2013年5月17日金曜日

明日は横浜戦ですな


どんな試合になるのかなんて分かりませんが、不思議と負ける気はしない今日この頃、非常に横浜戦が楽しみであります。巷では「日程面を考えたら仙台有利・・・」との意見も跋扈(ばっこ)しているようでして、「横浜は今、どんな感じなんだろう~~」みたいな軽い気持ちで、何気にカップ戦の横浜―磐田をチェックすると・・・「おもいっきり、ほぼガチメンバーじゃないか!!」と驚嘆。なんでも「この試合に決勝トーナメント進出が掛かっている」とのことで、リーグ戦とのタイトな日程を考慮しつつも、ガチなメンバーで勝ちにきていたようですな。横浜自体、首位を陥落するも2位は手堅くカープ。個人的に、ここ数年の横浜のイメージは「序盤は苦労して、中盤は我慢を重ね、後半に調子を上げつつも、「よしっ、ここからだ!!」って感じになった時にリーグ戦が終了・・・」ですかな。

そんなチームが、序盤から連勝を積み重ねれば、例えシーズン前には「ACLの出場権を・・・」とは言っていても、リーグ戦で開幕から6連勝もすれば「是が非でもタイトルを・・・」という欲が出る事は極めて自然な流れです。その延長線での戦略が・・・「松井獲得を画策」なのでしょうな。移籍金が掛からないとはいえ、32歳となった松井をシーズン途中からでも獲得しようとする意欲を邪推すれば、「決して若手主体のチームじゃない現状に、ベテランとなった松井というスパイスを加えようとする理由は只一つ、横浜のフロントは「今年こそタイトルを・・」と強烈に考えだしたんだろう」という事以外には考えられません。中村が居て、中澤が居て、栗原が居て、富澤が居て、斎藤が居て、そんでもってマルキも居て、チームは現状2位。だとしたら、フロントがタイトルを獲る為に最大限のフォローするのは当然と言えば当然であります。

しかしながら、ベガルタンは、今でも忘れられない出来事があるんだ。Jリーグが公表している横浜のバランスシートを公認会計士の知人が見た時、ジーパン刑事の松田優作なみに「なかじゃこりゃあぁぁぁぁーーーー!!!潰れそうな会社なみの酷さというよりも、実質的には経営破綻してんじゃねーのか、この会社!!」と絶叫したのよ。バランスシートの件についてはよく分からないから、簡単に説明してもらうとこんな感じ・・・

「いいか、この数字を見ると純資産はマイナスだけど、これってな、全財産を売り払っても借金を返せない、ということ(債務超過)なんだよ。これを上場している一般企業に当て嵌めると、実質的に経営破綻しているとみなされる状態な訳。こんな時は直ぐにでも増資を仰ぐなどして財務体質の改善しないと、マズイ・・・というよりもヤバいんだよ」といった感じでした。マリノスが今年、大幅な増資を受けたと言うニュースは聞かないから、財務体質的には現状でも「ヤバイ」はずです。それなのに、松井を獲得か?というニュースを見て、ベガルタンはつくづく「やっぱ、ヤバくないんだな、マリノスは・・・」と実感したベガルタンです。

どちらのチームも怪我人は多そうですが、こんな時こそ「土台」がしっかりしているチームの勝機とも言えます。チームを一貫したベクトルの元に作り上げてきたチーム、もしくは作り上げようとしているチームならば、怪我人が多くなってきた時こそ、その真価が発揮されるはずです。現状の仙台が「そう」とは断言できませんが、「それ」を目指そうと研鑽していることだけは事実でしょう。明日の横浜戦は、仙台が目指しているベクトルが正しいか否かを判別するには良い機会かもしれません。可能ならば、正しいと言う結論を得て、試合後、オーラを歌うサポーターを遠巻きに見届けたいものです。
明日はマリノス戦、ビート横浜!!

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