2018年11月6日火曜日

不肖ベガルタン、中国から帰ってきました


えー、いったん中国から帰ったと思ったら、3日後に常務から「スマンが、もう一度中国へ行ってくれないか?(拒否権無しが前提)」とのサプライズ。定年というゴールが見え始めたベガルタンにとって、「ここで反発はチョット・・・」と考えるは必然。速攻で「了解です・・・」と返答。疲れだけが残る出張ではあるが、現地で奇麗どころが揃っている飲み屋さんを見つけてあるのが唯一の救いだ。

 正直、「ベガルタの調子が悪くないだけに、観戦できないのだけが残念・・」との思いで中国に渡ったのが長崎戦の前、そんでもって帰ってきたのが札幌戦当日の夜。その間の戦績を軽く振り返ると・・・

 長崎戦 何気に仙台が攻めていたようですが、決め切れず、お約束の失点で敗退・・・。「長崎の方が気持ちで勝っていた」というのは簡単ですが、勝ちたかった気持ちは仙台だって同じのはず。攻撃時のノッキングに関しては「まっ、目指すは遥か彼方のガンダーラなんだから、時間はかかるんだろうな・・・」との認識です。

 横浜戦 もうね、何となく「仙台とやる時は、こんな感じでやると上手くいきそうですよ・・」という方程式が導き出されましたな。つまり、前線からハードなプレッシャーを執拗にかけ続ける・・・そしてリスク承知で頑張れば仙台の方がミスをする回数が多くなる・・・結果としてゴールのチャンスは増える・・。ベガルタン的には、この方程式はピタゴラスの定理以上に鉄板です。

 浦和戦 これはねー、ある意味驚きました。横浜戦であれ程仙台のウイークポイントがハッキリしたというのに、浦和はこれまでの戦い方を変えずに「どうぞどうぞ仙台さん、良かったらボールを回してくださいな。ただし、バイタル周辺やスイッチが入った瞬間にプレッシングモードに突入しますから」と言った方針。ボール的には持ってるというか、持たせられている・・という感じだったんだけど、チャンスの回数は浦和寄りだったのも事実。よくもまー、引き分けたな・・・が実感。

 鳥栖戦 知ってたよ、知ってたさー、「ベガルタが下位で苦しんでいるチームや、監督が変わったチームに優しい」と言う事ぐらいは。ライトなサポからすれば「トーレスのゴールが見れたからいいや・・」ということかもしれませんが、トップ5が遠のいてしまったベガサポからすれば、「長崎に負け、鳥栖に負け」ちぁえば、いったいどこに勝てるんだぁぁぁぁーーー!!!!!!ですな。

 そして札幌戦 一連の敗戦・苦戦のなかで、この敗戦が一番ショックでした(ライブじゃないけど)。前半なんかを見ると(ライブじゃないけど)「うわぁー札幌にこんな圧倒されんのか?」という感じだったんだけど監督目線では・・

「今日の内容がいいか悪いかというところで、「今日は悪かったよね」ということになると、別にそこまでとは思わない。もちろん苦労した時間もありました。でもしっかりと、我々は意図的にボールを動かせたというものもあるし、意図的にチャンスも作り出したというところもあります」とのこと。

 そうかーそういう見方もあるのかー、と自然に思えるほどベガルタンは玄人じゃありません。監督はしきりに「向こうのチャンスは、こっちのミスから・・」を強調していましたが、それらを含めての大局観のはず。ミスが多いのは、こっちが弱いから・・とも思え、監督のこのようなコメントには承服しがたいのが現実。きっと、監督の頭の中では「チームのスキルやレベルアップは現在進行形だ・・・」との想いなのでしょう。だとするなら、まだまだ我慢は必要ですな。

後半の失速は痛いところですが、トップ5が無理筋になった以上、そのベクトルは天皇杯へと移行するはず。だったらさー、残り試合は負けていいから、天皇杯や来年以降の事を見据えて戦ってくれ・・・と考えることに整合性はありそう。だって10位と15位には違いなんかないんだから。結果的に中国へ行ってる間は全敗だったよ・・・。なんか夏場辺りまでは「ひょっとしたらトップ3だって・・」と思えていたことがウソのようですな。

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