2012年12月11日火曜日

満連プレゼンツ ACLに向けてチーム収入の方策を考える

天皇杯に負けたことで、今年は例年よりも早くシーズンオフのマッタリ感を満喫しているベガルタンです。選手も私も、早めに心と体を休めるんだから、天皇杯で早めに負けるのも悪くはありません。そうですなぁ~~、2,3年に一回くらいならばリーグ戦での頑張りを担保として、早めに負けることを許可してもいいです。もっとも、今年が早めにシーズンオフとなっても、来シーズンの稼働が例年よりも「かなり早め」になる事は確実なんだから、まー「行って来いのチャラ」とも言えますな。

ところで、私は満連(ユアスタを満員にする連合会)の会長を務めていますが、今シーズンの観客動員数はどんな感じだったのでしょうか?年度別のデータを鑑みながら、チーム収入アップの方策を考えるとします。

ベガルタ仙台 年度別平均観客数

99年 7,470人 チーム創設元年

00年 8,885人 ノリヲ、財、藤吉、リカルド、飯尾・・イリュージョンが期待できるメンバーが揃っていましたな

01年 14,011人 マルコス、テル、村上、山田、渡邊、森らのメンバーで歓喜の昇格

02年 21,862人 J1バブルの始まり、チケット難民現る!!

03年 21,708人 清水監督解任、涙のシルビ、哀しみの降格

04年 16,198人 J1バブル崩壊の始まり、ベル退団

05年 15,934人 都並体制、チケット難民の消滅、シルビ退団!!

06年 14,453人 サンタナ体制、史上最もつまらない仙台のサッカー、ロペス・ボルジェス・チアゴの3人で攻撃、後は守るだけのサッカーとなる

07年 14,685人 望月体制、人もボールも動くサッカーの登場

08年 14,080人 手倉森体制スタート、涙の入れ替え戦敗退

09年 12,951人 歓喜の昇格、しかし観客数は激減、危機感から満連スタート

10年 17,332人 J1復帰で観客数が増加、満連ひと安心

11年 15,656人 大震災おこる、観客数は自然減、満連・滅茶苦茶不安

12年 16,600人 チーム最高成績で終わるも、観客数の増加は微増にとどまる

J1バブル時代だったあの頃、02年・宮スタで行なわれた磐田戦では43,092人もの観客でスタジアムが膨張してました。今のイメージなら、宮スタはガラガラの雰囲気が濃い感じだと思うんだけど、4万オーバーものサポが集うと、こんな事が現実に起こります・・・

満員の宮スタでの当たり前の光景

1.宮スタの通路の至るところで、西公園の花見状態となり酒盛りが始まる
2.ハーフタイム前にはビールが売り切れる
3.トランプや花札で熱くなる集団が現れる
4.トイレがゲロ臭くなる
5.階段の上り下りが苦しくて途中で休む年配層が多く、階段が混雑する

まっ、チョット話は脱線しましたが、満連の望みはユアスタ(宮スタ)にあの当時の「ギラギラした活気」を取り戻すことです。この年は、ユアスタの広島戦で19,400人オーバーした試合もあり、もうね、その活気と言うか熱気を体験しちゃうと、白金の住宅地の路地裏で外人から手軽に買えるという「白い粉」で得られるトランスなんて「鼻くそ」みたいなもんです。もう一度、あの雰囲気を味わいたい・・・そう考える人は多いんでしょうな。

さて、震災の影響もあって、ここ2年は宮スタ開催がありませんでした。さらに言うと、ユアスタでも安全面からか「過剰なくらいの緩衝地帯」が設置されるので、02年の広島戦のような19,400人オーバーは現実的には不可能になっています。そうですなぁ~~、イメージとしては18,000人オーバーすると「結構満員だよな・・」と思うようになってきました。そうなってくると、チーム収入の6割を稼ぎ出す入場料収入をアップさせるには「宮スタ開催を増やすしかない・・・」と考えるのが、これまでのやり方でしたな。しかし、宮スタ開催での損益分岐点をチームスタッフに問えば、社長から部長まで「3万人オーバーが必要」と言う答えが返ってきます。現時点で宮スタ3万人オーバーを実現するには、優勝争いをしつつ、対戦相手が浦和とか鹿島などの対戦相手チームじゃないと厳しいのが現実です。

それじゃあどうするか?入場料収入の著しい増加が不可能になった場合に、チームが収入増を目指すとしたら、それほど多くの戦略はありません。考えられるのは・・・

1.チケット代の値上げ
2.稼働率のアップ
3.広告収入のアップ
4.選手人件費の抑制
5.保有選手のレンタル・売買の活性化

まっ、こんな感じですかな。


明日は、これらの戦略の中からベガルタンズチョイスをした「入場料収入増加の新戦略2013版」を書き込みます。

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