2013年8月23日金曜日

明日は鳥栖戦ですな

選手もタイトな日程のようですが、ベガルタンも結構タイトな日常な過ごしております。そんなこんなで明日は鳥栖戦ですか・・・、鳥栖もホームで勝ちたいんでしょうが、仙台だって同じくらい勝ちたいので、真夏のナイターのようなジリジリした展開になるんでしょうな。

仙台の総得点はリーグで下から4番目、そして鳥栖の総失点はリーグNo1。つまり、この試合は、得点力が限りなく貧弱な仙台が、守備力が極めて貧弱な鳥栖に挑む構図の試合であります。これがね、最強の「盾鉾を決める!!」ならばチョットはカッコイイんだけど、なにせ仙台は21試合で23得点しか奪ってないので、ぶっちゃけ「21試合で47失点もしているチームだからと言って、2点取れる自信はないよなぁ~~」が本音と言えば本音です。川崎や鹿島から2点目を取った時なんて、マジで「すごいよ、複数ゴールなんて・・・お腹一杯だ」って思ったからね。

仙台はシーズン開幕前、監督も選手たちも「昨年よりもボールを持ちたいし、攻撃的に戦いたい・・」と語っていました。しかし、結果的に「原点に戻って守備的に戦うしかない・・」という状況に陥っています。その原因が「故障者続出」にあるのか、それとも「個々の選手のスキル」にあるのか、それとも単純に「戦術の理解度や熟成」に問題があるのか・・・は分かりませんが、ベガルタン的には「それら要因のハイブリッドなんだろうな・・」と思っています。

守備的なチームが、攻撃的なチームへと移行する時に、最も大切なのは選手の質ではなく、チームを取り巻く全ての人の「忍耐」だと思っています。バルサは無理だとしても、簡単にガンバのようなチームが出来るはずなどありません。たとえ今年の成績が悪くても、いやいや、4~5年くらい成績が悪くても、フロント、スポンサー、サポーターの「我慢」なくして、攻撃的なチームへの脱皮など夢のまた夢。ベガルタンは昨年末に、監督が「ボールポゼッションを有利に運び、システムなどの変更もしながら、より攻撃的な試合を、お見せしたい・・・」と語った時、「しばらくは我慢の時期になるんだろうな・・・」と腹をくくりました。

ところがです、怪我人が多発して成績が悪くなると、チームは「堅守」を前面に押し立てて、遮二無二結果を求める試合に傾倒し始めました。監督曰く「いつでも戻れる原点に立ち返る」とのですが、このことは「より攻撃的に・・」を現時点で「チョットだけ棚に置く」と言う事を意味します。逆説的に考えれば「仙台は守備的に戦えば、それなりに勝ち点は拾える」リスクヘッジを持っている事になりますが、21試合で23得点しか奪えない現状では「今季のトライは失敗だった」と捉える事に整合性はありますな。まっ、ここは我慢、我慢のしどころです。


気持ちがすっきりしない時は、スッキリするゴールシーンを見るのが一番です。ゴール後、リャンの「どや顔」と、佐々木氏の「イエーーース!!」が妙に印象に残っています。そろそろ、誰でもいいからフリーキックでズドォーーン!!と決めてくれませんかな・・・できればヘベルチ辺りが・・・。

明日は鳥栖戦、ビート・サガン!!

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