時間が経って冷静に振り返ると「しかし・・・どう考えてもチーム全体の総合力や個人のスキルでは劣っている・・・本当に仙台は強くなったんだろうか?とね。

まっ、試合で勝てているという現実があるから、仙台自体のチーム力が上がっているのも、その結果として順位が上なのも事実なんだろうけど、本当に仙台は柏や名古屋、それに川崎やマリノスよりも、チームとしての総合力が上になったんだろうか???」と感じる事もあり、結構個人的に悩んでいました。その悩みと言うか疑問が、この日、新潟で氷解したのです。

この日の新潟戦は、今シーズンワーストじゃね?と、ベガサポの99%が感じたであろうぐらいの悪い出来。当然、試合後は容赦ないブーイング。それを茫然と見守っていたベガルタンですが、何気にそんなに悔しくありません。あれ?試合に負けたのに、新潟まで来て雨に濡れたのに、今期ワーストの試合をやらかしたのに、そんなに悔しくない・・・・。何故だろう??その時、不意にベガルタンは「ある種の答え」に気づいたのです。

チームとしても、選手としても、サポとしても、尋ねられれば「新潟戦は絶対に勝ちたいし、残り全勝してシーズンを終えたい・・・」と答えるのに理屈は要りません。もしろ、そう答えるのがワールド・スタンダードです。しかし、口ではそう語っていても、「その気持ちと心」が本当にリンクしているかは極めて不確かでしょう。つまり、タイトル、もしくはACLの出場権を目指しているチームにとって、その目標が失われた瞬間から、残りのリーグ戦は「チーム全体で燃える要素を探しながらの闘い」となり、その要素が見つからなければ、結果的にその試合は「疑似・消化試合」となってしまうことを、ベガルタンは新潟の地で学んだのです。



喜びを爆発させる新潟サポを横目に、茫然とそれを眺めるベガルタン。「仙台も強くなったもんだよ・・・」と思っていたベガルタンからすれば、この日の試合内容は、とても「その勘違い」を継続させるそれではありません。普通に考えれば新潟のプレッシングへの練習は、先週の清水戦で十二分に出来ていたはずなのに、この日の試合内容に「選手の勝ちたい気持ち」などは微塵も感じられませんでした。チームとしては、そんなに力差など無いはずなのに、圧倒的な完敗を喫する・・・。しかも、勝ちたい気持ちなど微塵も感じられず・・・。

この時、ベガルタンは気づきました。

昨年や一昨年のリーグ戦終盤、仙台は浦和や名古屋などに勝ち、鹿島や川崎やマリノスなどとも互角以上に戦えていたのは、「ベガルタが強くなった」のではなく、それらのチームが「疑似・消化試合ゾーン」に突入していたからなのです。口では「最後の一戦まで勝ちます」と言っていても、リーグ戦での目標を見失ってからの心の中は「消えそうで落ちそうな線香花火状態」だったのでしょう。

こうなると「気持ち」と「体」の状態がアンバランスになり、試合でのプレー自体に覇気が無くなる・・・。もしかしたら、仙台と戦った実力上位チームも、この日、新潟に敗れた仙台のような精神状況だったのではないか・・・。そう考えた時、ここ1,2年のリーグ戦終盤で仙台に敗れた名古屋サポやマリノスサポの後輩が試合後に「何でこんな試合になるんだよ・・・納得いかねーよなぁ~~」と呟いていた訳が、何気に分かったような気がしました。人もチームも、目標を完全に見失うと、どんなに口では「頑張ります」と言ったところで、肝心の「心を燃やすスイッチ」が入らないんじゃないか・・・。あくまでも個人的な推論ですが、この日の試合内容を説明するには、十分自分自身を納得させるだけの推論です。じゃなければ、この試合内容は、どう考えればいいのでしょうか?

我々は近年、素晴らしい成績を収めました。それは決して付録ではなく、間違いなく実力です。過去最高の順位を目指して・・・・初優勝を目指して・・・、それらの目標が見えていた時、チームや我々サポーターのモチベーションはマックスであり、ひょっとしたら、実力以上の結果ということに気づかなかっただけかもしれません。これが「実力か否か」の証明は、来シーズン以降の結果次第という事になります。可能であれば、実力であって欲しいものです。

