2016年10月6日木曜日

鳥栖戦


えー、気分はとっくにシーズンオフなので書き込む頻度が激減していることは、どうかお許しを。

試合はハモンのハットで逃げ切り勝ち。いいですな、こう、常に先行・先行する展開は。後半の一部以外は何気に仙台のペース。だからと言って「この試合は終始仙台だったな・・」という感じではなく、どちらかと言えば「鳥栖って、調子悪いのか???今の仙台にこんな試合で・・・」的な印象。

鳥栖が常に、高い位置からのハイプレスで戦っているのかどうかは分かりませんが、攻め手のバリエーションが乏しい仙台にとって、このハイラインは渡りに船。きっと、自陣でマッタリとスペースを守られたら、かなり苦戦したのでしょうな。しかし、相手だってそんな事は百も承知のはず。じゃあ何故しなかったのか?の疑問を冷静に考えれば「降格もないし、来期に向かって種を蒔くべき時だ」とチームが考えたとしたら、それはそれで正論ですな。こんな時しかできないよね、来季に向けての実戦練習って。

ハモンのハットはグレートですな。先制したことにより、鳥栖の守備も前目で喰い付いてきたから余計にスペースが空き、ハモンや西村がプレーしやすくなったような気もします。ハモンの2点目は藤村のアシストだけど、藤村は時々なんともなしに、そしてひょうひょうとナイスプレーをします。

どんな時でも闘争心を前面に出さないランニングスタイルに関しては、ベガルタン的に「何とかならんものか・・・」との思いはありますが、あの走法を陸上部だった後輩が見ると「理想的な中距離選手の走法ですよ・・」とのこと。サッカーの選手に対して「理想の中距離ランナー」というワードが褒め言葉かどうかは怪しいが、そういうことらしいです、マジで。

そう言えば、3点目は奥埜のミドルフィードからですな。奥埜の無尽蔵ともいえる運動量は間違いなく仙台のスキルですが、前目の選手にしては得点という結果に関しては寂しい状況。もちろん、チーム状況や戦術が「奥埜君は守りも頑張ってください、しかも、滅茶苦茶」という状態では、イザ攻撃に移った瞬間にガス欠になる事もしょうがないような気が。しかし、奥埜の事を考えれば、来期はもっと攻撃に専念してほしいと考えています。最低でも二ケタ取らないと、個人としての評価はされないからね。奥埜は、もっと評価される選手になってほしいのです。

結果として仙台も残留が確定、なにより・なによりです。ただ、目標が「トップ5」ということを鑑みれば、なんだかなぁ~~の思いが正直なところ。別に魔女狩りや言葉狩りをするつもりはありませんが、シーズン前に社長や監督が必ずコメントする「目標」とは、チームにとってどれだけ重みがあるのでしょうか?

いやね、あれが単なる「リップサービスの類・・」だというなら、それはそれでいいんだよ。自分も営業をやってきて分かるけど、新規の顧客のところに行って「チーム状況は厳しく、来季の目標は15位ですので、何卒、ご協力していただければ・・」という営業トークと、「来季はトップ5目指して頑張りますので、メディアへの露出も多くなるかと・・・最終的にはタイトルさえも・・」という営業トークでは、力の入れ方も迫力も違ってきますからな。

で、何が言いたいのかというと「チームの目標をコメントするときは、結果にコミットすべき責任を背負うべき」であります。だから、目標というワードは使わないで「チームが目指そうとしているものは・・・」とか、「チーム全員で頑張りながら、何とかサポーター皆様と喜びを分かちあいたい・・」ぐらいで濁すべきです。もうね、どうせ達成しないんだから、順位をピンポイントでコメントするのはナンセンスだと思うのですが、どうでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