2012年6月11日月曜日

セレッソ戦の感想

何とか、何とか、勝つことが出来ましたな。勝ったことで、豪雨や9千人を切る「お寒い観客数」でも精神的に我慢できました。あれで「ロスタイムに痛恨の失点!!&カップ戦での予選敗退決定!!」みたいな状況になってしまえば、ベガルタンの心は30年前にタイムスリップし、尾崎豊よろしく「夜の校舎窓ガラス壊して回った・・・」という心境になっていた事は確実であります。良かった・良かった。


私は尾崎信者ではないが、斎藤由貴と付き合っていると知ってからは常にマークしていました。「どうしたら、由貴ちゃんみたいな女性と付き合えるのか?」と、日々彼の言動をチェックして出した答えが「クールで自分だけの世界をもっている男に女は弱い」といったものである。今思い返せば「何をバカな事を・・・」と言う感じになるが、高校時代のベガルタンは、それだけ女性に飢えていました。嗚呼ー、あの頃は、ベガルタンもギラギラ脂ギィッシュでしたが、今じゃあ、さっぱりサラサラ派の乾燥肌で悩んでいます。若いっていいね。ちなみに、尾崎で一番好きな曲は17sマップです。

セレッソ戦の動画はベガチャンより

それにしても、最近は観客数が1万人を切っても「まっ、そんなもんか・・・」と思えるようになってしまいましたな。カップ戦、豪雨、多くの主力選手の離脱、アウエーサポの数が期待できないセレッソ・・・、「U-10000(1万人を切る観客数)」の理由を考えれば、その要因はどんどん出てくるのでしょうが、理由が分かったところで「その解決策」が分からなければ、どうしようもありません。チームとしては、「このままの成績でシーズン終盤まで頑張ってくれれば、自然と観客数は持ち直して来るはずだ・・」と考えているかもしれませんが、現状の成績をずっとキープできる保証など無い以上、そこに期待する戦略なんてあってはなりません。

満連としては、いくつかの対案がありますので、いつでも宮城県が定める最低賃金でプレゼンする用意は出来ております。こんな事を書き込むと「お前、サポなんだろうから、ボランティアでやってやれよ!!」と思う方も居るとは思うけど、自分の提案に自信があるからこそ、タダでは嫌なんです。確か、最低賃金って、700円くらいだよね。自分の提案は900円くらいの値打ちがあると思っているベガルタンです。

試合の中身はと言えば、凡戦のようでもあり、しかし、見かたによっては内容があった試合でもあり・・」と言うような感じでした。この試合でボランチスタートをしたリャンですが、この布陣は完全に『仙台の攻撃的オプションNo1だ』と言えるくらいにフィットしていましたな。角田をCBにする構想には「やっぱ、ボランチのほうが効くんじゃ・・・」との思いはありますが、現実的に怪我人も出で居る状況を鑑みれば「角田がCBという状況を考えての総合的な布陣も為しておくベきなんだろうな・・・」という結論に達するのは自然の流れなのでしょう。角田がCBの場合、攻撃的なオプションならばリャンや松下を起用し、守備的な布陣ならば他の選手を時間限定で起用する・・・まっ、オプションの数は多ければ多い方がいいですからな。

大切なのは、絶えず富田に対してプレッシャーを与え続けることです。今ではすっかりと仙台の中盤を支えるプレーヤーとなり、昔、散々ブーイングが浴びせられていた時から「富田にブレークしてもらわないと困る派」の事務総長をしていた自分とすれば、彼の成長は望外の喜びですな。しかし、彼の守備力やボールのキープ、捌きなどに関しては確実な成長が見られますが、物足らないのは攻撃力である事に論をもちません。チームとして攻撃に比重を置こうとする時間帯になった時、ボランチが富田では「イマイチ迫力に欠ける」と言う状況が出てきてしまうのです。その時のオプションとして、リャンをボランチに下げ、太田や関口や松下などの攻撃的な選手と共に戦う事が出来るのなら、確実にベガルタの攻撃力は15%(満連研究所調べ)ほどアップする事は確実ですな。

当然、そのことは富田自身も分かっています。「自分も攻撃力を含めて全てをレベルアップしなければ、スタメンはリャンさんたちに奪われてしまう・・」という危機感を持ったことが、最近の富田のゴールに影響している事は確実でしょうな。リーグで下位争いに甘んじているのであれば、現状の富田で十分です。しかし、チームとしてタイトルを狙う以上は、各選手がそれぞれレベルアップしなければ到底目標を勝ちとる事など出来ません。富田の場合は、それが「攻撃力」であるはずです。リャンと富田のコンビネーションも良い事は分かりました。しかし、CBの誰かが帰って来た時、今度は角田とリャンのコンビネーションも試すはずです。富田には、そんなオプションなど必要ない!!と思わせるくらいに攻撃力をレベルアップする必要があります。そうなった時、仙台のレベルが「もうワンランク上がった」と言う事になると信じています。上がりたいですな。

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