2017年10月10日火曜日

川崎戦


それにしても、評価が難しい試合でしたな。負けてしまったという現実を前にしては、プロである以上「厳しい叱責だってアリアリ」は当然。しかし、いくら仙台での試合は勝ったとはいえ「地力は当然、川崎の方が圧倒的に上」という評価も当然。その中での試合に対する評価は、結局のところ「個人、個人のチームに対するビジョン」によって違ってくるはずです。

「怪我人が多い中で、よく頑張った・・・」と、思うサポたちの心情は何気に分かります。えぇ、きっとチームの事を「自分の孫や子供」と同じような目線で温かく見守っているんでしょうな。しかし、ベガタンの評価は違います。

カップ戦のセミファイナルまで行き、1stではアウエーゴールを許したものの勝利。この状況下で「何を真っ先に求めるか?」となれば、「頑張ったよ・・」とか、「確実に自力はついてきている・・・」といった、と言った「不確実性な未来と希望」ではなく、ファイナル進出の「片道切符」のみ。選手やサポの頑張りには敬意を表しつつも、「今度はいつ、チャンスが訪れるのか?」を考えた場合、「この試合に関しては結果が全て・・・」なので、屈辱感や残念感が心を支配しています。

もっとも、このような屈辱や無念感が「将来の飛躍」の為の土台になることだけは分かっているので、「全くの無意味だ」と言うつもりはありません。「中野は頑張った」「気持ちは見れた」等々、チームを鼓舞するコメントには事欠きませんが、大事なのは「川崎ならば、また直ぐにチャンスが来るんだろうけど、仙台では何時来るの?」といった冷静な状況判断です。正直「いつ来るか分からない・・・」と思っているので、「だからこそ結果が・・・」であります。

別にね「頑張ってない・・」なんて思ってないんだけど、このような試合は「結果が全て・・」と思っているから、負けてしまったチームを「頑張った・・」とは、どうしても言えないんだよね。何度も言うけど、この試合だけは相手がどうのこうの・・・ではなく、勝たねばならない試合だったと思っています。

それにしても、悔しい敗戦でした。この想いが共有できる期間内に、再びタイトルへチャレンジしてほしい・・・。帰りの新幹線で、こんなことを考えていました。

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