2012年4月27日金曜日

明日は新潟戦ですな

ん~~~、ベガルタンは勘違いをしていたようです。これまでは「首位に立っているチームのサポって、毎試合・毎試合がギリギリの精神状況で選手もサポも戦っているんだろうなぁ~~」と思っていたのです。相手だって「首位のチームを叩き落してやる!!」って感じで向かって来るだろうことは何気に分かるつもりです。昨年の柏や一昨年の名古屋と戦った時、ベガルタンは「えっ、柏が首位?似合わねぇーー!!絶対に勝ってやる」って思っていたし、「よしっ、名古屋だ、ひと泡吹かせてやる!!」と考えていました。その感情がノーマルだとしたら、他サポの感情も「えっ、まだ仙台が首位なのか?もうそろそろ終わりにしてやるよ、俺たちがな!!」ぐらいには思っているはずです。全ての試合において、そのような気持ちで相手が向かってくれば、自然と疲れや精神的なストレスが蓄積され、そのプレッシャーに耐えられないチームやサポは、成績であれ、応援スタイルであれ、下降線をたどるのでしょうな。

仙台が首位に立って2~3週間経とうとしていますが、今の順位が実力と思っているベガサポは少なく、どちらかと言えば「たまたま、鹿島やガンバなどの強豪チームが不振なだけで、結果的に押し出されたような首位に居るのが仙台だよ」とクールに考えているサポが多数派でしょうな。これまでの戦績は確かに見事なんだけど、だからといって「このままシーズンが平穏・そしてハッピーに終わる」と考えているサポなどはおらず、「ここから一山、二山、いやいや三山、四山ぐらいはあるだろうな」と思っているベガサポが殆どでしょうな

もちろんベガルタンもその一人なんだけど、そう思えばそう思うほど「どの試合も首位相手に気合いが入ってくるから、厳しいんだろうなぁ~~、選手もサポも・・」と思っていました。「1か月や2カ月も首位に立っていたら、ヘトヘトになるんだろうなぁ~~選手もサポも・・」って思っていました。しかし、その考えが違う事に気づいたのです。

明日は新潟戦です。当然ベガルタンも行きますが、ん~~~~「絶対に負けられない!!」といったプレッシャーはなく、「早く明日が来ないかなぁ~~」といった高揚感もなく、気がつけば「あれ、明日って試合なんだ・・」という極めてシンプルな想いしかありません。今までは「首位なんだから・・」といった感じで勝手にプレッシャーを妄想していましたが、首位に立ってみたら「こういう相手の調子がイマイチのチームの方が、仙台は苦しむのよ・・」みたいなプレッシャーとは違う「嫌悪感」が心を支配しています。当然、これがシーズン末期ならば、受けるプレッシャーは何倍も違うはずでしょうが、まだ4月の段階でトップに立っているくらいだと「ああーーーー勝つって、そしてサッカーって、こんなに楽しいんだぁぁぁーーー!!!!(^O^)/(^O^)/(^O^)/(^O^)/」ぐらいは楽しめるんですな。

可能であれば、この楽しさが12月まで続いて欲しい・・・。そうなる為には、調子がイマイチ上がらない新潟戦には絶対に勝っておきたいところです。「勝っておきたい」という言葉は、何気に上から目線なのかもしれませんが、現在の状況で新潟と戦う時に「新潟の胸を借りるつもりで向かって行くだけです・・」と低姿勢の方が、かえって嫌みの様な気もするので、ここは「調子がイマイチの新潟をボコボコにしてやる!!」ぐらいの目線で語った方がいいと思うんだよね。仙台が逆の立場で最下位争いしている時に、首位を争っているチームから「今ここで、仙台さんと戦えるのはチームとして光栄です。精一杯、胸を借りるつもりで戦わせていただきます!!」って言われたら、「おいおい、そんな嫌みを言わんでも・・・」ってなるでしょ?

なので、明日の新潟戦は負けられません。いや、勝たねばならない試合です。フルボッコにしろとは言いませんが、とにかく勝って鳥栖戦へ向かいたいものです。しかし、順位が上だから下の新潟に勝てと言うのではなく、チーム熟成度の違いを新潟サポに見せつけたいなと。

新潟は、仙台よりも予算規模は大きく、J1在籍年数も長い、ある意味仙台が目指し、そして追い越さねばならないチームでもあります。そんなチームに対し、仙台もこれぐらい頑張っている、やれている・・・という強烈なメッセージを、明日は是が非でも新潟サポへ提示したいのです。個人的には、地方チームの頑張りがリーグの趨勢を左右すると思っているので、どうしても新潟には頑張ってもらわねばなりません。だからこそ明日は勝って「どうして仙台と、こんなに・・」って思わせる為にも、明日の試合は勝って欲しいのです、できればフルボッコで。

新潟には頑張って欲しいけど、明日は仙台がフルボッコして欲しい。そんな矛盾にも似たような心境で、明日の新潟戦に挑むベガルタンです。

明日は新潟戦、ビートアルビ!!

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