2012年7月4日水曜日

福島県OO高校2年 大泉隆之のユアスタ日記

お婆ちゃんの優しさ、そして厳しい現実

ベガサポの皆さんこんにちは、セニョール叔父さんの甥っ子、大泉隆之です。僕の想いを叔父さんのブログにアップするようになってから早7年、小学五年生だった僕も、今では高校二年生、青春のど真ん中を疾走するまでになりました。今回、僕が早めにユアスタへ訪れた経緯は6/29の序章を読んでもらうとして、今日はその続編です。基本的に、僕はベガルタサポじゃないので、書き込む内容はサポ目線ではなく、あくまでも「1人のアミアミ推し」目線で書き込んでいます。その事をご理解の上、本日のコラムを読んで頂けると助かります。

いつもなら、叔父さん主導でユアスタへの観戦行程が決められるんですが、今回ばかりは僕主導です。叔父さんに任せていたら、アミアミと会えなくなっちゃうからね。そんな訳で、試合前日に仙台の実家へ到着。そこには、お寿司の出前で僕を迎えてくれる優しいお婆ちゃんの姿がありました。

お婆ちゃん「隆之、久しく見ねーば、大きくなったな」
僕「そんなことないよ・・お婆ちゃんこそ元気そうだね。あっ、お母さんからお土産、お爺ちゃんの仏壇にお供えしてだって・・」
お婆ちゃん「ありがとう、お爺ちゃんの大好きなサクランボな。さっそくお供えするから、隆之もお線香をあげろ・・」
僕「うん」

仏壇に手を合わせ、お風呂に入って、お婆ちゃんが用意してくれたお寿司を食べながら、お母さんや兄弟の近況をお婆ちゃんと話すと、お婆ちゃんの顔がいつも以上に優しくなります。僕は仙台のお婆ちゃんが大好きです。そんな楽しい時間を過ごしたのち、僕は明日の予定を確認すべく、セニョール叔父さんへ電話です。前日に確認しておかないと、あの人は何をするか分からないからね。

僕「えーと、090・・・トゥルルルル・トゥルルルル、中々出ないなぁ~~、ガチャ、(やっと出たよ)、叔父さん?僕だよ、隆之だよ?」
叔父さん「カンパーイ!!えっ、誰?今忙しいんだけど・・・」
僕「僕だよ、隆之だよ!!!」
叔父さん「おおー、隆之、どうしたんだ、こんな夜に?叔父さん今、ハイテンションで飲んでるから忙しいの!!電話切るぞ」
僕「ちょっと、チョット待ってよ!!明日のユアスタ観戦について、時間確認だけさせてよ」
叔父さん「おおー、そうか、そうだったな・・えーと、試合開始が18:30分からだから、18時にお前を迎えに行くから用意しとけよ、それじゃあ、電話切るぞ」
僕「待って、待ってよ、明日は乃木坂46のパフォーマンスが17:30分からあるんだよ。だから、遅くても17時くらいにはユアスタへ行きたいんだ」
叔父さん「えっ???野茂秀雄46歳がユアスタへ来るのか?」
僕「乃木坂46!!」


正直、宮澤ミッシェルの御子息が乃木坂46に居るとは思わなかった。しかも、何気に野村スコープを使うと、インコース・やや高めのドストライク!!ベガルタンの好みじゃないか!!この日から、ベガルタンは宮澤推しです。それと、村林さん、太ったか?

どうやら、叔父さんは飲んでいるようです。まっ、サラリーマンが週末に呑むのは問題ないんだけど、記憶が飛ぶ前に明日の時間確認だけは「念押し」しとかないとね。

叔父さん「冗談、冗談だ。(チョット、誰から電話?違う店の女の子でしょ?早く切ってよ)違う、違うって、甥っ子だよ(ホント?電話かしてみて)」
店の女の子「もしもし??甥っ子さん?」
僕「はい。甥の隆之といいます」
店の女の子「あら、丁寧な甥っ子さんね。私は叔父さんの愛人で「めぐみ」、愛と書いて「めぐみ」と読みます。よろしくね。(おい、何をバカな事を言っているんだ!!電話貸せ)」
叔父さん「今のは冗談だから本気にしないように、いいな」
僕「絶対におばさんには言わないから、明日は17時までにユアスタへ連れて行ってよ」
叔父さん「・・・・ん~~~、しょうがない、分かった。明日は16時頃まで実家へ行くから用意しとけ、いいか、くれぐれも、この事はカミさんやお婆ちゃんには他言無用だぞ」
僕「うん、分かってるって」

アミアミに会えると思うと気持ちは高ぶるんだけど、僕をエスコートしてくれる叔父ちゃんは、夜の街で気持ちも体も高ぶらせているようです。人間として最低の叔父さんだけど、駄目な叔父さんだからこそ、僕のお母さんはこう言います。
母「いい、貴方がどんな人間になるのかは分からないけど、絶対にセニョール叔父さんのようになっては駄目よ。あれは悪い見本、反面教師だからね」

続く・・・

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