2015年8月21日金曜日

明日はレッズ戦ですな

明日の浦和戦を前にしても「絶対、負けられんねー!!」みたいな心の高揚感が出てないベガルタンです。体調が100%じゃないので、当然のように敵地へ乗り込む事は出来ず、イマイチ燃えてきません。やっぱ、サポーターライフも健康が一番である事を、ベガルタンは身をもって確認しました。そろそろ、サプリや養命酒がマストアイテムとなるのは確実ですな。

さて、鹿島戦でボコボコにされてから一週間、ベガルタの選手たちは思い想いにリフレッシュした事でしょう。若い頃のベガルタンは、精神的なダメージが大きい敗戦を喫したら、後輩たちを誘って「居酒屋⇒カラオケ⇒風俗⇒朝帰り」で綺麗サッパリとマインドチェンジができました。しかしです、40を超えると、そんな無茶は出来なくなり、今ではCSの「アニマルプラネット、癒してくれるワンちゃんたち」を観る事で、心の傷を癒しております。

鹿島戦の内容だけを観て「ふむふむ、これなら浦和戦は期待できるな・・」というポジティブシンキングには当然なれないので、大切なのは「勝ち・負け」ではなく「どこまで0点で抑えられるか・・」であります。最初から「引き分け」を狙って、引き分けで終える事が出来れば苦労などしませんが、浦和戦のポイントは絶対に「何分間、0で行けるか・・」です。

今の仙台に「浦和を完封する力」が無い事ぐらいはベガルタンだって知っています。しかしながら、選手とサポーターの頑張りによって、その時間を1分でも長くする事が、この試合の見所とも言えます。こんな事を書き込むと「試合が始まる前からそんな事では・・・」と嘆く同士も居るでしょうが、アウエーの浦和戦で「勝ち点1」でも取れれば、不満な結果ではないはずです。そして、今のベガサポなら「浦和戦で0-0」であれば、「よくやった、頑張ったな・・・」と思くらい、完封は困難なミッションと知ってるでしょうな。

直近5試合で、1勝4敗、そして失点10。どう考えても、目指している「賢守」には程遠いものがあります。しかも、いずれの試合も先制を許し、常に追いかける厳しい展開では、選手もサポも、辛いものがあります。攻めか守かに徹底するという事も考えられますが、そうかといって鹿島戦の後半の様な「ドン引き」を90分するのも無理筋なので、大切なのはバランスのはず。結局のところ、効果的なカウンターが何本出るか?なのでしょうな。

もっとも、心理の逆を突くのも、これまた心理・・・ですから、賢守を捨て去り、敢えて守らず、最初から乱打戦に持ち込む・・・という作戦も0ではありません。今年のチームは、試合後半に追い込まれて、なりふり構わず攻めダルマになると、意外とゴールの匂いがするチームですから。

どうしようもなくなり、攻めるしかない・・・という選択肢しか無い事が分かると、前線からのプレッシャーをガンガン掛けるようになり、中盤や守備陣もうまく連携がとれ出し、何気にゴールへと結びつく場面は多いので、最初からオペレーションネーム「肉を切らせて骨を断つ!!」を発動するのも手ではありますな。しかしながら、「肉だけのつもりが骨まで切られちゃったよ・・・」という可能性もあるのが難しいところです。

昨日、仙台育英の選手たちや応援団を見て、ベガルタンは久しぶりに「グッドルーザー(誇り高き敗者)」という言葉を思い出しました。それと同時に、競馬の武豊のコメントも思い出しました。そのコメントは・・・
「基本的に、プロの世界ではグッドルーザーという言葉は存在しません。負けたら、失敗したら、次のチャンスなど貰えないからです。プロでもアマでも、相手を称える事はあります。しかし、負けてもアマには次が有っても、プロには次など無いのです。一戦、一戦「負けたら終わり、失敗したら終わり・・」そんな恐怖感と戦っていることが、プロとアマの差です。」

仙台育英の選手は負けてしまいましたが、最後まで戦う姿勢を見せてくれました。本当に立派です。しかし、ベガルタの選手にとって「最後まで戦う姿勢」を見せるだけでは何の評価もされません。プロとして「勝ち点を得る」という結果を出さなければ、彼らが称賛される事など無いのです。

明日、現地に行けないのは断腸の想いですが、行かれる方々、どうかよろしくお願いします。


明日は浦和戦、ビート・レッズ!!

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