2016年6月2日木曜日

ベガルタン、近頃の若者を嘆く


先日の東京話の続き。

会議も終わり、「新幹線で早めに帰るか・・」と考えていたとき、不意に面識が無い後輩から呼び止められた。今日は、その時の会話です。

後輩「すいません、自分は本社総務の新堂と申します。お時間がよろしければ、そこのスタバでコーヒーでも飲みながらご相談したいことが・・・」

最初は「いきなりなんだよ・・・」と思ったが、「社内のリストラ候補No1の俺さまに相談があるということは、やっぱり同類なんだろう、しょうがない、ここは先輩兼メンタルトレーナーとして話を聞いてやるか・・・」と上から目線で承諾。しかし、先輩であり、上司でもあるベガルタンはビシッ!と言ってやりました「いいけど、コーヒー代は新堂君もちな」と。

考えて欲しい、面識が無い社内の後輩から「相談が・・・」と言われた場合、どう考えても内容は「暗め&ディープでチーク」になるのは確実だ。だってそうでしょ?いきなり結婚式に・・・って言われるはずはありませんから。

当然、ベガルタンとしても「どんなことの相談か?」については思案を巡らせました。考えられるのは大体3つぐらい・・・

後輩からの相談で考えられるトップ3
1 早期退職制度について
2 社内のパワハラについて
3 今春、仙台支店に入った事務員、準ミス〇〇大学の美里ちゃんついて

上記の事を、ベガルタンは後輩にゴチさせた「ベイクドチーズケーキ フラペ」を飲みながら考えていました。それにして、後輩に金を出させるなんて・・・人間のクズですな。

    ここでpcを開いて仕事をしてると、おしゃれなような気がする

一通り、それぞれの模範解答を頭に描きながら、渋い上司を演出するベガルタン。しかし、新堂君から相談は予想外のものだった・・

新堂「実は、自分はライトな柏サポでして、出来れば日曜日の横浜には絶対に勝っていただきたいんです」

自分「えっ?そんなことなの?」

新堂「そんなこと・・ではありません。大切なことです」

自分「そりゃそうだけど、そうなの、柏サポなの?」

新堂「ライトですが・・」

それにしても、時代は変わりましたな。ベガルタンが20代なら、面識の無い上司に声をかける事などは出来るはずもなく、ましてや「横浜に勝ってね」みたいにフランクな会話をするなんて考えられません。

そういえば、5月のGWに姪が実家に遊びに来ていて、挨拶したら、隣に見知らぬ青年が座っていたんだよ。一瞬「えっ、結婚すんのか?」って思うじゃない。そしたら、よくよく聞いてみると「単なるボールフレンド」とか。その事を知った時「何なんだよ、何でボーイフレンドを実家(百歩譲って自分の家、福島の妹の家に連れてくるのは理解する)に連れてくんだよ・・・って言うか、彼氏さんもガールフレンドの実家に来ることはないだろうが・・・」と思い、驚愕。時代はフレンドリーですな。

新堂「ぜひとも、ご協力をお願いいたします」

自分「いやいや、言われなくても頑張るよ」

新堂「ありがとうございます、あと、社内Jリーグラインの会にも参加したいのですが」

自分「そんなの直属の上司、総務取締役の唯月さんに言えばいいじゃないか」

新堂「唯月取締役から「仙台のベガルタンが首を縦に振らないと駄目だ」と言われました」

自分「秘密結社じゃないんだから・・」

ここまでは、非常に気持ちの良い会話だった。ところが風向きが変わってきたのだ。

新堂「良かった。ところで11日に柏には参戦ですか?」

自分「行けないんだ。コンペがあって」

新堂「残念です。僕はお盆の13日、仙台に参戦しますから」

自分「えっ、そうなの?じゃあ、仙台の奴らと飲むか?」

新堂「ぜひ、あの~~その時、準ミス〇〇大学の美里さんも来るでしょうか?」

自分「・・・・お前、本題は、そっちだったんじゃあ・・・・」

できません、近頃の若者には油断ができません。上司を上手く丸め込んで、遠回りにトラップ仕掛け、何気に目的を達成する・・・。恐ろしいです。しかし、それとは別に横浜戦は、予選突破の為に、何が何でも勝たねばなりません。ぶっちゃけ、カップ戦の優勝なんて考えてもいないけど、ホームで一試合でも多く試合を見たいじゃない。新堂の為じゃないけど、横浜戦はガチで勝ちに行き、叩き潰したいものです。

それにして、近頃の若い奴は・・・

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