2014年8月12日火曜日

現状を考える

何でも、移籍のウインドーって、そろそろ閉まっちゃうらしいですな。ということは、野沢の加入以降、獲得選手に対して「火も煙もたたない状態」の仙台からすれば、今年は現有戦力で戦います!!宣言したのも同じであります。まっ、良いか悪いかの見解の相違はあるんだろうけど、個人的には「監督を解任したことが最大の強化」と思っているので、それらを踏まえ「怪我人が戻って来てーの、ハモンがフィットしてーの、そんでもって野沢と村上が自分なりの仕事を全うしてくれれば、残留は行けるんじゃないか・・・」と、思っている今日この頃です。

本来ならば甲府に勝って「ふぅ~~、今日も疲れたよ、かあちゃん、ビールでも出してくれや」といった感覚で、残留争いと言うサバイバルレースと言う神経戦中に「一服(-。-)y-゜゜゜」したかったところですが、サッカーの神様は今年の仙台に、それを許してはくれないようです。まっ、キッカーに神様が居るかどうか知らないけど、日本にはトイレにすら神様が居ると言う事なので、99%の確率でサッカーにも神様は居るんでしょうな。そう言えば、2~3年前には盛んに言われた「仙台の震災ジャッジ」というフレーズも、最近耳にする事はなくなりました。どうやら「震災ジャッジ」には有効期限があったようです。

昨年と比べても、極端に選手層が薄くなった訳ではなく、その上で「村上、ハモン、野沢らをシーズン途中での補強」したんだから、開幕スタートが逆噴射したとはいえ、仙台が今年、滅茶苦茶弱くなったとは思えません。それなのに、中々勝てなくなった要因を無理やり考えるとすれば・・・
1.仙台の選手の賞味期限が切れかかっている
2.仙台よりも他チームのレベルアップが凄かった
3.ただ単に、怪我人が多かっただけ
4.渡邊監督のスキルがイマイチ、もしくは仮免許レベルだから
ぐらいでしょうか。

現状を素人的に観ても、「怪我がちの菅井は言うに及ばず、時折、適正ではない武井が入るSBの陣容に補強は必要だよな・・」とは思っていました。その意味で、村上の加入はナイスです。そうなれば、大海のコンディションしだいで石川をCBと併用できるので、敢えてこの時期にCBを補強する必然性は薄まります。後はもう、攻撃的なウエポンを如何に、そして効果的にシステムなどの戦略と絡めながら投入できれば、何とか頑張れそうなんですが、そう甘くはないんでしょうな、現実は。

ハモンのスキルが未知数だとするのなら、速攻性がある武器は野沢と村上いうことになりますが、これら選手の加入は、間違いなく仙台の選手層を厚くしました。今まではベンチ入りが当たり前だった佐々木や二見や武井ですら、これで、そう簡単にはベンチ入りが出来なくなります。これって大きいよね。ここ数年、ベガルタはシーズン途中での補強に慎重でした。しかし、まだ結果は出てないものの、今年の補強は限りある予算内で頑張った印象があります。

ハモンが覚醒し、中原などが台頭してきたら、武藤ですらベンチ入りが確約されない状況・・・。この状況は間違いなくチームのレベルアップには欠かせません。だとしたら、中々勝てない今は「階段の踊り場」と考えて、チームもサポも我慢するのが得策なのかもしれません。この我慢が年末、実を結んで欲しいものです。

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