2017年4月9日日曜日

浦和戦


いやぁ~~、ベガルタも大変だったけどベガルタンも仕事が大変です。普通だったら3月いっぱいで一息つくんだけど、現在もバブル期のCM風に言えば「24時間戦えますか?」的な忙しさ。そんでもって仕事中に途中経過をチェックすると・・・

0-1興梠・・まっ、しょうがないな・・
0-2興梠・・またかよ・・・
0-3武藤・・恩返しは十分とっただろうが・・
0-4興梠・・前半でハットですか・・
0-5李・・・お前はいいって・・
0-6オウン・もうそろそろ勘弁してくれても・・
0-7柏木・・この前仙台の公園でカミさんと散歩してたよな?

そんでもって仕事が終わった瞬間辺りに試合も終了。そして大敗・・・なんだけど、それほどネガティブにはなっておりません。まあ「ぶっちゃけ、これが現状かな・・」が素直な感想。とはいえ、さすがに0-7は看過できないスコアーですな。現場で応援されていた同志諸君の心情を考えると、言葉になりません。

新たなステージへ立つため、システムを変えて挑む今年の仙台。その変革は緒に就いたばかりで、この試合の結果も「その改革に挑むための成長痛」なのでしょう。監督だって実力差があることは分かっているはず。しかし、監督は「アナグマ作戦」を選択せず、前線からのプレッシングでボールを奪えばショートカウンターという、ある意味リスクが大きい戦術を採用。ここまではいい、何の問題もありません。問題は結果だけですから。

しかしながらミスが多いのは仙台の方で、そうなると浦和サイドにボールがこぼれる展開となり、あとはもう、文字通りのサンドバック。サイドはエグられ、中央を切り込まれての、やりたい放題。レッズサポの皆様、楽しかったでしょうか?

今年モデルチェンジをするにあたり、チームもサポも「我慢」がキーワードになる事は覚悟しているはず。それを自覚してか、選手たちからは「試練」などのように自戒するワードが次々と。たしかに、「アナグマ作戦」をすれば0-7というスコアーは無かったでしょう。4バックに戻して戦えば、もうちょっと均衡した戦いも可能かと。しかし、それは「今年は変革・前進の年にしたい」を真っ向から否定します。

真の問題はここ、ここでしょう。つまり、大敗したから「変革をやめ、以前のスタイルに戻すか」、それとも「初志貫徹、貫き通すべきだ」と考えるか、これは難題でシェークスピアならば「to be or not to be」的な大問題。降格はしたくないけど、大敗を変革に対する「免罪符」にしたくはなし。八が試合後「これは神様からの試練」と語っていましたが、「試練」と「免罪符」のバランスって、意外と難しいんだよね。

変革してるから大敗してもいい・・・なんて誰も思っていません。しかし、大敗したのは変革にチャレンジしているから・・・とは皆思っています。ここで大事なのは時間軸。強豪になる為、今は我慢のしどころ・・・今年一年かけてチームを熟成して欲しい・・と考える人もいるでしょう。しかし、いやいや、一年・一年の積み重ねだから・・降格したら変革の元も子もないでしょ?と考える人もいるでしょう。

この難題にチャレンジできるのは、監督や選手たちのみ。我々サポーターは、その過程を見守り、応援することしかできません。大敗から得られる教訓は少なくないでしょうが、かといって、その教訓が役に立つかどうかはシーズン後にしか分からないもの。可能であればシーズン終了後「あの0-7がターニングポイントだったよな・・・」と笑顔で話したいものです。

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