2013年11月22日金曜日

明日は新潟戦ですな

昨日、ベガルタンは外回りを終えて帰社。すると来客用のブースで後輩たちがヒソヒソ話をしているのだった・・・。

自分「んっ!?お前たち、何を話しているんだ?仕事が終わったら、さっさと帰れよ」
元、某大学準ミス裕子「リーダー、天皇杯の会場と試合時間が確定しましたよ」
元、某高校生徒会吉岡「22日に勝ったら、国立です」
自分「いやいや、その前に、新潟戦だろ?」
元、ヤンキー大藤「リーダー、いつものように、自分が29日の新幹線チケットをエキネットの早割りで確保しておきますから」
自分「いやいや、そうじゃなくて、まずは新潟戦でしょ?って言ってんの!」
裕子「そうですね、まずは22日のチケットですよね」
吉岡「それは自分と大藤が確保しますから。リーダーのところは、奥さんの分もで、希望はSSでしたよね?」
自分「お前ら、そんな年末の事よりも、とりあえずは目前の新潟戦だろうが!!新潟営業所の水野から「一緒に焼肉ランチするんですが、早めに人数を教えてください!!って、ラインのラスカルイラストで7回もメールが着てんだぞ!!なんでも、新潟にとってはメモリアルな試合らしく、水野も新潟サポも、それはそれは気合いが入っているのに、なんで皆で無視するんだよ、可哀想じゃないか!!」

アウエーの新潟戦を土曜日に控えても、ベガサポの関心は新潟に有らず・・・まっ、そんな感じの今日この頃ですな。何度となく新潟の水野から「今、4万人動員プロジェクトをやってるんで先輩絶対来てくださいね」とか、「コレオもしますら」とか、「とにかく、10年という節目を先輩と一緒に戦いたいので、早めにランチの人数を教えてください」といったメールがきても、「んっ、また水野からか・・・・会社に帰ってからでいいな、返事は・・・」って感じでした。

どんなに熱いメールが新潟エリアから来ても、気持ちは天皇杯。たとえ新潟女子事務員との合コンをセッティングされても、気持ちは東京戦。例えノーマルタイヤをスタットレスタイヤに変えて無くても、気持ちは新幹線の早割チェック。例え「元旦の事なんてまだ早えーよ」と呆れられても、気持ち的な元旦の予定表は「明治神宮で初詣でをし⇒皇居で「天皇陛下、バンサーイ!!」をし⇒国立でオーラを合唱、そして号泣」を夢見る・・・、まっ、一言で言うとバカですな。

 

それにしても、新潟戦を前日に控えての、仙台サイドの「盛り上がりの無さ」は異常ですな。中には「天皇杯で元旦まで行ってくれるんなら、悪魔と取引してリーグ戦を残り全敗してもいい」という輩までいる始末。異常です、マジで異常です。思い起こせば一年前、我々は新潟によって「初優勝」の夢を断たれました。そして半年前、我々は聖地ユアスタで0-1で敗れ、前半に放ったシュート数が「0本」という屈辱まで受けたのです。そんな悔しさなんて微塵も無くなるほど、現状のベガサポは、ベガサポの心は「天皇杯」であります。これではいけません!!なのでまず、我々ベガサポは昨年の悔しさを思い出す為に、昨年の試合をユーチューブで見るべきなんです!!




先制されても、正直、負ける気はしませんでした。しないどころか「そうそう、最初、新潟サポを喜ばせておいて、最後、地獄(J2)へ突き落し、最後に仙台が優勝!!」俺がドラマの脚本家なら、こんなストーリーにするよな・・・」とさえ思っていました。人生って、思い通りにはいかないね。

とにかく、明日は新潟戦、ビート新潟!!

2013年11月20日水曜日

ベガルタン、消化試合シンドロームに苦しむ!!

ん~~~、清水に勝って「よおーーし、こっから全勝だ!!元旦だ!!」というスイッチが試合終了後には入ったと思っていたのですが、どうやらそれは勘違い、入って無かったかのように「のんべんだらり~~ん」の生活を送っております。なんかさー、とりあえず年末近くまで試合があるし、降格の心配も無いし、監督の交代も予想外にスムーズだし、気分的には「ひと仕事を終えて、風呂に入ってさっぱりして、お~~い、母ちゃん、ビール!!」って感じです。リーグ戦での目標がボヤケちゃって、なんとなく「心の炎」が点火しない日々を過ごしているベガルタンですが、皆様はどうでしょうか?

