2014年10月24日金曜日

名古屋戦


ふぅーー、90分間、辛かったですな。この精神的、肉体的な状況を言葉で表現するのは困難を極めますが、しいて言うなら「4~5日ほど苦しんでいた便秘に対し、覚悟を決めてトイレで踏ん張る事を決め、悲壮な決意と“きっと物凄く硬いBIGが出るんだろうな”という諦めの中で、長時間便座に座っている・・・」そんな状況でしょうかな。実際、うちのカミさんなんて、試合で肩というか全身が硬直し過ぎて気分が悪くなり「もう駄目、マッサージに行って来る・・・」と言って、速攻で車を泉中央方面へ走らせましたから。

ぶっちゃけ、角田が交代で入る前辺りから選手たちも、そしてサポーターも「もういいよ、もういい・・気持ちを切り替え、今日は皆でディフェンスナイトだーー!!アーユーレディー?“イェーー!!”」って言う感じでしたな。正直、主力に怪我人が多発している名古屋に、ここまで圧倒されるとは思いませんでしたが、こんな風にボコボコされ、ずぅーーと堪えて・堪えて・健気に踏ん張っている自分自身に気づくと、社内でドMとして有名な後輩水谷の口癖「もっと、もっとグリグリ来てください!!」というフレーズを思い出さずにはいられませんでした。

もうね、あそこまでグリグリこられ、圧倒され、それでも何とか踏ん張り続けると、試合をやってる選手も、それを応援しているサポーターも一種の“ランナーズハイ”状態になるんですな。川又が外せば“オゥ~~”と悦楽が走り、矢野が外せば“フゥ~~”と脳みそが脳内麻薬で満たされ、ゴール前のセットプレーで菅井が身体を張って守りきれば“オウッ~~”と快楽に満たされる・・・。この試合、ドMにとっては、たまらん試合だった事でしょう。ベガルタンは、どっちかと言うとSなので、全くと言っていいほど苦しいだけの試合でした。

名古屋の猛攻に対し、4バックでは対処しきれずサイドも下がらざるを得ず、5バック、時には6バックの状態も・・・。こうなると、どうやって攻めるか?という足掛かりを考えるよりも「どうやって0-0で試合を終わらせるか?」という考えに軸足を移さざるを得ませんな。公式のスタッツでは、仙台は後半、シュートを2本打っていたらしいんだけど、今振り返っても「そんなシーンあったかなぁ~~」という状態です。でもね、社会人として言わせていただければ「こう言う時はね、スパッと忘れる。反省は必要だけど、ウダウダと考え込まず、気持ちを切り替える。よく言うでしょ“浮上したかったら底まで沈め”って。名古屋戦は最低の試合でした。しかし、その最低の内容でも“勝ち点1”を持ち帰ると言う最高の結果を得る事が出来た。今の状況で言えば、そこにフォーカスすべきではないのか?」と言う感じですかな。

そんな事を考えている暇もなく、日曜日は柏戦です。なにやら、それなりに調子も良いようなので、こちらとしても覚悟を持って迎え撃つ必要があります。ウイルソンは無理っぽいので代わりは誰になるのか?連戦になる状況で他の選手の入れ替わりはあるのか?それとも「これが終わったら20日間ぐらい間隔が開くので、ボロ雑巾のように使い切るか?」は分かりませんが、残留を確定させる為にも“絶対に負けられない試合”である事に変わりはありません。この際、アウエーはどうなってもいいから、ホームだけは勝ってくれ!!は極端な考え方なんだろうけど、苦しい状況だからこそ“ホームコートアドバンテージ”は生かさねばなりません。
日曜日は柏戦、ビート柏!!

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