2018年7月30日月曜日

セレッソ戦

えー、何と言いますか、何と申しますか、だいぶ前に居た銀山温泉の外人女将なら、間違いなく「もったいないよ・・・」って言うであろう試合でしたな。最後のワンプレーで痛恨失点、ネット上では「誰それが悪い」的な辛辣なコメントが山盛り。個人的には「誰それが犯人・・」という試合ではなく、ただ単に「勝ち慣れしてないだけなんじゃあ・・」と思っています。 
 
やり方によっては十分に勝てた試合・・と言う事が正しいとするのなら、勝てなかった原因というか要因はあるはず。そこで犯人探しとなるんだろうけど、ただ単に勝ち慣れしてれば、最後の最後くらいは「時間の使い方」についてのチーム内コンセンサスは絶対にあってしかるべし。それが無いというか、あっても共有出来てなかった事こそ「最大の要因」じゃないでしょうか? 
 
素人目に見ても「追加点で止めを刺すのか」それとも「時間を使って逃げ切るのか」の選択がチームとしても曖昧だったような気がします。何気にサイドで時間を使うのかなぁ~と見せかけて攻め込んでシュートを放ったり。ボールを繋ぐと見せかけて早いタイミングでクロスを放り込んだり。何気に一貫性が無く、試合を見ていても「なんなんだよ、どっちかにしろって、監督からの指示がないんだったら、富田あたりが指示すればいいのに・・・」とヤキモキ。 
 
そんでもってラストプレーで関のロングフィードが相手gkのボールとなり、折り返しのミドルフィードからきれいに失点!不快指数がすごかった夜に、余計に不快指数がアップ。キツイですなぁ~、この失点は・・・。 
 
正直、セレッソはチーム状況も日程もタイトだったので「今日くらいは勝っておかないと・・」と思っていました。そんでもって勝利目前でロスタイム。えぇ、ハチじゃなくても「勝ったな・・」って思うよ。おそらくは、選手もサポも殆ど「勝ったな・・」って思ったはず。そこに、落とし穴があるとも知らずに・・・。 
 
こんな時は、反省しつつも気持ちを切り替えるしかありません。この日分かったことと言えば「八神純子は歌が上手かった・・・」ということ。それでいいですな

2018年7月24日火曜日

鳥栖戦

えー、内容的には圧倒されましたが「勝った」という事実のみで何とか凌げそうです、この暑さも。放ったシュート数はトータルで「たったの3本」という現実をみても、猛暑の中でベガサポが観戦するには超ハード。まっ、効率的と言えば効率的なんだけど、基本的にベガルタンはMじゃないので、鳥栖にここまで圧倒されたら飲まずにはやってられませんな。 
 
野津田の離脱は痛いところですが、そこはそれ、シーズン終了後に「そう言えば、今年は主力に離脱者が出なかったよな・・・」みたいな事なんて無かったし、これからも無いだろうから、そういった意味では想定内。これからも、誰かしら離脱し、それをカバーする戦力が台頭してくるチームのみが生き残るのでしょうな。 
 
矢島に関しては「もうチョット様子を見ようか・・・」のスタイルが肝要。いくらなんでも、合流してから2~3週間で結果を求めるのは酷。ただし、途中から出るんではなくスタメンで出てくるところに可能性は見えてきます。もっとも「野津田が出れないからじゃねーのか?」というツッコミは聞こえてきますが、来年も野津田が居るかどうかは未知数なので、その為のリスク管理を考えなくてはならないフロントや現場からすれば、「使いながら育てフィットさせるしかないか・・」と考えたであろうは明白。まっ、フロントも仕事はしていると言う事です。 
 
夏場の九州アウエーとはいえ、それにしても圧倒されましたな。初めてこの試合を見れば「仙台って、メッチャ弱いんだね」と嘆くのは確実、それくらい内容的にはひどいものでした。これがね、強豪チームとの対戦なら「まっ、実力だからな・・」で済むんだけど、相手は鳥栖だから厄介です。別にね、鳥栖を見下してる訳じゃないんだけど、前半なんか「あれ?シュートって、打った?」という感じだったから、尚更「鳥栖相手にこれでは、川崎なんかとやったらどうなるんだよ・・・」とは思いますな。 
 