思い起こせば、降格してしまったJ1時も、昇格を争っていたJ2時代も、そして残留を頑張っていた昇格初年度も、リーグ最高順位を目指していた2年目も、初タイトルを争った昨年も、常にリーグ戦終盤まで「ギリギリの闘い」をしてきました。この時ベガルタンは「ベガサポには、消化試合のようなマッタリ感など、生涯体験できないんだろうなぁ~~」と思っており、たまに会う名古屋サポやマリノスサポの後輩が「もう、今年は消化試合っすよ・・・」というフレーズに対して憧れに似た感情を抱いておりました。そいつらのコメントは毎年同じで「今年は決定力が悪かったから、そこさえ補強すれば・・・」とか「良いSBさえ補強すれば・・」みたいな感じで、特定の弱点を補う事により、来年は優勝出来る・・・という自信と言うか過信を持っていたのです。


そのように意味不明な過信を飲み会の席で聞かされるたび「嗚呼―、いいなぁ~~消化試合って響き・・・今年諦めても、こいつらは来年優勝争いできると思っている・・・・それに比べベガルタは「諦めたら降格」という可能性すらある現状・・・・。少しでも早く、仙台も消化試合を「心のリセットと、来年への希望」として受け入れられるようになって欲しいものだ」と考えていました。つまり、マッタリと消化試合を受け入れられるのは「来年への希望があるチームだから・・・」という、理論と言うか、自分かってな思いみ込みと言うか、とにかく、降格が無い消化試合にバカな憧れを持っていたのよ。

ところがです、いざ、その消化試合を受け入れざるを得ない状況になって見ると、ぶっちゃけ、リーグ戦では全く燃える物がなく、試合に対するモチベーションが維持できなくて困っている現状なのです。昨年なら「ホーム最終戦の前のアウエーには行かなきゃなんねーし、最終戦の東京は行くと言う選択肢しかないから、土日切符を買って、次の日は府中競馬場へ・・・」みたいな感じで忙しかったのですが、今年はと言えば「えっ!?新潟?別に行かなくても・・・タイヤも交換してねーし、んっ!?最終戦の東京?いやいや、そこに新幹線代を使うのなら、天皇杯に使った方が・・・」みたいな感じで、なんて言うの、気づいたら「消化試合症候群」になっていたのです。そう、あんなにも憧れていたのに・・・。


ある意味、この試合こそ「ベスト・オブ・消化試合」。東京にボコボコとやられましたが、不思議とダメージはありませんでした。まっ、ジャンキーと同じで、「人間、心が空っぽになると、痛さは感じないんだな・・・」ということを40代で学んだ師走でした

間違っていました・・・消化試合は「快適マッタリの老後生活にも似た壮快さ」があると思っていたのですが、そこにあったものは「グダグタの倦怠感にも似た夫婦生活」だけだったのです。もうね、リーグ戦の終盤で「新潟へ行かなくてもいいや」とか、最終戦で「東京へ行かなくてもいいや」って思う日が来るとは思いませんでした。もうね、後悔してます・・・「一瞬たりとも消化試合に憧れていた自分」を、猛烈に後悔しています。だから、来年はネガティブの意味じゃなくてポジティブな意味で、良い終盤戦を過ごして欲しい・・・。ベガルタンは心から、そう感じている今日この頃です。

2013年11月19日火曜日

清水戦

えーと、苦しみながらも何とか勝って、何より、何よりです。内容的には素人目にも「キツイなぁ~~」でありましたが、トーナメントは「内容<結果」なので全然OK。勝ててない清水、しかもアウエーといったワードが揃えば、「厳しい戦いとなる事」は明白なので、ノープロブレム、問題なしで想定内といったところです。


何度となく訪れるピンチ・ピンチ・ピンチ・・・。仙台にも決定機はあったし、その意味では「互角」と言えない事もないけど、トータル的に「で、どっちの試合だったんだ?」と問われれば、素人的にも「清水の試合だったかと・・・」と言えなくもありません。特に前半の清水のプレッシングはヤバイよね。

この日、ベガルタンは後輩のアパートで仲間と観戦。後輩がソニーの4Kテレビ55型を買ったというので、そのお披露目を兼ねて、全員が情報を遮断しつつ19時に後輩のアパートに集合です。

後輩のアパートは、どこにでもある2Kの集合住宅。決して新しくもなく、そして広くもありませんが、一人暮らしなら十分なスペースです。それにしても、6畳のスペースに55型はキツイですな。なので、このテレビを友達と見る時は、2つの部屋のふすまをオープンにしないとダメらしい。そんな説明を受けた時、ベガルタンは「だったら、素直に42型にしろって・・・」と心の中で思いましたとさ。

