2016年8月22日月曜日

大宮戦


大宮戦、残念でしたな。負けたとはいえ、こう、何て言うか「もう、終わりだぁぁーー!!」みたいな無念感はなく、どちらかと言えば「まっ、しょうがないかな・・」という残念感の方が強いベガルタンであります。

ウイル・ハモンの頑張りが好調仙台の両輪であることに論はありませんが、夏場の厳しい時期に切れるカードが少ない現在は、ある意味「耐えどころ」です。若く新しい可能性を見ることはベガサポの幸せではありますが、苦しい時間帯でベンチにベストコンディションじゃなくても「リャン・野沢・金園・金久保」らが居るのと、「差波・西村・水野・小島」が居るのとでは、何気に心持が違ってくるのはしょうがありません。

Pkのシーンについて、相手のムネジャに対するマークは十分に居ましたが、問題は「そこに至る過程」でしょうな。サイドバックの攻撃参加は“仙台の形”。しかし敵チームが、その裏に空いたスペースを攻めてくるのは、“フレミングの左手の法則”以上に確実。諸刃の剣と分かっている以上、サイドバックが攻め上がったら、シュートで完結せねばなりません。しかし、そのサイドバックが不慣れな藤村というところが仙台としてはアンラッキー。だからこそ「しょうがないよな・・」という感じなのです。

三田のシュートはエクセレント。あの瞬間、ベガサポであれば誰だって「行ける・・・」と感じたはず。そして家長の退場で「自信が確信に変わりました・・・」的な優越感を覚え、後はワッショイ・ワッショイ!!で「オー、フォルツァせんだぁ~い、オー、フォルツァせんだぁ~い、ラララ・ラララ・ラララ・ラララ・ラララァらぁラァーラァーで、ララララァー」を歌う体制をとりつつ、頭の中ではオーラを歌う準備に入っていたはず。

そしたら・・・やっちゃいましたよ、やられましたよカウンター。もうね、せっかくオーラを歌う準備を頭の中でしてたのに、不意に浮かんだのは何故か卓球の銅メダリストの水谷が「ざんねぇ~ん!」とシャウトする様子。さすがにまいりました。

パブロの出来を1試合のみで判断するのは早計ですが、イマイチ連携がフィットしてなかったのも事実。それよりも、この出来を評価する以前に、自陣からのボール回しに関する不安定さを何とかせねばなりません。「リャンや野沢や金久保が居れば・・」と考えるのはナンセンスで、居ない今だからこそ、何とかできれば「それが即、チームにとっての1up」となります。

何気に今年の降格はなさそうなので、マッタリとしたシーズンの終盤戦になりそう。だとしたら、来期に向けて「如何に1upできるか?」が大事になってきます。極論を言えば「リャン、野沢、金久保、石川などのベテランは、ゆっくり焦らず治療してください。ぶっちゃけ、天皇杯専用でもいいです」ぐらいのチーム方針でもok牧場。

闘えるメンバーが18人しかいない現状では、夏場により厳しく追い込むトレーニングは無理筋。これ以上、何かあったら、それこそ2種登録のユース選手がベンチ入りすることになってしまいます。まっ、それはそれでいいけど・・と思えるのは、現在の順位があってこそ。だからこそ、サポとして試合に挑む心構えは「絶対に勝て!」ではなく、ただ単に「頑張れ」的な思考でokかと。

何度となく経験していますが、「残留争い」は心が荒廃し、日常の生活には多大な影響を与えます。もうね、今年は割り切って、早い段階から“来季に向けて・・”がキーワードになってもいいような気もするし、そう考えれると、ベテランに怪我人が多数出ていることさえ「神の恵み・・」とすら思えないことも。とにかく、若手は今がチャンスですな。

0 件のコメント:

コメントを投稿