それだけ内容は悪かった。しかし、結果として勝つことができた。ここがポイントでしょう。前節にボコボコとされ、プライドさえも失ってしまったチームにとって、唯一のカンフル剤は「勝利」のみ。それを手に入れたんだから、内容が悪かろうが何だろうがノープロブレム。最大のミッションをクリアーしたんだから、多少なりとも気持ちの切り替えは出来たはず。勝てて本当によかったよ。 
 
トーレス様の出場もあいまって、仙台が相手の割には観客数もそこそこ。来たばかりだというのに、簡単に「おぉーー」というプレーをするのには感嘆。フィットしたら、もっと凄いんでしょうな。仙台で見れるのが楽しみになってきたベガルタンです。 
 
最後に、金久保が移籍するとかしないとか。シーズン前であれば、野津田がダメになった時は庄司とか金久保らでカバーする、カバーできる計算だったはず。しかし、結果として上手くいかないことが多く、出場機会が減っている中で矢島の加入。当然考えるよね「俺、このままでいいのか?」って。出会いがあれば別れもあるのがこの世界・・・そう思って割り切るしかありませんな。 

2018年7月20日金曜日

横浜戦

えー、皆さん、お疲れさまでした。それにしても凄い試合でしたな。皆さんは聞こえたかどうか分かりませんが、ベガルタンにはハッキリと聞こえました。前半31、33分、立て続けに失点した時「プッツン!!」という音と共に、緊張という名の「糸が切れる音」を。 
 
試合の出だしは、何となく「ふぁ~」とした緩い感じ。別に油断や弛緩していたと言う訳じゃないんだけど、悪く言えば「それなりの自信」とでもいいましょうか。これは、ある程度スポーツをやってきた人なら分かると思うんだけど、過信とまではいかないまでも「そこそこ自信」があると、相撲で言うところの「ふぁ~とした立ち合い」をすることがあります。横浜戦における試合の出だしは、まさにそれでしたな。 
 
開始直後に失点しても、選手やサポーターに焦る様子はなく「まだ時間はあるから大丈夫」的なく雰囲気がビンビン物語。それは10分後に追加点を取られても同じ。今考えれば、同じような感じで失点したんだから「これはヤバイんじゃあ・・・」と思わなければいけなかったんだけど、そこはほれ「それなりの自信」があるもんだから、ビハインドはしてても「何とかやれる」みたいな空気感を払しょくすることは出来ず、そんでもってズルズルと3点目と4点目。 
 
それなりの自信があったのに4失点で前半終了。正直、訳分かんなかったでしょうな、俺もだけど。当然、ホームで負けてるんだから、後半は「リスク上等の攻めダルマモード」に突入。そんでもって失点のカーニバルを経て試合終了。中々見れないよね、8失点って。まっ、そんなに見せられても困るけどさー。 
 
サポともなれば生涯ベストな試合もあれば、逆に「生涯ワーストな試合」が出てくるのはしょうがありません。言うなれば、サポーターという生き物はナイフのエッヂを歩く人種で、この前の試合は「たまたま地獄の方へ落ちちゃったよ・・・」ぐらいの感じ方でよいかと。 
 
こんな、「生涯ワースト試合」にノミネートされることが確実な試合を見せられれば、誰だってネガティブにはなりますが、大事なのはここからのリバウンドメンタリティー。フィジカルとメンタルは体を動かす両輪なので、片一方だけ回復しても意味はありませんから、この3日間で「どこまで回復できるかが次節までの課題」であることは明白。 
 
帰り道「これはサッカーの神様から試されてるな、俺もベガルタも・・・」。こんなことを考えながら、車の運転をしていたベガルタンです。 
 
日曜日は鳥栖戦、ビート・鳥栖!! 
 
