2013年5月23日木曜日

ベガルタン、刺激が多いシーズンを願う


最近はアベノミクス効果の影響でしょうか、仕事が忙しくてブログを書き込む時間を作るのが大変であります。嗚呼ー、暇な時は毎日のように書き込む時間があり、感じた事をストレートに書き込んでは物議を醸していたものですが、最近は控えめで、「刺激が全く無くなって来たコラム」へと変異しつつある事に恐怖すら覚えてきました。ベガつぼから「毒」や「ハードな刺激」、さらには「笑い」が無くなると言う事は、存在意義自体が失われることが分かっているから、自分自身としても結構辛いんだよね。書き込みたい事は山のようにあるのに、上手く時間が取れずに「まっ、書き込まなくてもいいか・・・」と挫折する毎日であります。一昔前なら、どんなに忙しくても書き込む情熱はあったし、今でもベガルタを想う気持ちは同じはず、それでもブログを書き込む情熱に違いが出ている・・・何故でしょうか?

自分なりに考えると、今年は「刺激が少ないシーズンだから・・・」という要因があると思っています。振り返ると・・・・

初めての昇格⇒昇格チームとしては異例の連勝スタート⇒残留⇒半年間勝ちなし⇒地獄の降格、涙のシルビ⇒昇格を期待する開幕戦でまさかの大敗スタート⇒都並体制で最下位の危機⇒最終戦で入れ替え戦を逃す⇒大型ブラジル人トリオを補強をするも内容は最悪⇒望月サッカーは開花せずに昇格出来ず⇒入れ替え戦で涙の敗退⇒優勝して昇格⇒辛くも残留⇒リーグ4位と躍進⇒まさかの優勝争い!!等々・・・

良くも悪くも、毎年ベガサポはスリリングなシーズンを送ってきました。もうね、ジェットコースターです。ジリジリと上まであがったと思ったら、ぴゅーと奈落の底までまっしぐら!!毎週そんな感じだったから、心が平穏になる暇なんか無かったんですな。しかし、今年はどうでしょうか?現在の順位は8位。優勝を狙うには「まだまだ試合があるとはいえ、大きな連勝が無いと厳しいよなぁ~~」という立場だし、降格に関しては「11試合で勝ち点16だから、このペースが若干落ちても、40点ぐらいは取れるだろうから大きく心配する必要性は今のところは無いよなぁ~~」というスタンスであります。つまり、このままシーズンが終われば「大きな高揚感は無いが、降格などの不安感なども殆ど無い、ベガサポになってから初めて「将来の不安が比較的少ない公務員」のような「平凡シーズン」を送る可能性が高まっているのでは・・・という事をマジで考えています。

ベガサポとなったからというもの、いつリストラされてもしょうがない・・・というサラリーマンの心境でチームを応援してきました。自分が応援しなきゃチームが駄目になってしまう・・・降格してしまう・・・昇格出来ない・・優勝出来ない・・・。それらのミッションをクリアーする為には、例え批判があるであろう事象にも、正直にブログで心境を綴ってきました。その為、ボロクソに叩かれた事もあります。毎年毎年、「これから、チームはどうなってしまうのか・・やってくれるんだろうか・・・(良くも悪くも)」というシーズンを送って来たサポーターからすれば、今年、これまでのチーム戦績でリーグ戦が終了した場合「スパイスが効いてないカレー」のような、もしくは「老後の安心が保障される比率が高い公務員」のような心境で、試合を応援する機会が多くなるシーズンを初めて経験するかもしれないのです

FC東京サポの知人と昨年末に呑んだ時、彼は私にこう言いました
「最終順位は10位。ぶっちゃけ、降格の心配も優勝への期待感もない、つまらないシーズンだった・・・。もちろん、降格の心配が殆ど無い事はいいことだけど、うちらのチームは「そこ」を目指しているチームじゃないからね。タイトルを目指しているチームが10位だと、チームもサポーターもグダグダ感が出るのはしょうがないよね」

ベガサポとして、これらの刺激 (良い刺激も悪い刺激も) は生活をする上での「欠かせないスパイス」です。昇格して涙し、降格して落ち込み、フロントが発する「昇格するする詐欺」に毎年のように引っ掛かっては憤り、情けない試合が続けばバスを囲み、入れ替え戦では号泣し、昇格が決まれば歓喜し、ひょっとしたら優勝するかもしれないという現実に興奮する・・。もうね、このまま老後を迎えても「俺、惚けないだろうな・・・」と自信を持って言える程、ベガルタは私に「究極の刺激」を与えてくれました。そして今年、チームやサポーターの目標は「タイトル」。そして現在の順位は8位。このまま、何事もなくシーズンが終わるか否かは「神のみぞ知る・・」ですが、可能であれば「良い刺激」を受けながらシーズンを過ごしたいものですな。

0 件のコメント:

コメントを投稿