2014年12月8日月曜日

広島戦

残留が確定した瞬間から、ベガルタンのモードは「戦闘⇒年末年始にコタツでグダグダしているダメダメ親父」へとモードダウン。その瞬間から、「もう今年はブログも書き込まなくてもいいかな・・・」とさえ思っておりました。しかしながら、この1週間程でJリーグの歴史は激変の渦。山形は磐田戦で奇跡を起こし、そんでもって千葉にも勝って昇格しちゃうわ、落ちそうで落ちなかった大宮が降格するわ、柳沢は引退しちゃうわ、角田が移籍確定的と報じわれるわ、武藤は浦和へ移籍合意と報じられるわ、その玉突きかなんか知らないけど関口が退団するわ、未確定情報ながら赤嶺やリャンにも触手が・・・の報道があるわ・・・。これではマッタリとコタツに入って股間をボリボリ掻いてる場合じゃありませんな。

まず広島戦について。アーノルド体制が崩壊した瞬間から、今期、ベガルタの最大のミッションは“残留”でした。春先なんて「今年の降格は、徳島と仙台が当確、残り一枠が何処になるのかが焦点」と言われていた現実があり、渡邊監督が一時期立て直すも、結局は立て直しきれずに五連敗して秋口には「このままズルズル行けば、やっぱり仙台も当確か・・・」と思われていましたな。個人的には全く心配などしてませんでしたが、それでも周りが不安がればなるほど「やっぱ、マズイのか・・・」と感じる事もあったし、それはチームと言うか、選手も同じだと思います。

そんな苦しい状況を打破して、徳島戦の勝利で最大のミッションをクリアー。そうなった時、極度の緊張感から解放された事は言うまでもありません。そして、一度解放された「心・技・体」のうちの「心」を、わずか一週間で元通りに復元する事など不可能でしょうな。そうですなぁ~~、3年間一生懸命勉強して志望校に合格!!そうなったら、「合格して気が緩んだらだめだ、今から、これまで以上に勉強しよう!!とりあえず、入学までの1カ月は、これまで以上に勉強しなきゃ・・・」って思いますか?思わないでしょ?思ったらおかしいでしょ?さらに言うと、思っちゃだめでしょ?

確かにインタビューをうければ、表面上は「柳さんのラストゲームを飾りたい・・」とか「最後だからこそ、サポーターに勝利を届けたい・・」と言うでしょうよ。しかし、それはあくまでも“業務用”のスピーチと考える事に抵抗感を持つ人は少数派のはずです。もしもベガルタンが選手で、同じようなインタビューを受ければ、表面上は「柳さんのラストゲームを飾り、胴上げしたい・・」と言いつつも、心の中では「嗚呼ー、早くシーズンが終わってオフになんねぇーかなぁ~~、海外旅行に合コン、やる事は一杯あるし・・・」と思っているはずです。そんな感じで緊張感から解放された選手に対し、広島戦の内容と結果にグダグダ言うのはナンセンスと言うものでしょう。

最後に、普段は絶対見ない山形戦を、ベガルタンは自宅でライブ観戦しました。山形にシンパシーを感じた事などありませんが、テレビ観戦してたら不思議と山形を応援する自分に気づきます。やっぱり、千葉よりも山形の方がベガルタに所属していた選手が多いから、自然とそうなるんでしょうか?だけど、中島もディエゴも出て無かったし、萬に至ってはベンチ外とか・・・、それでも山形の先制には興奮しましたな。日本人と言うカテゴリーの中に「東北人のアイデンティティー」なるものがあるかどうかは分かりませんが、間違いなく山形を応援する自分自身の疑問に対する回答があるとしたら、それは間違いなく「東北人のアイデンティティー」に帰来するとしかいえません。

だって、試合終了直前なんか、千葉にシュートを打たれる度に「危ねーよ!!もっとちゃんとクリアーしろって!!菅井か、おまえは!??」とか「だから、蹴り出すだけじゃなく、前線でキープしろって!!そんなんで10分もたねーよ!!」とか、普通にシャウトしてましたから。ベガルタ以外の試合で、あそこまでヒートアップしたのは、後にも先にも、この試合だけです。


我が家の家訓として「初めて対戦するチームのアウエーには参戦する」と言うものがありますが、松本は甲府と同じくらい、行くのがしんどそうなので考慮中です。真夏の甲府も辛かったですが、松本に関しては気候が温暖な時期ならば行きましょうかな。

2 件のコメント:

  1. 一年間お疲れさまでした。ハラハラドキドキで胃が痛い毎日でした。
    最終戦広島まで応援に行ってきましたが、寒くて寒くて・・・・・
    声を出し跳ねて応援しているコアサポの皆さんに感動致しました。
    来季もJ1で応援できること嬉しく思いますが、なんとか、なんとか良い補強をしてほしいです。

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  2. ベガルタン2014年12月9日 21:49

    そうですか、自分がコタツでボリボリ股間を掻いている時に
    貴殿は広島へ行かれていたのですか・・・
    ご苦労様でした

    個人的にではありますが、補強に対して過大な期待はしておりません
    理由としては、新社長、新強化部長のスキルが未知数だからです
    白幡・丹治体制でも、アーノルドを連れてくると言う大失敗をするのですから
    新任同士のペアでは尚更、同じようなリスクは高まると考えるのが普通です

    なので、私の願いは「良い補強」を願うのではなく
    「悪い補強」をしなければ合格点だ・・・というスタンスであります
    夢も希望も無いコメントかもしれませんが、歳ですかな。

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