そんな感じで試合が始まりました。すると一同が「おおー、4Kって、なんとなくスゲー」と感動。何が凄いのかを説明するのは難しいが、そうですなぁ~~、「あれ、この選手って、こんな所にホクロあったんだ・・・」とクリアーに見えるところが只者ではないところです。そんな時、シャワーを浴びていた後輩が出て来て、ドライヤーを使った時に問題が起こりました。清水のコーナーで、「林・林!!」コールの最中に、いきなり、ぶちっ!!とブレーカーが落ちたんです。

後輩「あっ、すみません、エアコンとドライヤーと、鉄板焼きプレーとを同時に使うと、ブレーカーが落ちちゃうんです」

自分「おいおい、この大事な時に、もしも失点されていたら、お前の責任だからな!!」

仲間A「だいたいにして、ブレーカーが落ちるなんて、昭和のアパートだぞ」

仲間B「久々だわ、一番良いシーンの時に、ブレーカーが落ちてブチッ!!は」

後輩の吉岡よ、30代半ばで合コンへ行くのもいいし、キャバクラへ行くのもいい。しかし、その前に、大家さんと掛け合ってアンペア数を上げてもらってくれ。せっかくのブラビア4K55型が泣いてるじゃないか・・・・。(ベガルタン、心の叫び)

この試合を勝った事で、今年は年末までベガルタを楽しむ事が出来ます。なにより、なによりですな。

2013年11月14日木曜日

週末は天皇杯ですな

リーグ戦での目標が気薄となる中、唯一、テンションが上がっても良さそうな天皇杯を週末に迎えようとしていても、ベガルタンの「魂の盛り上がり」は一向にありません。対戦相手は苦手としている清水、しかも、これまた悪いイメージしかないアウエーでの対戦ともなれば、「ファイアー!!」ぐらいの絶叫と共に、魂の導火線に自然発火するくらい燃えてもいいのでしょうが、不思議な事に全く気持ちの高揚はありません。そうですなぁ~~、例えるなら「お爺ちゃんとなり、全く役に立たなくなった状況で、エロ動画を見ている感じ」といったところです。

ベガサポとして、「理想的な年末年始のエンディングは?」と問われれば、テグ信者でなくても「天皇杯での元日決戦を国立で応援し、その勝利を監督や選手たちと共に喜んだあと、明治神宮にお参りし、そして皇居へ行って「天皇陛下・万歳!!」を三唱する・・・」であることに論はもちません。そうなれば、楽天で不覚にも泣いてしまった事などを洗い流せるくらい、ベガルタンの瞳から涙がこぼれる事は確実でしょうな。嗚呼ー、ベガルタの試合で泣きたい、号泣したいよ・・。ちなみに、10年間のベガルタ人生で泣いたのは・・・

降格時のシルビの涙を見てのもらい泣き

磐田での入れ替え戦、試合終了後に小学校低学年の女の子が「ベガルタは大丈夫だよね、ここから頑張ってくれるよね、アイちゃんも頑張るから、ベガルタも頑張ってくれるよね」と言いながら号泣しているのを見てしまって、ベガルタンも号泣
の2回しかありません。

不思議と昇格した時やJ2で優勝した時とかは、現場に居たんだけど涙する事はありませんでした。嬉しいというよりも「ほっとした・・・感じ」が強かった事を覚えています。この歳になると、楽天のマー君のような絶対的なヒーロー居ての、苦難を乗り越えての優勝!!みたいなシチュエーションじゃないと、おそらくは泣かないんでしょうな。楽天なんて年に数回しか行かず、とりたてて興味が薄かったベガルタンでさえ、あの最終回にマー君がマウンドへ上がった瞬間は、「うわぁーーー、ここで来んのかよ・・・昨日160球も投げたのに・・・」と、熱いものがこみ上げてきました。可能であれば、今シーズンの最後の最後に、熱いものがこみ上げるような展開になって欲しいものです。

なんでも、清水は主力の怪我が頻発しているそうですな。吹いてます、間違いなく風はベガルタに吹いてます。今年監督が退団する以上、大なり小なり、メンバーの変化・編成は避けられません。だとしたら、このチームを一試合でも多く応援するために、清水には勝ってもらわないと困りますな。





2013年11月13日水曜日

レッズ戦

えーと、何とか負けなくてすみましたな。何かとネガティブな宮スタでの試合ですが、帰りの「ロング・ウォーキング」を考えれば、分けると負けるとでは「そのスピード」に格段の差が出ます。この日、ベガルタンのウォーキング・スピードは、アルムの山をスキップするハイジなみに軽やかでした。

