2017年1月12日木曜日

ベガルタン、明確な目標を欲する


いやぁ~~寒いですな。年末に10度くらいあって、急きょゴルフをしたことが夢のようです。ベガルタはと言えば背番号も発表され、いよいよ始まったか・・・的な雰囲気。新助っ人の加入無しは残念ですが、それは我々サポーターのみの感情。きっと新たに加わったfw陣や、チャンスを与えられそう、もしくは自らの力でチャンスをつかめそうなメンバーからすれば、俺の時代、来たぁーーー(^O^)(^O^)(^O^)(^O^)(^O^)(^O^)(^O^)/と考えているのは確実です。

これがね、浦和のように毎年、他チームの主力が複数人くれば「えっ、今のメンツに又、あの人も・あの人も・そんでもってあの人も来るの?」ともなれば、いくら「やる気スイッチ」を自ら押しても、今年も試合に出れそうにないわ・・となってしまう若手が出るのはしょうがありません。ちなみに、スポニチによれば・・・

浦和は11日、本拠地の埼玉スタジアムで7選手が加入した新体制を発表した。新潟のFWラファエル・シルバ(24)、J2湘南のMF菊池大介(25)が完全移籍で加入し、J2岡山のリオデジャネイロ五輪代表MF矢島慎也(22)、J2千葉のMF長沢和輝(25)が期限付き移籍から復帰。前所属クラブで背番号10をつけていたカルテットが攻撃を活性化させ、クラブ設立25年の節目にリーグ戦、ルヴァン杯、天皇杯、ACLの4冠を目指す。

まあね「10番がたくさん居れば強いってもんじゃないだろうが!」との思いはあるんだけど、いきなり他チームで実績がある10番の選手、実績がある中盤の選手(揃いも揃って全員が2425)が加入してくれば、二十歳前後の選手が抱く不安感と焦燥感は半端ないはず。ただしこの恐怖感がそのまま、チーム力の厚みと言われれば、それはそうなんだろうけど・・・。

もしもベガルタに上記の4人が加わるとしたら、それはそのままチームメンバーに劇的な新陳代謝を起こします。これまで共に戦った中堅、ベテラン選手さえも、ひょっとしたら退団するかもしれません。そこで大事になってくるのが、そのことが「良い・悪い」ではなく、「チームが目指す不変の目標」です。チームにとって目標がタイトルで、新たなスキルの選手が複数必要・・・となれば、フロントの判断が迷うことなど無いでしょうな、たとえそれがサポーターとの摩擦を生もうとも・・。

単年という短いスパンで考えたら(例えば今季の仙台)30前後のベテランと中堅選手を主軸とする戦略に違和感はありません。リャンが居て、野沢が居て、金久保が居て、富田が居て、平岡が居て、石川や菅井や関が居て、そこに平山・石原・増嶋などが加わり、そこへ若手選手の台頭があれば・・・は確かに現状のベガルタにとって最善でしょう。ましてや監督も継続、大きな不安要因などありません。

しかし、35年のスパンで考えた場合、「徐々に徐々に、穴が開いたら補充、補充・・・」という戦略には限界が出てくるかもしれません。漢方薬のように徐々に効いてくる「やり方」は、ある意味、チームにもサポにも優しいものです。しかし、漢方薬の効き目を実感するには一定の時間は必要。ここで大事なのは「フロント・スポンサー・選手・サポーター、それぞれが共有できる時間軸」だと考えています。

それが「現実的には現有戦力を維持しつつ、残留を確保し、チャンスが有れば狙う的な・・・それにはやっぱり、あと45年は必要だから、その移行期間まではベテラン中心で・・」だったら、それはそれでいいんです。

そんでもって「それじゃ駄目だ、劇薬、もっとドライにベテランと若手をシャッフルし、23年でタイトルを!!だいたいにして『当初の目標は昨年でトップ5』じゃなかったか?今年、遅くとも来年には結果を出せ!」との考えでもいいんです。

ベガルタンが欲しいのは、フロント・スポンサー・選手・サポーターが共有できる目標であり、ベクトルです。チーム始動の会見では、ここ、ここを明言して欲しいと願っています。終わってみて「ダメだったね、今年も・・・」で終わらせることが出来ないくらいに明確な目標の設定、これが大事。そしてホーム最終戦の社長あいさつで、この目標設定についてのコメントと結果責任さえしてくれれば、その目標設定やベクトルを支持したいと思っています。

最後のあいさつで「来年は素晴らしいユアスタになります。Wifiが完備されるんです!」みたいな、「あれっ?最後の挨拶で、それなの?」的なものは要りませんからな。

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