2016年4月19日火曜日

ベガルタン総統閣下シリーズ19

仙台市青葉区、森深き一本道をくぐり抜けると、第五帝国を復活させて世界制覇をもくろむカルト集団の本部がある。本部の扉を開けると、教会のような礼拝堂があり、そこにはヒットラーの銅像が鎮座されていた。優秀な頭脳集団を形成した第五帝国は、日本が誇る最先端医療技術iPS細胞を駆使し、ヒットラーのクローンを再生させることに成功。まずは、若者の信者を増やすべく、ベガルタ仙台のサポーターのふりをして、誰にも気どられる事無く、ベガサポを入隊させようと画策していたのだった。

浦和戦での敗戦を受け、第五帝国本部では緊急会議が行われていた。すると、いつものように閣下は切れてしまうのであった・・・


 
幸か不幸か、我々ベガサポは連敗に対して免疫ができております。リーグ戦での4連敗ぐらいなら、そうですなぁ~~、メンタル的なダメージは社内の健康診断で「血糖値と血圧が高めです。要観察ですが、これ以上高くなれば薬を飲んでいただきます・・」と言われたくらいのダメージでしょうか。

しかも、対戦した相手が名古屋・広島・ガンバ・浦和では「まっ、ハッキリ言って力負けだよな・・・」と考えることもでき、「そう言えば、去年も大連敗があったしな・・・」という悪い意味での経験値が、メンタルの損傷を和らげています。

じゃあ、ベガサポというか我々は、いったい何連敗まで甘受できるのでしょうか?正直言って5~6連敗くらいならば「何とか頑張れそう・・・」とは思います。最近ネットで論議されている「鍋解任論」だって、このくらいの連敗なら、その数は間違いなくマイノリティーでしょう。鍋監督には厳しいベガルタンだって、ここでの解任というか、まだそういう事を考える段階ではないと思ってますから。

5連敗ぐらいならOKとして、「じゃあ、10連敗したら?」と問われれば、ベガルタンじゃなくても、大多数の人は「さすがに無理・・」と考えるはず。だとしたら、5~6連敗あたりがグレーゾーンで、7~8連敗ともなれば間違いなくデンジェラスゾーン、そして9~10連敗が「蛍の光ゾーン」ということになる・・・ここまでは異論ないよね?

そのような見地に立てば、次からの4連戦、神戸・鳥栖・川崎・福岡は、今期のベガルタの行く末を決める大事な連戦となります。特にね、3戦目が川崎だから、その前の「神戸・鳥栖戦」がメッチャ大切!!なのは言うまでもありません。ポイントはここ、今年の天王山は、シーズン末期ではなく、4月の2連戦ではないか?と個人的には考えてるけど、どう?

考えたくもないけど、7~8連敗もしてしまったら、今の鍋体制が継続できる確率は激低です。だからこそ、神戸・鳥栖のどちらかには、いやいや、せめてホームで戦う鳥栖には勝たねばなりません。その鳥栖戦にリラックスして戦うためにも、神戸戦が重要なのです。

とりあえず、我々はスタジアムへ行って応援するしかありません。震災後「ユアスタでベガルタの試合を見れるだけでも幸せ・・・」と感じてから早5年。その感情も失いつつあるのに、早い時期から降格を心配しなければならない展開はキツすぎます。そんなことをランチの時、楽天好きの部長に話したら「いいじゃん、4連敗なんて・・こっちは7~8連敗ぐらいまでは免疫出来ちゃったからな・・」と明るく返答されて、なんだかホッコリ・・・。くじけちゃダメなんですな。

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