関係ないけど、今まで全くサッカーの話題に絡んでこなかった総務のお局様から「神戸戦と鳥栖戦には私も参戦しますから・・・」と、まさかの参戦志願が来てビックリ。なんでも「jリーグに興味はないけどスペインリーグは大好き」とか。そんなお局様に「神戸戦は終わったけど、鳥栖戦なら・・」と説明。「じゃあいいわ、鳥栖戦、トーレス様が見れるオーシャンビュー的な「トーレスビュー」的な場所の確保、よろしくね・・」と言われたよ。まさか、うちにも小柳ルミ子が居たとは・・・。恐るべし、スペインリーグ。 

2018年7月10日火曜日

ご無沙汰しております。

ご無沙汰しております。ワールドカップという名の宴も終わろうとしている今日この頃、皆様は如何お過ごしでしょうか。ベガルタンもね、最初は「オフシーズンでもないのに、一か月以上もベガルタから離れるのはシンドイよなぁ~」って思ってたのよ。しかし、いざワールドカップが始まってみると「全然しんどくない・・」っていうか、「終わってしまうのが寂しい・・」的な感じ。ワールドカップというコンテンツは偉大ですな。それと、4年前よりも心なしか盛り上がっているような気もします。 
 
さて、中断期には予定通りに新加入選手の発表がありました。それも、矢島とマイクという、ソコソコ感満タンで「やってくれそう・・・」的な選手。シーズン途中の加入で、しかもレンタルともなれば「育成の為に・・・」とは考えづらく、おそらくは「シーズン後半戦の起爆剤、即戦力でガンガン働いてくれないと困ります・・」ぐらいの考えで獲得したことは明白。ということは、鍋監督的には「前の選手を活性することでチームがさらに前進するはず・・」と思っているのでしょうな。 
 
もしも守備が「後半戦飛躍のカギ」であるのなら、マイクの加入は絶対にありません。もっとも、マイクが守備をしないと考えている訳ではなく、そこを補強したいのならファーストチョイスにマイクが選ばれるとは考えにくいからです。いろんな考えがあると思うけど「守りを強化したいから、よしっ、マイクを獲得しよう!」ってなんないでしょ?普通。 
 
矢島だって前の選手だよね、良く知らないけど。この補強だけを見ても「鍋監督は、攻撃的に行きたいんだな・・・」ぐらいは分かります。昨年よりもボールが持てるようになったことは明らかなんだけど、得失点はマイナス領域の仙台にとって、改善策は三択で・・・ 
1.チームとして徹底的に守備を強化する 
2.攻撃を強化し、守備も極力相手エリアでチャージング、トライする 
3.守備も攻撃も、どっちも平均的かつ相対的にスキルアップする 
ぐらいでしょうか。 
 
鍋監督が守備を疎かにする訳はないので、総失点数が下から数えた方が早い状況では、1を選択したくなるんだろうけど、どうやら鍋監督は前からアプローチしていく2の方に重心をかけるようです。サッカーにおける守備と攻撃はコインの裏表なので「どっちかだけ・・」ということはできませんが、この加入で想像するに「どちらかと言えば、相手エリアで勝負したいんじゃあ・・・」とは思いますな。 
 
これは楽しみな反面、当然のようにミスをしたりサボる選手がいたりすると、当然のようにベルギー戦的なカウンターを喰らうことになります。失点しないまでも、何度となくピンチは来るでしょう。負けないまでも、勝てない試合が続くことは想定できます。その時、我々サポーターの覚悟が試されます。 
 
間違いなく、昨年の後半からチームは転換点を迎えました。選手の入れ替えはその一つです。そんな時、リスクがあっても、チームがスキルアップ、レベルアップするために新たな扉を開く勇気があるチームだけに、勝利の女神は微笑みます。何故なら、何もしないのは後退しているのと同じですからな。この二人の加入を知って、ベガルタンはこんなことを考えていました。 
 
明日はアルディージャ戦、ビート・大宮!!