2012年9月25日火曜日

刃でノレない方々へ

昨日、営業先でベガルタの話となり、その知人は応援スタイルについて私に不満をもらしてきた。そして私の答えは「まあまあ、チームも調子がいいし、そんな細かい事に不平を言うよりは、今の応援を今年は頑張りましょうや」である。彼だけでなく、ネットに駄文を書き込んでいると、たまに応援スタイルについて問われるんだけど、私の見解は常に同じです。それは・・・・


 「実際にチャントを作った方々が、そして声を張り上げて応援している方々が、気持ち良く、そして楽しく応援されているのであれば、例え個別のチャントや応援スタイルが気にいらなくても、何の不平不満はない」といったものです。
知人曰く「試合中に、何度も“刃”を歌うのは滅入るんですよ。別に、特定の歌詞が気にいらない訳じゃなく、前後半に1度くらいなら問題ありません。しかし、偏って何度となく歌われると、応援する為の高揚感が、どんどんと削がれてしまうんです。“刃”のメロディーって、何気にバラード系の香りがプンプンじゃないですか?原曲を知らないんで何とも言えないんだけど。メロディーが綺麗なんで、ノリノリになれず、試合を応援している気にならないんですよ。あのチャントって、試合の応援じゃなく、穿った見かたをすれば、その試合を応援している自分たちの為のチャントっぽくないですか?何気に、ナルシズムっぽいですよ、あのチャント。だから嫌いじゃないけど、好きにはなれないんです」ということだった。


“刃”

♪立ち上がれ死んでもゆずれないものがある

♪振り向くな後ろに道はない突き進め

♪いざ行こう信じたこの道をどこまでも

♪いざ行こう仙台がある限り

応援スタイルや、特定のチャントを「どう感じるか?」は、突き詰めれば個人的な趣向の範疇だ。まっ、恋愛に例えれば「あばたもエクボ」ですな。ただし、知人が感じた“刃”に対する嫌悪感は、多少なりとはいえベガルタンも感じたことがあります。歌詞自体には何の違和感もないのだが、あのメロディーを連チャンでされれば、知人のように「ノレない・・・」と感じる人は結構多いように思います。あくまでも個人的な見解ですが、“刃”ってチームを応援すると言うよりは、そのチームを応援している自分たちの為の「チャント」のような気がする・・・と言えば言いすぎでしょうか?

知人だけじゃなく、私の住処であるSバックの住民も“刃”が連チャンされると、確実にテンションが下がります。他の応援ならば結構追随して一緒に歌うんだけど、“刃”に関して言えば、追随率は限りなく0%に近い物があります。ここまで追随しないチャントは、ハーフタイムに歌われる、えーと、名前は忘れましたが、メロディアスな奴ぐらいです。結局、試合中のチャントはコールリーダーの判断になるので、どの局面で、どのチャントを使うかは「彼のセンス」に左右されます。応援を批判すると言う事は、「彼のセンス」を批判する事と同じになるのでしょうな。コールリーダーなんて、誰がやっても批判される厳しいミッションです。そんなミッションを頑張っている方々を、批判するなんてベガルタンには出来ません。しかしながら、何気に知人の気持ちも分かるベガルタンでした。

2 件のコメント:

  1. すみません、『刃』なんて読むのですか?
    小生も全くのれません。
    「ああ~、またか。」と思ってます。
    何を歌っているのか分らないからからですかね。
    全く乗れません。
    早く終ってとイライラして終りを待ってます。
    乗れないのは小生ばかりではなかったのですね。

    返信削除
    返信
    1. お久しぶりですな

      おそらくは「やいば」と呼ぶのでしょう
      個人的に、好き・嫌いという観点ではなく
      多くの人が「ノレのか、ノレないか」という観点の方が大切です
      現状では、ノレてない人も結構いますな

      だからといって、やめろ!!というつもりは全くありません
      結果として、個別のチャントが末永く歌われるか否かは
      多くのサポーターの共感を得られるか否かだと思っています

      削除