2013年9月13日金曜日

大分戦を前に想う

明日は大分戦なんだけど、こう、何て言うの、「よおーし、絶対に勝つ!!勝つしかない!!」みたいな高揚感は微塵もなく、どちらかと言えば「大分戦は勝ってもらわないと困るよなぁ~、って言うか、湘南・大分に勝たないようでは「どこに勝つの?」って不安になると言うか、お願いだから勝ってよ・・・頼むから勝ってよ・・・」って感じでしょうかな。正直、ホームで大分に負けるような事態は想定してないんだけど、ねっ?分かるでしょベガサポなら?この、何とも言えない漠然とした不安感が・・・。

ちょこちょこと怪我人も復活してきているようですが、相変わらず紅白戦すら出来ない人数での練習が続いているようです。どうしてこんなに怪我人が多いのか?それを素人が断定する事などは不可能でしょうが、素人なりに推測することは可能です。ベガルタン的に、その理由は「主力選手の変動が少ない事における、ここ数年の激闘による「疲労の蓄積(金属疲労のようなもの)」が要因だと思っています。

リャン、菅井、富田などの名前を出すまでもなく、ここ数年におけるベガルタの躍進を支えていたのは「変わらないメンバー構成」でした。新人が出て来ないというジレンマを持ちつつも、ある程度固まっているメンバーをフォローできる補強さえしていけば、大きな失敗は無い・・・という確信を持ってチーム強化の方針もシンプルに決まります。後は限られた予算内で「ラインを高く上げられるCBが欲しい」とか「点が取れて守れるFWが欲しい」という現場の声を最大公約数的にチェックして行くだけで、「J2優勝で昇格⇒J1残留⇒4位⇒2位」と、面白いように成果を上げられたのです。

しかし、大震災も経験した「ここ4~5年」はベガルタの選手にとっても激動の歳月だったはずです。当然、それらよってかかる心労の負担は、気付かずうちに選手たちの肉体を蝕んでおり、その限界点が一斉に今年、ベガルタの選手たちに襲いかかってしまった・・・・。

まあね、多分に妄想的な部分もあると思うけど、主力メンバーを比較的長く固定できたメリットを我々ベガサポは甘受してきましたが、今度はデメリットの部分を受け止めなければならない覚悟を、我々ベガサポには必要なのかもしれませんな。

チームとしては、限れた予算内で赤嶺、上本、松下、柳沢、大田、角田、ウイルソン等々、ピンポイントで補強してきました。しかし、その努力にも限界があり、いつの日か「チームの成長に陰り」が出てくるのはしょうがありません。それが今年か、それとも来年か再来年か?は断定など出来ませんが、チームが生き物だとすれば、いつかは成長が止ってしまう事を止めることなど不可能です。もちろん、金さえ無尽蔵にあれば、ドンドン補強すれば成長を続けることは出来ますが、仙台にはお金が無いので、時間は掛っても「違う戦略」で成長を模索しなければならないのが辛いところですな。

若手選手の育成、チーム戦術・戦略の変更。今年、チームは新たな事にチャレンジしようとしていますが、現段階では「成功している」とは言えませんな。しかし、このチャレンジなくして、チームの成長が無いのであれば、取るべき道は一つなのでしょう。そしてそのことは、ベガサポに「我慢」を強いる結果となり、成績の凋落と共に、観客数の動員で苦しむ結果となっています。だけど、チャレンジなしで成果を得る事など不可能と分かっている以上、我々に出来る事は「応援&我慢」しかありませんな。

明日は大分戦、ビート大分!!

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