この日、最も盛り上がった瞬間は誰だってロスタイム。しかし、私の周りでは「残り5分」を切った辺りから、「すいません、お先します・・・」というご挨拶が頻発!!そして彼らは、そそくさと階段を駆け上がって帰って行きました。そんな人たちを見るたびに、「えっ、1点差だよ?どうなるか分かんないでしょ?ここからが最も濃密な時間なのに、ここを見ずして帰るって、ポール・マッカートニーのコンサートに行ってアンコールの「イエスタデー」を聞かないで帰ると同じ事じゃないか!!」と思っておりました。

まあね、いくら観客数が少ないとは言っても、駐車場を試合直後にスムーズに脱出できる可能性は少ないから、その「億劫さ」を考えれば、「どうせ追い付かないだろうし、だったら早めに帰るか・・・」と思う事に若干の整合性はあります。特に、小さな子供が居るとしたら「明日は学校だし、早めに帰るか・・・」と考えるのも、極めて自然でしょうな。ベガルタンが宮スタ開催で最もネガティブとなるのも、実は「この部分」なのです。アクセスや駐車場などの問題で、どうしても「早め・早めの帰宅族」が多くなると、試合の中で最も濃密な時間を放棄して帰るしかないグループが多数出てしまい、結果として「チームが最も観て欲しい楽しい部分、アピールしたい部分、ベガルタの試合はこんなに面白く楽しいんだよ・・・という部分をライトユーザーに教える機会を棄損している・・・」ということが最も残念なのであります。

この件に関しては、「駐車エリアを帰宅時間ごとに(試合直後に帰るエリア・試合終了30分後から帰るエリア・試合終了後60分後から帰るエリア)区割りする」という対案をベガルタンは出していますが、採用されないところを見ると、きっと問題点があるのでしょうな。

試合内容的には「前半はウイルソンのゴール以外はダメダメで、後半は総合的に中々良かった・・・」って言う感じですが、だったら前半からやれよ!!と考えるのは素人なんでしょうな。当然、試合前には入念にレッズに対する戦術を練りに練るはず・・・しかし、相手も同じくらいに練りに練ってきて、結果として「全く上手くいかなかった・・・」ということは当然あり得ます。しかし、長年クラブを見て来ての感想としては「去年あたりから、その試合中に修正する能力が個々の選手としても、チーム全体としても、かなり上がってきているよな・・・」という想いがあります。レッズ戦の後半は、そんな感じでした。

この日の観客数は約17,000人ちょい。依然と同じ「宮スタ開催の損益分岐点」が30,000人だとすれば、当然ながら「大赤字」です。チームはこの失敗を、今後の戦略に生かさねばなりません。浦和相手でも、状況によっては2万人を切る・・・。宮スタ開催の意義を「観客動員数のアップ」と捉えるのなら、この日の数字は致命的です。この結果を「たまたま、日程が悪かったので・・・」という、「単純な言い訳」が社長に通じるのなら、ベガルタンはチームの社員になりたいものだけど、きっと通じないのでしょうな。

2013年11月9日土曜日

緊急投稿、ベガルタン総統閣下シリーズ6 浦和サポにキレる!!

仙台市青葉区、森深き一本道をくぐり抜けると、第五帝国を復活させて世界制覇をもくろむカルト集団の本部がある。本部の扉を開けると、教会のような礼拝堂があり、そこにはヒットラーの銅像が鎮座されていた。優秀な頭脳集団を形成した第五帝国は、日本が誇る最先端医療技術iPS細胞を駆使し、ヒットラーのクローンを再生させることに成功。まずは、若者の信者を増やすべく、ベガルタ仙台のサポーターのふりをして、誰にも気どられる事無く、ベガサポを入隊させようと画策していたのだった。


赤軍との戦いを翌日に控えて、事務所でくつろいでいたベガルタン総統閣下に、偵察部隊から緊急の連絡が入った。明日の決戦地はユアスタではなく宮スタ。しかも「この冬一番の寒気」が入って来る時のナイターということで、総統閣下は部下に命じて周辺状況を偵察させていた。すると、偵察部隊からは恐ろしい映像が送られて驚愕する事になる。



どこのチームでも、熱いサポはプライドを持って自ら応援するチームのユニを堂々と着ています。しかし、アウエーの地なのに、大声で相手チームをバカにする姿勢は頂けません。いやね、してもいいのよ。でも、する時は、もう少し小さな声でした方が、よろしいんじゃないかと・・・・。

とにかく、あんな感じでバカにされて負ける訳にはいきません。
明日は浦和戦、ビートレッズ!!