2015年4月28日火曜日

今さらながら、松本戦

え―松本戦は、いやはや、なんとも、これはこれは・・・って感じの試合でしたな。多少はゲームをコントロールしている様な気もしましたが、だからと言って「仙台の試合だった・・」と言う事ではなく、どちらかて言えば「少ないであろうチャンスを物にする。。。そんな松本チックな試合だったのではないか?」という感想のベガルタンであります。

正直ね、松本に負けたのは痛いですよ。だけど、試合内容的には仙台が勝ってもおかしくは無かった。負け惜しみと言われようとも、おかしくは無かったはずです。しかし、負けてしまった・・・。これはねー、調整を含めて(アウエー2連戦での現地調整など)、その試合に対するベクトルの合わせ方が、結果的に松本の方が良かったから・・・だと思っています。最も、実力差がハッキリとあれば、こんな「ファジー」な調整でも勝っちゃうんだろうけど、あいにく仙台にはそれがありません。満を持して「勝つならここ、仙台戦!!」と標準を合わせて来た松本と対戦する上では、この日のベガルタ選手のモチベーションは足りなかったような気がしましたな。

負けた事に対しては残念無念ですが、連敗が続けば、それは即ちサブメンバーたちからすれば「絶好のチャンス!!」でもあります。ベガルタン的な一番のキーパーソンは茂木ですな。監督は茂木を使い続けていますが、我々サポーターも、チームのメンバーも、そして茂木自身も、そのパフォーマンスには全くと言っていいほど納得はしておりません。「ピッチに出れば年齢は関係ない」とは茂木自身のコメントですが、攻撃的なサイドで試合に出続けている以上「何らかの結果」を求められるのは極めて自然です。

彼の詳しい成績は分かりませんが、例えば30才の選手で、リーグ戦・カップ戦で10試合くらい出場して「アシスト・ゴール、共に0」だったら、その選手を使い続けるでしょうか?しかも、公式戦は3連敗・・。別に、彼一人の責任ではないにしても、チームメンバーに変化が求められる時、真っ先に候補に挙がるのは「その30才の選手」であることに論はありません。しかし、明日の予想スタメンでも、茂木の名前があるということは、これはもう、覚悟を決めて「育てる」ということなんでしょうな。だとしたら、我々は我慢しなければなりません。そう、富田が中心選手として育ったように、彼が成長する事を。

奥埜の頑張りは誰の目にも明らかです。しかし、彼も結果を出せない一人でしょう。ボールタッチ、前線への飛び出し、楔としてのキープ、そしてタイトな守備、そして無尽蔵に走り続ける体力・・。どれをとっても「チームに欠かせないワンピースとなってきた」と言う事は明らかです。ただ、チーム事情はあるにせよ、FWで起用されている以上は、どんな選手であろうとも「目に見える結果」でしか評価されません。だからこそ、奥埜には「結果」を求めています。「頑張っている」と言う評価が出ている今だからこそ、ベガルタンは結果を求め続けます。

茂木、奥埜結果を求める以上、リャンと野沢にも結果を求める姿勢はマストです。彼らの場合「頑張っている・・・」という内容だけでは、誰からも評価されません。10試合で、アシストが1~2個ぐらいしか無いようでは、本人も不満足でしょうし、我々サポも不満足であります。「赤嶺⇒奥埜」になったから、攻撃力自体が減少した・・・と言われるのは、奥埜にとってもリャン・野沢にとっても不本意でしょうから、鹿島戦辺りから「野沢、大爆発!!」とでもなっていただけませんかな。

基本的に、守りは頑張っていると思っています。J1で戦う事になってから「相手を完封する事が如何に困難か?」は誰だって実感するでしょうし、あまりにも守備に重心を置けば、今度は得点で悩む事になるので、その辺のバランスって微妙なんだよね。仙台の場合で言えば「堅守」が前提だから、多少、重心は後ろになります。その上での「賢攻」なんだけど、今現在は「賢攻」と中々ならないところが辛いんだよね。リャンや野沢が、ハッスル・ハッスルの大ブレークが出来れば、それに引っ張られるような形で茂木や奥埜も生きてくると思うので、もうね、ベテラン2人には多少無理目でもガンガン行って欲しいと思っています。


明日はアントラーズ戦、ビート・鹿島!!

2 件のコメント:

  1. 松本戦では負けてしまいましたが、とにかく敵ながら感心してしまいました。山雅のスタジアムの雰囲気、サポーター。
    おまけに各方面からのシャトルバス(自分は松本駅から)も無料です。
    正直チームもサポーターも完敗でした。
    勝ち点以上に大きく水をあけられた気がしてなりません。
    ただ一つ言えることは、とてもすばらしいチームがJ1に上がってきたと言うことです。

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  2. ベガルタン2015年4月30日 11:25

    匿名殿へ

    貴殿の相手チームに対するリスペクトには感心します
    そう思える貴殿は、きっと自分よりも懐が深い人物のようですな

    アウエーでのスタジアム観戦は非日常空間ですが
    その空間を楽しめたのですから、
    負けたけど、ドンマイ・ドンマイでしょう。

    ただし、ホームでの倍返しはマストです。

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