2019年4月30日火曜日

ベガルタン、鍋監督とシンクロする

昔、って言うか、10数年前、足裏を見て信者を獲得していたインチキ宗教の教祖が居たでしょ?そいつが、もしもベガサポだったら、間違いなくこうシャウトするでしょうな
「みなさーん、最高ですかーー?」
「最高でーーーす!」
とね。

そのくらい、ガンバ戦は最高の結果となりました。追いついたのも、そして追い越したのもロスタイム。もうね、おしっこジャーですよ。内容だって完璧じゃないのは想定内、今の仙台からすれば「あれで精一杯・・・」との考えを、無下に否定する人は間違いなくマイノリティーでしょうな。
監督は試合後
「90分を通しての4-4-2の手応えはどのように感じられましたか」と問われ

「見ている人からしたら、「最初からやっておけばいいのに」と思うかもしれませんが、でも今は、コーチとも話をしていて、間違いなく攻撃の部分で相手を外す作業というものは、間違いなく今までに積み上げてきたものがあってこそだと思います。それはシステム云々だけではなくて、しっかりと相手を見て、どこに立ち位置を取ったら外せるのかというものを、ここまでずっと中にいる選手が変わろうがやり続けてきたからこそ、今日も自然とできるようになったのかなというようには思っています。」と答えています。

これにはちょっと驚いたベガルタン。何故か、それは2週間前の全体会議・・・
本社の取締役営業本部長から「お前が先頭に立って引っ張ってきた案件を、今度はお前が先頭になって止めようとし、結局は以前から打ち込んでいる案件にリソースを集中させようとしている・・・なのにお前は「失敗ではない」と強がり、前からやってきたシステムの中でリカバリーしようとしている。一体、お前は、どうしたいんだ?」と問われて・・・

「部長、まず、前からやってきたシステムに、ただ単に戻った訳ではありません。ここ数か月、我々は研鑽を積み、個々のスキルは間違いなくアップしました。これも、新たなるチャレンジをした結果であり、そこで得た知見をインプットしながらのリターンです。個人のスキルアップ、そして全体のスキル状況、それらを踏まえた場合「どうしたら最大限の数字を確保できるか?」を考えたうえで原点回帰し、さらにパワーアップしたうえで再度、チャレンジした方がよいと考えたからです」と答えていました。

えぇ、ハッキリ言って、いい訳です。100%いい訳。でもね、聞かれたら、なんか答えなきゃいけないのよ。その意味で、鍋監督の心境とシンクロしたベガルタンです。機会があれば、居酒屋で鍋監督と飲み「分かる、分かるよ、その気持ち・・・」と言いながら、酒を酌み交わしたいものですな。とにかく、勝った。心も体も弱っていたチーにとり、勝ち点3は何よりの良薬。ベガルタンで言えば、困った時のバイアグラです。

ここで「次節の川崎にも勝てよ」と願うのは強欲というもの、「負けるのは仕方ないけど、引き分けられたら超ハッピー!」ぐらいの感覚でよろしいかと。この感覚は、ガンバ戦に勝ったことにより出来た「ほんのチョットの余裕」から。変な言い方になるけど、勝ったことにより「負けてもしょうがない・・・」という、ゆとりのような物が生まれるんだよね。別に「負けてもいいよ」ではないんだけど、川崎に負けるっていうことが、そんなにネガティブとなる事象ではないから、だったらだったで「結果はともかく、どーんとブツかってこい!玉砕してもいいから・・」との思いを持っても悪くはないような気がします。

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