2017年12月5日火曜日

甲府戦

ご無沙汰であります。この時期は夜のお付き合いがマックスとなり、ベガルタの状況を振り返る暇すらありませんが、なんとかウコンの力を借りてpcの前に座ることが出来ました。

さて、甲府戦ですが、ダメダメな結果だった・・・という評価が一般的なんでしょう。しかしながら、ベガルタン的な評価は「凄かったよ、甲府選手とサポの気迫は・・・あの状況で勝ち切るのは正直シンドイ。しょうがないかな・・・」という感じです。

おそらくは、甲府サポだって清水の途中結果は知っていたでしょう。しかし、目の前の試合を懸命に応援する姿勢には感服しましたな。そして、その声援を力に変えて、これまた死力を尽くして戦う甲府の選手たちに、勝利の女神も根負けしちゃいました。あのラストのゴールは、「来年も頑張りなさい・・・」という神様からのプレゼント。それを生かすかどうかは、チームやサポの心意気でしょうな。

本当に強いチームなら、あの程度の状況でさえ勝ち切る力はあるはず。しかし、最後の最後で失点を喰らうところが現状の力。巷では「今のメンバーで、来年スタートすれば・・」という期待もあるようですが、それだと今年と同じくらいの成績がやっとのはず。普通に考えれば、凄い賞金を得た上位チームの戦力はさらに厚くなり、そのチームに割って入ろうとする仙台よりも資金が潤沢なチームは、それ以上の補強を考えるはずだからね。仙台も、どこかで突き抜けた選手が出てきたり、優勝争いするようなチームになっていかないと、凋落していくことは確実です。

チームは鍋監督を継続し、将来を託しました。しかし、現実は毎年のように12~15位。このような監督に託していいのか?とは思いますが、フロントや現場レベルでは余程手ごたえがあったのでしょう、終盤戦の戦いに。

確かに、同じ順位でも戦い方や、攻撃する姿勢などでは全く別のチームと言っていいほど変わりました。上位チームに対しても、時には内容やポゼッションでも圧倒するシーンが見られるなんて、ひと昔では考えられないことです。ただし、プロである以上、結果には有限の責任が生じます。「トップ5」という目標が空手形でも、「俺、何の違和感もないよ・・」という心が大きな人はいいんだけど、ベガルタンは違和感がビンビン物語。もう決まったことだから来年も応援するけど、達成しなくてもよい目標など、公言する必要はありませんから。

来年のチーム編成が心配な人もいるでしょうが、来年の事は来年心配しましょうや・・・がベガルタンのスタイル。毎年の別れは厳しいものがありますが、その悲しみに先にこそ出会いがあるというもの。その楽しみを抱きつつ、来年を待ちましょうかな。



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