2018年12月11日火曜日

浦和戦


天皇杯、残念でしたな。試合後、「よくやった!」とか「ここまで連れて来てくれてありがとう!」的な言葉を投げかけていた方々がいたようですが、ベガルタンはとてもともて・・・そんな言葉をかける気にはなりませんでした。もうね、ただ、ただ、悔しい・・・と言うか無念と言うか・・・この野郎・・・と言うか。心が狭いだけなんでしょうが、あの場面で「ありがとう・・」という言葉を投げかける方々の度量の大きさには感服する次第です。

 

次の日は仕事なので、勝った場合の試合後セレモニー観戦時間を考慮すれば、新幹線という選択肢は厳しめ。だって、余韻に浸りたいじゃない・・・「20年応援してきてよかった・・・」って。だから車で行ったんだけど、カミさんも行くので後輩たちとは別行動。当然のごとく、往復は一人で運転です。勝った時は「あのシュートは・・・」的な余韻に浸れるけど、負けた時、打ちひしがれた時、深夜の高速運転はシンドイですな。

 

浦和の戦い方は、前回のリーグ戦を多少リメイクした感じで「前回の戦い方に、マリノスのスパイスを入れてマイルド風にアレンジ」と言ったテイスト。前線からプレッシャーはかけてくるものの、あたりはマイルド。別に捌かれてもいいですよ・・・後ろはしっかりしてるから・・・の雰囲気がそこかしこに。

 

試合的には多分に仙台だったような気もしますが、全体的な試合内容を論議するのはナンセンス、結果が全て、全てです。ただし、こう言えることはできます。「仙台は勝ちたい試合だったが、浦和は負けられない試合だった・・」

 

浦和の戦力を考えれば、もうチョット仙台を追い込む試合展開だって出来たはず、しかしやらなかった・・・。もちろん、監督が代わってから「こんな感じの試合」が多いのは知っています。しかし、戦力差を考えれば「もっとガンガン押し込むことだって可能」だった。だけど、極力リスクを抑えながら試合を進めていく姿勢には感嘆・・・とともに、勝ちたいよりも負けられないんだな、ホームで・・・・との思いが強烈に。しんどかったと思うよ、浦和の選手も監督も。だって、勝ちたいよりも、負けたくない方が辛いからね。

 

この敗戦は、フィジカル的にもメンタル的にも大きなダメージ。しかし、このダメージを乗り越えた先にしか、我々が目指すものはありません。ないのです、この先にしか。そんなことを考えながら、深夜の高速をドライブしていたベガルタンでした。

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