2012年6月19日火曜日

札幌戦での感想2

えーと、試合内容に関しては大勝したもけど何の感慨もありません。怪我人が多数出ているからなんだろうけど、札幌が弱すぎました。同じJ1というカテゴリーで戦っているチーム同士で、ここまで「力差」を感じたのは初めてです。もちろん、仙台が弱くて相手が強い状況で「力差」を感じた事は何度となくあるんだけど、その逆バージョンの感じ方は・・・多分初めてのような気がします。こんな事を書き込めば「昇格したばっかりのチームなんだからしょうがないよ・・・」と思われる方も居るとは思うけど、ベガルタンが札幌に対して憤っているのはスキル(技術)やタクティクス(戦略)の出来・不出来ではなく、後半の途中から札幌の選手、全員に「闘う気持ち」が見えなかったことです。皆さんは、見えましたか?

この試合でも、角田や富田を賛美する声が多数聞かれました。仙台の躍進を支えているのが、この2人であることに論をもちません。特に富田に関しては、皆にボロクソ言われていた時から「富田にブレークしてもらわないと困る派・事務総長」として頑張っていた経緯があるので、彼の成長は本当に嬉しく思っています。最近の富田は、素人から見ても攻撃的な姿勢が顕著になってきました。ワンタッチのダイレクトパスをバイタル付近の味方の選手へ連射。そうかと思えば、味方の選手へGOサインを出すかのようにスペースへスルーパス。何気に狙っているミドルシュート。2~3年前なら考えられないプレーが当たり前に出てくるようになりました。

いずれも、まだまだ精度には難がありますが、それはそのまま「伸びしろ」があると言うことです。しかし、札幌戦でバシバシとスルーパスを通しても、それだけで「実力が備わって来た」とは言えません。浦和・磐田・広島の連戦で、誰もが納得するプレーが出来た時、富田は間違いなく「リャンや関口などに継ぐ仙台の柱石」となる事は確実です。

動画はテレマサムネより
角田も柱石への道を確実に歩んでいますな。2年目の今年は、昨年よりも攻撃的にプレーする場面が多く、やっていて楽しそうだし、観ているこっちも楽しいから、これぞ「WIN・WINの関係」とも言えそうですな。最近はお得意の「イエロー」も自嘲気味で、何より・何よりです。今までは前半で1枚貰うことが多かったので、その意味では安心して見られます。怪我人が多くなってきましたが、このボランチ2人に「もしも」の事があったら・・・いやいや、考えるだけでも背筋がゾッとしますな。

2 件のコメント:

  1. いつも、読ませて頂いています。
    更新が遅い時には、なんだよもうって感じですね。
    自分も以前は、「監督も富田好きだよなぁ〜」ぐらいにしか思ってなかったのですが、最近は「富田?ちゃんといるよな?」とチェックしている自分がいますね。
    チームに欠かせない男になりました。

    ベガルタン殿、楽しいので、この調子でずっと続けてくださいね。

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  2. うさ太殿へ

    いつも読んでいただいているとか、奇特な方ですな
    更に更新が遅いと文句まで・・・ジャンキー過ぎます

    自分は富田が好きですが、実のところ
    「今の富田から実力でポジションを奪う選手が出てきて欲しい」とも思っています
    それはリャンにも言えるし、関口にも言えます

    彼らは絶対的なエースかもしれませんが、そのエースの存在を脅かすライバルがチームにいてこそ
    そして実力で奪うという新陳代謝が日常的に行われてこそ
    チームの実力がワンランクもツーランクも上がると思っています

    今のリャンだったら大田の方が、今の関口なら武藤の方が、今の富田なら奥埜の方が・・・
    リャンや関口はチームの柱石である事に論は持ちませんが、
    彼らがエースの時に彼らのポジションを奪う選手が出てきて欲しいと願っています

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