2014年4月21日月曜日

鳥栖戦後のブーイングに想う

えーと、負けはしたものの、そんなにショックはないですな。何て言うの、相手に回され回され、綺麗に崩されながらボコボコにされればショックは倍増なんだけど、鳥栖の失点は、ねっ、なんかこう、集中してれば「何とかなるよな・・」みたいな感じだったじゃない?2失点した時点で「超前掛かり」になるのは当然なので、そこからは「先に仙台がゴールするか否か?」という部分が最大の焦点。そこで決めきれなければ、カウンターからの失点は、国分町の母の占いじゃなくても何気に見えるから問題ありません。なので、この試合の問題点を敢えて言うとすれば、前半終了間際の失点ではなく、後半のオウンゴールでもなく、カウンターからのダメ押し失点でもなく、「チャンスでゴールが決められない事!!」その一点であります。

試合後にブーイングがありましたな。このブーイングに対しては、人それぞれの考えがあるでしょう。ある人は「こんな試合じゃ当然だ」と考え、ある人は「ブーイングなんて必要ない」と想い、そしてある人は「それはケース・バイ・ケース」という姿勢を貫いているようです。愛するチームが不甲斐ない戦いで負ければ、その憤りをブーイングによって表さざるを得ない心境になる事は理解できます。その理解を共有したうえで、ベガルタンのブーイングに対する考えを表明すると下記のようになります。

人生の全てを掛けて、選手と同じように90分間、絶えず声を張り上げて応援しているのであれば、その人達は不甲斐ない試合をしたチームや選手達に対してブーイングする真のサポーターにのみ資格があり、試合中の殆どを腕組みながらボヤいている人達には、その資格はない・・・。

こんな事を言えば「俺たちは金を払っているんだぞ」と怒る人達も居るでしょう。しかし、批判をする人にも資格は必要です。そして、その資格こそ「人生の全てを掛けて、選手と同じように90分間、絶えず声を張り上げて応援している」ということなのです。さらに言えば、ブーイングが許されるのは真のサポーターだけで、ただ単に愚痴ったりボヤいたりする人達には許されるはずもありません。ベガルタンの場合で言えば、前半は結構応援してるんだけど、後半は疲れてきて観戦中心になるので、ブーイングする資格などなく、最後にブーイングしたのはJ2降格初年度の初戦、横浜FCに開幕戦でボコボコにされた試合でしたかな。

ブーイングは、サポがチームに対して不満や批判を表する手段の一つに過ぎません。しかし、その手段を誰もが行なってもいいのか?と問われれば、その答えは断じてNO!!であります。何度も言うけど「俺たちは金を払っているんだから不満や批判をしていいんだ!!」という考えは絶対に違うはずです。個人的には、そんな人達に「ベガサポ」と名のって欲しくはないし、その資格など無いでしょう。

批判や不満をダイレクトに表するには、選手たちと同じレベルで「人生の全てを掛けて、選手と同じように90分間、絶えず声を張り上げて応援している」真のサポーターだけであるべきです。鳥栖戦後、ブーイングを遠目に見ていて、ベガルタンは「あそこでブーイングをしている人達のうち、どのくらいの人達に資格があるんだろうか・・・」みたいな感じで漠然と考えていました。

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