2012年2月28日火曜日

ヤングマン集客ミッション 外道編2

さて、ようやく「ユアスタに30代の女性を呼び込むには・・」の本題に入ります。スタジアムに着くと、そこここから甘い香水の香り・・・座席について周りを見渡せば、花畑を思わせるように女性サポが密集・・・何気に立ち上がればタイトな身体のラインが視界に入り、ベガルタがゴールでもすれば誰かれ構わずハイタッチ!!嗚呼ー、理想です・・・。こうなったら、ユアスタは中年の桃源郷ですな。

ただし、これは私がスケベだから考えているのではなく、日経リサーチの「今、最も可処分所得が大きいのは30代の独身女性だ」に元づいての戦略なのです。私の例を出すまでもなく、お父さんのお小遣いは減少の一途で、それに比例して仕送りの金額は30年前の水準にまで急減!!そんな世の中で「行こう、スタジアムへ!!」と連呼するのは無駄な行為だと思うのです。こんな時は、最も「ゆとりがある層」へ集中的にアピールするのにかぎります。だからこそ、30~40代の独身女性を中心としたマーケティング戦略を徹底して、ユアスタの集客力をアップさせようと考えているのです。

それでは、この年代の女性の心理状況がどうなっているのかを、雑誌から抜粋してみます。
「現代では、晩婚化が進み、30代の独身女性の数は年々増えてきています。30代で独身、ということは決して珍しくはありません。しかし、深刻に悩んでいるのも現状です・・・
仕事をバリバリこなし、独身ならではの今の生活は快適に感じていても、
• 今までに多くの恋愛をしてきたが、ふと気づいたら30代に突入してしまって悩みだした
• 友達も結婚をして周囲に独身者がいなくなり、悩みが増えた
• 次の恋は結婚に繋げる、独身をやめると決めたがなかなか思うような男性にめぐり合えないという悩み
• 仕事を続けてきたキャリアはあるけど恋愛には不器用で意中の男性へのアプローチの方法がわからない悩み
• 今の仕事やプライベートは充実していて悩みはないが、女性として産まれたからには一度は結婚や出産を経験
してみたい、一生独身(独り身)ではいたくない
などと不安や悩みを感じている独身女性は意外と多い傾向にある」ということです。

チョットでも不安に感じている事象があれば、そこを攻めるのがオセロの中島を虜にした占い師の例を出すまでもなく、不安産業の一般的な戦略です。私はユアスタを満員とする為に、あえて、その役割を引き受ける覚悟をしました。

オペレーションネーム「占いの聖地作戦」
まず、ユアスタのアウエーゾーン入り口付近に「仙台の母」みたいな占い師が密集しているゾーンを設置します。そしてツイッターなどには「サクラ」さんを大量に使って「ユアスタの占い師って、メチャクチャ親身になって相談を聞いてくれるよ」との情報を大量に拡散。いつの間にかユアスタの一角は「占いの聖地」となり、試合日にでもなれば、占い師を目当てに30~40代の独身女性が殺到する状況を、最初は「サクラ」さんを使ってでも意図的に作り出します。その状況はテレビや雑誌で大きく取り上げられ、いつのまにやら一大ムーブメント。

その占い師とは事前の打ち合わせで「ベガルタを応援すれば、そして勝てば、貴方は幸せになります・・」と言ってもらい、それを信じた女性はマインドコントロールされたかのようにユアスタへ通うと言う「悪の循環」を作り出すのです。どんなに健康的な生活を送っていても、30~40代の独身女性ともなれば、一つや二つの悩みや不安事は持っているものです。このオペレーションは、そんな不安心を利用する「悪魔のような戦略」ですが、ユアスタが満員となるんなら、私は喜んで悪魔に良心を譲ります。ついでに言うと、アウエーサポを占った場合には「試合に負ける事と、貴方は幸せになります・・」と言ってもらいますかな。

オペレーションネーム「ユアスタの恐山化作戦」
まず、ユアスタを恐山とタイアップします。そしてユアスタの一角にイタコをスタンバイさせ「学生時代に好きだったあの人、あの人に逢える・・・」をコンセプトとしたコーナーを作って、恋愛不安症である彼女たちの興味を引くようにします。普通、イタコさんに出してもらうのは亡くなった親族などが一般的であろうが、ユアスタのイタコさんは「好きだったあの人に逢える・・そしてその時、彼が貴方の事をどう思っていたのかが分かる・・」というコンセプトにしたイタコエリアをS南付近に常設するのです。そのエリア街の名前は「恐山」ではなく「恋愛山」とし、若かりし頃、誰もが心に抱いていたであろう、あの頃の「甘酸っぱい記憶が甦る」という琴線を刺激するのです。

ユアスタへ行けば、あの頃片思いだった「あの人」の心が分かる・・・。あの頃は告白する勇気など無かったけど、あの時、彼がどう思っていたのか知りたい・・。仕事を続けキャリアはあるけど恋愛には不器用になった自分を見つめ直す意味でも、あの頃の気持ちが知りたい・・・。そのように考えている多くの女性の支持を受け、ユアスタの「恋愛山のイタコエリア」は爆発的な人気となり、イタコさんには最後に「貴方の好きだった人は、今はベガルタを応援していますよ・・」とでも言ってもらえれば、もう完璧です。

この続きはまた明日

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