2016年8月29日月曜日

広島戦


いや~~ナイスシュートでしたな、青山の先制したやつ。こう、なんて言うか、抑えを効かせつつ、しっかりコースを狙った・・・的な、見事なファインゴールでした。その直後に、同じような場所から奧埜が外したので、その対比に「あ~あ、青山と比べちゃダメなんだろけどさー」と愚痴が、ついつい。今現在、青山と奧埜を比較すること自体はナンセンス。しかし、比較されるような選手になった時、彼もチームも1upすることでしょうな。

試合自体は“何となく闘えてるかな・・”的な感想。「広島の方が強い」という前提に立てば「頑張ってる・・」と言えなくもなく、だからこそ先制したかったよ・・・が本音。

広島のサッカーは相変わらず。自陣から丁寧に回し、相手が喰いついて来たら、その綻びをつく。楔が入った瞬間にスイッチオン、時に中央を割ってきたり、時にミキッチがグリグリ来たりと、もう自由自在って感じ。広島の攻撃は至ってシンプル、だからこそ防ぐのは困難。シンプルなうえに、それなりの熟成もあり、ゴール前に放り込まれたボールには、システマチックに絡み、飛び込んでくる・・・厄介このうえありませんな。

仙台にだって「おぉーー!」的な場面はありましたが、ゴルフのパットと同じで「入らない時は入らない」だよね。それよりも、代わりに出てきた選手がパブロ・茂木・小島・・・これに可能性を感じられるか否かの方が大切です。パブロにはチャンスもありました。茂木もシュートを打って爪痕を残しました。ここまでは小さいながらにも可能性は感じられましたが、問題は小島です。

時間が少なかったとは言え、11で勝負できる局面はありました。しかし、そこでは勝負せず、残念ながらのバックパス。ベガルタンは、これが悔しくて悔しくて。前回のような出来では、本来なら中々挽回のチャンスなどないはずなんだけど、監督は、そのチャンスを小島に与えました。局面は2点のビハインドだから、攻めダルマモードでok。だからこそ、小島には11のチャンスがあった時、縦でも横でもいいから勝負して欲しかった。マジで闘って欲しかったよ。

2失点目に関しては、ゴール前の跳ね返しが相手選手の足元へ。これについては、「あんなパスミスしやがって・・」的な考えもあるようだけど、そこを責めるのは酷。広島の攻撃を90分耐え凌ぐのは、素人が考えて以上にプレッシャーが掛かるはず。だとしたら責めるべきは、ゴールを奪えない前線の選手も同様ではないか・・・というのがベガルタンの考えです。

結果的に、今年も広島にはダブルですか・・。遠いですな、広島までの道のりは。目指すサッカーは違えども、広島は決して資金が潤沢ではない地方都市のチーム標本のはず。試合を見ていて・・・

「教育、育成、強化、営業・・・、学ぶべき事は多々あれど、それらは全て「広島メゾッド」でしかありません。マネだけでは、絶対に本家を超えることなど不可能で、仙台の「メゾッド」を貫徹しない限り、広島には勝てないんだろうなぁ~~」みたいなことを考えていたベガルタンです。いつの日か、超えたいですな。

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