2017年2月28日火曜日

ベガルタン、ヨーロッパ大ヤマネコを目指す


大まかな評価で論ずれば、今季にかけるチーム別パッション(情熱)のオーラはこんな感じ・・・
激熱パッション(レインボーオーラ) 東京
胸熱パッション(レッドオーラ)   鹿島
メチャ熱パッション(グリーン)   神戸
チョイ熱パッション(ブルー)    鳥栖

ちょっと前に「鳥栖も偉くなったよな・・」と書いたけど、上には上が居て、今現在の情報で「ウタカが東京へ・・」とか。リーグが始まるチョイ前に高萩を獲得し、リーグが始まった早々にウタカを獲得予定ですか。永井、ネイサン、中島や大久保に前田らが居て、他チームから見れば「もう、お腹一杯なんじゃないの?」と思われてるところに、そうですか、ウタカも行っちゃいますか・・・。

格差問題が深刻になってきた昨今、リーグが採用した戦略は「格差社会カモォォーーン!!」であります。時代遅れとも言われてきた安易な護送船団方式の分配金に差をつけ、トップチームとそうでないチームとに億単位の格差を数年に亘って支給する・・・いよいよ来ましたな、弱肉強食の時代が。

べガサポとしては「ベガルタの立場がライオンやトラが無理なのは分かっているし、ヒョウやジャガーでさえキツイのは分かっているけど、せめて、せめてヨーロッパ大ヤマネコぐらいのインパクトでもいいから、強食サイドでお願いします」という感じ。嫌だよね、常にミーアキャットのように降格にビクビクしてるのは。

現在でも、トップチームとは予算規模で倍以上の開きがあり、正直「追いかけ、追い越すのはシンドイよなぁ~」が実感。そんな状況下でトップ4と、それ以外のチームとでは分配金にビッグな差がつくとしたら、そこを目指すチームと目指さないチームとでは、その時点で大きな格差がつくことは明白。達成出来るか否かは分かりませんが、今のところ仙台は目指すチームのようで何より、何よりです。

仙台のチャンスの78割は永戸の居る左サイドから。別に菅井や奧埜がダメダメだった訳ではないので、この偏りは意図的と見るのが自然。そうなると、菅井や大岩や富田はバランス重視。この試合、菅井が目立つことは無く、だからこそ辛辣なネットでは「菅井はもういい・・」みたいな意見もあったようですが、菅井は頑張っていましたな、バランサーとして。

とは言え、3バックの熟成は緒に就いたばかり。おそらく、我々が考えている以上に時間が掛かるんでしょうな。チームは生き物で、チョットしたバランスが崩れれば「広島やガンバや東京のような強豪でも降格する」という現実がある以上、仙台が理想だけを追いかけるのは無理筋。理想と現実の狭間で苦慮するのがベガルタの宿命なら、その宿命にトライし、乗り越えた時に、我々には新たなステージが見えてくるはず。新たなステージ、見てみたいですな。

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