2015年10月6日火曜日

浅沼取締役 再登場!!

昨日は本社で会議。会社全体で決して良くなかった中間期決算、そして最悪だった個人的な数字、もうね、朝一の新幹線から気持ちが暗いこと、重いこと。そんでもって会社に着いて、社員用ゲートへ向かうと、受付嬢が走り寄って来ると言う展開。あれあれ、何やら、チョット前にも似たような事があったような・・・。

受付嬢 「おはようございます、早速ですが、朝一で浅沼取締役のデスクまでお願いします」
ベガルタン 「えっ、会議前に?」
受付嬢 「はい、何でも、重要案件があるとのことです」
ベガルタン 「重要案件ですか・・・」
受付嬢 「お願いします」

最近、本社の後輩からの話によると「浅沼取締役が、メッチャ元気が無い」とのこと。その原因が会社の業績であるのなら、ベガルタンにも対処方法が有るのだが・・・

ベガルタン 「失礼します」
浅沼取締役 「おはようさん」
ベガルタン 「おはようございます」
浅沼取締役 「・・・・」
ベガルタン 「えー、受付から取締役の所へ行けと」
浅沼取締役 「まさかな、現実になろうとは・・」
ベガルタン 「はっ?」
浅沼取締役 「何だかんだ言われても、俺はな、松本には勝つだろうと思っていたんだ・・」
ベガルタン 「お気持ち、察します」

仕事の話じゃないとは思っていたが、考えてもみてよ、重い会議の直前に、暗い愚痴だよ?これが取締役じゃ無かったら「お前の愚痴なんて聞いてる暇などないわ!!」ってキレるとこだけど、流石にそれは無理筋。じっと我慢で愚痴を聞くベガルタンです。

浅沼取締役 「事、ここに至っても「可能性がある限り・・」みたいな事を言うサポも居るようだが、俺はな、もう心が折れた」
ベガルタン 「と、言いますと?」
浅沼取締役 「俺も松本まで行ったんだよ。そしたらな、周りに居る松本サポたち、ほぼ、その全ての奴らが「清水って、こんなに弱いっけ?」とか「危ない場面が無いと緊張感が無くなるよな」とか「こりゃあ、清水は降格しても苦しむよな」みたいな感じで、その全てのコメントが「格下・見下し」モード全開だったんだよ・・」

ベガルタン 「そんなに出来が悪かったのでしょうか?」
浅沼取締役 「確かに悪いと言うか、今の実力なんだろうけど、よりによって昇格チームの松本に、いいように言われて、それで実際に負けた瞬間、ハッキリ聞こえたんだ、心が「ポキッ!!」って折れた音を」
ベガルタン 「折れましたか・・・」
浅沼取締役 「ああ、見事に折れたよ・・。何が辛かったかって、試合後、バスを待っている間、ずぅーと「清水弱かったな・・」って松本サポが話あっていた事が、負けだ事実よりも辛かったよ」

確かに「俺の血は、清水オレンジだ」と断言する程のサポである取締役にとって、苦渋の末に降格を受け入れる以上に、松本サポから「弱えーな」と言われることには抵抗があったのだろう。しかし、それが現実。降格経験者として言える事は「止まぬ雨など無い・・」ぐらいですかな。

ベガルタン 「・・・・」
浅沼取締役 「でな、せっかく、次節は仙台と戦うんだから、武士の情けだ、お前に息の根を、止めをさして、降格を確定させてくれ」
ベガルタン 「えっ、この間は「最後まで信じて戦う」と・・・」
浅沼取締役 「いいんだ・・もういいんだ。中には「うちが4連勝して、新潟などが4連敗すれば・・」と言うサポも居るが、それに期待するのは松本に勝った時だけだ・・松本に完敗した以上、潔く、J2へ行くとするよ。希望としてはJ1への「往復切符」なんだが、ひょっとしたら「片道切符」になるかもな。そんな自虐的になる程、松本戦は完敗だったよ」

強度に信じて居たサポーターほど、心が折れた時のショックは尋常ではない・・・。ベガルタンだって、そんな事は分かっていたのが、常に自信満々な浅沼取締役から、自虐的なコメントが出るわ・出るわ。ヤバイよね、プライドが高いと。

浅沼取締役 「お前に切られるならしょうがない。武士の情けだ」
ベガルタン 「そうしたいのは山々ですが、うちも結構、厳しい状況でして」
浅沼取締役 「俺の頼みが聞けないと言うのか?」
ベガルタン 「いやいや、頑張りますけど、日本平は相性が・・」
浅沼取締役 「お前も、俺を、晒し者にしたいんだな・・」
ベガルタン 「やります、やらせていだきます」
浅沼取締役 「そうか、ありがとう・・、で、今日は何しに東京まで来たんだ?」
ベガルタン 「・・・・」


そんなこんなで、清水戦は必勝になりました。選手の皆さん、サポーターの皆さん、頑張りましょう。

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