2012年8月23日木曜日

ベガルタレディースについて考える

会議の為に東京なんだけど、すごいですなぁ~~、鮫島って。入団会見が全国ネットで流される・・・。東京でベガルタ関連のニュースを見かける事は少ないので、何気に見た時は驚きました。個人的には、ベガルタレディースに関しては懐疑的な立場であるベガルタンなんだけど、その最大の要因は「そんなところに使う金なんか、無いだろうが!!」ではなく、金は別会計で工面すると言っているのだからそれはそれでいいとして、個人的に最も心配しているところは「新しいセクションが増えるからと言っても社員を増やさず、現有の人数でやって行く・・」と社長が公言した事なのです。つまり、これを我々サラリーマン的に解釈すれば「リストラなどで社員が減ったけど、新規の雇用はしません。残ったお前たちで効率よくカバーして下さい。頑張ってね」となります。


ベガルタンは一度もレディースの試合を見た事もないので、当然のように鮫島が入団しても「へぇ~~、そうなんだ、良かったね」ぐらいの感慨しかありません。しかし、試合も見てないのに「レディースなんて・・・」という批判をするのは卑怯なので、一度行ってみる事にします。

今現在、ベガルタの社員の方々が「どれくらいハードワークしているのか?」は存じ得ません。しかしながら、通常の業務が楽勝とは到底思えず、そこにきて「今度はベガルタレディースという業務も増えるけど、根性と器量で頑張るように・・・」と上司から言われたら、たいていの場合は「どこまでできるか、とにかくやってみます!!」ぐらいしか言えませんな。しかし、心の中では「何を言ってるんだよ!?こっちは、一杯・いっぱいで日常の業務をこなしているんだ!!殺す気か???そんなに言うのなら、お前がやってみろって!!」とシャウトしているはずです。ベガルタンは、金の心配をしているのではなく、「ベガルタレディースに使う人的や時間的な資源があるのなら、今現在はトップチームやユースチームに、それらの資源を集中して投下すべきではないのか?」という考えでいました。

しかしです。何気に東京でベガルタレディースのニューズを見たら、その考えにも揺らぎが生じてきました。おそらく、鮫島の「ベガルタレディース入団」のニュースを流していたのは日テレだけではなく、他のキー局も流していたはずです。しかも、ゴールデンタイムに近い夕方のニュースで。詳しい事は分かりませんが、夕方のニュースとは言え、全国ネットでベガルタレディース関連の映像が流された場合、その価値を金額で表わすと「どれくらい?」になるのでしょうか。その金額を推測すれば、仙台が鮫島を加入させた事は大きなアクションなんでしょうな。おそらくは、来年に向けての入場料収入やグッズ販売も、今現在から考えているんだろうし、鮫島というソフトはベガルタレディースにとって大きな資産になるはずです。そしてその資産は、レディースだけではなく、ベガルタというハードにもフィードバック出来るかもしれません。いや、マジでして欲しいものです。

今までベガルタンは、レディースの新設によって業務量が増える社員の方々のモチベーションを心配し、「どうしても今、レディースが本当に必要なのか?」という立場でした。つまり、労働者サイドに立って「如何なものか・・・」という論調で書き込みをしてきましたが、鮫島入団で考え方を修正しつつあります。つまり「今、レディースが本当に必要かどうかは意見が分かれるところだが、アサヒビールを立て直した元社長の樋口氏の言葉を借りるなら「製品はストックできるが、チャンスはストック出来ない。そして、そのチャンスを逃したら、二度と再び「そのチャンス」が訪れる事は無い」であり、ひょっとしたらベガルタレディースも、ベガルタンが気づいてないだけでレディースというソフトは、そのチャンスなのではないか・・・」という考えにブレてきているのです。

えーーー、という訳で、ベガルタで働いてる社員の皆さん。たとえどんなに業務が増えても、新規雇用が殆ど無くても、派遣社員やバイトを雇わなくても、ひょっとしたらベガルタレディースは、ベガルタ仙台の貴重なソフトになる可能性がある事をベガルタンは気づきました。なので、日々のお仕事、頑張ってください。今日からベガルタンは、労働者サイドではなく、経営者サイドでベガルタレディースを考える事にしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