2014年2月3日月曜日

セレ女に想う

先日、後輩たちがランチタイムに集まって何やら“和気あいあい”と話し合っていた。30代までのベガルタンなら「えっ、何々?お前たち何を楽しそうに話し合ってるんだ?」と、進んで参入していたのだが、40代となってからは遠慮するようになってしまいました。もうね、20代・30代の会話に無理やりシンクロしようとすると、メチャクチャ疲れるのよ。何気ない会話でさえ、恐ろしいほどの“ジェネレーションギャップ”を感じざるを得なくなった以上、敢えて若者たちの会話を邪魔しなくてもいいよな・・・と思う事は当然であります。

だってさー、甲子園って言えばベガルタンは「桑田・清原」だし、バスケで言えばマジック・ジョンソンとラリーバードだし、ゴルフで言えばジャンボだし、アイドルで言えばキョンキョンだし、女子3人組ユニットなら少女隊だし、巨乳と言えば河合奈保子なんだけど、もうね、飲み会でそう主張しようものなら「誰ですか?その人?」と宇宙人扱い。歳月の移ろいは万人に平等なれど、40代を超えてからの移ろいは、残酷なまでに早すぎます。まさか、キョンキョンのアイドル時代の可愛さを知らない奴と、酒を飲むようになるとは思わなかったよ。

そんな訳で、後輩たちの会話を邪魔することなく横をスル―しようと思ったら、後輩の吉岡が「リーダー、セレ女について話してるんですけど、先輩はどう思ってますか?」と話しかけて来た。ベガルタンが今現在、ジェネレーションギャップを感じない唯一の話題である「サッカー」であれば、後輩たちの輪に入って行けそうです。いいよね、共通の話題や趣味があるって。

さて、不意に“セレ女をどう思うか?”と問われても、柿谷や若手の選手をこよなく愛するを女子セレッソサポの総称・・・としか答えようがない。ここで、わざとらしく「セレブな女の子」とでも言おうものなら、エアーコントロールされている室温が-10℃ダウンする事は確実である。

自分「どうしたんだ?急に?」
吉岡「先週のスカパーでセレ女を特集してたもので・・・」
事務佳代「あっ、それ、私も観ました」
事務裕子「そう言えばNHKでも報道してましたよ」
自分「えっ!?NHKでも報道してんの?」

吉岡「で、そのブームを仙台でも無理屋の作れないかな・・と思って」

裕子「観客を増やしたかったら、何らかのムーブメントが必要ですよね」

吉岡「サッカーの上手いジャニーズを加入させる方法は、どおっすか?」

自分「駄目だ、こう言うのは邪道ではなく王道じゃなきゃダメだ。自ら育てたユース年代が実力を付けてトップへ上がり、チームが強くなると共に、代表へと駆け上がる・・・そんなサクセスストーリーがあってこその“セレ女”なんだぞ」

佳代「仙台では“仙女”は女子プロレスですからね」
吉岡「じゃあ“ベガ女”では?」
自分「ベガ女の響きが“便所”と似ているから却下」
裕子「中々、難しいんですね」

セレ女というワードが市民権を得つつあり、それに伴ってセレッソの順位と観客動員は上げ上げ。観客動員で苦しんでいるチームが多い中、まさに羨ましい展開である。そこで「ベガルタにもセレ女を作って、なんとか仙台にもムーブメントを・・」と考える姿勢は評価すべきであろう。そう言えば、今期のチーム観客動員数の目標がリリースされた。それによると・・・

「入場者数の目標を平均約14571人。昨季は平均約14000人だったので、1試合平均で約562人増が最低限の目標」ということです。

この数字を見て「えっ!?こんだけなの???」と思うか、それとも「ふむふむ、まっ、妥当な数字だな」と思うかは人それぞれだが、今期の決算は“入場者数の平均約14571人”によって立てられています。つまり、この数字のブレによって、今期の決算が大きく変わってくるのです。去年のような成績で観客動員が落ち込めば悪くなり、間違って上位争いでもしようものなら良くなる・・・・。可能であれば、良い方向にブレて欲しいものですな。

最後に、ベガルタ版“セレ女”のネーミングの試案ですが、もしも、本当にもしも、ベガサポにも“セレ女”のようなムーブメントが起こった時のネーミングは “Vガール(ブイガール)”なんて言うのは、いかかでしょうか?

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