2017年3月1日水曜日

ベガルタン、よだれを流す


いやぁ~凄いですな、お金持ちさんチームは・・。スポーツ紙によれば「C大阪・水沼 ハムストリング筋損傷で全治4週間 代役は清武」とか・・。代役の方がスキルも年俸も大幅アップってどういうことなの?こう展開を見せられれば「強力な資金力を持つ親会社があるっていいよな・・」と、思いたくもないのに思ってしまいます。代役で代表選手が出る・・これは断じて「代役」ではありません。代役ってさー「中野⇒永戸」くらいで丁度いいんじゃないの?

そんなことを思っていたら、来ましたよ・・「元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(31)=トルコ1部、ガラタサライ=がJ1神戸と正式契約に至ったと、トルコの「アクサム」(電子版)が報じた。同紙は「契約合意し、チームメートに別れを告げた」と急転契約に至ったとしている」すんごいのが・・。

実はね、前節に得点王のレアンドロが怪我をしたって言うから、神戸の後輩に「残念だったなレアンドロは。でも、レアンドロ一人居なくなったからってジタバタするチームじゃないんだろうから、互いに頑張るしかないだろう・・」ってメールしたのよ。そしたら・・

「ありがとうございます。でも、結構ジタバタしそうなんです。なにせ、中心中の中心ですから・・なんて思っていたら、トルコからポドルスキが来ることになったんで、ひょっとしたら仙台戦には間に合うかもしれません。負けませんよ」みたいな返信が。

ああー、悔しい・・って言うか、心配して損したぁーー。いくらなんでも「得点王が抜けたら厳しかろう・・」って思い、「こんな時は良い先輩アピールでもするか・・・」と思った自分が甘かった・・。正直、ポドルスキのスキルなんて分からないけど、ダメダメな選手に億単位の移籍金(一説では彼一人の移籍金で仙台の人件費の総額という噂も・・)なんてありえないから、きっと凄いんでしょうな。

それにしても、神戸の対応の早さは天晴れ。金があるだけでは、こうはいかないよね。きっと事前にリクルートしてて、チャンスがあれば「絶対に見逃しませんから!!」みたいな体制になってたんでしょう。仙台が同じような状況になった場合、例えば三田やリャンが6カ月の怪我したら、きっと「春が来るまでじっと待つ、雪が解けたら春になるから・・」的な感じになる事は確実です。

いまさら金が無い事を嘆いてもしょうがないので、中野の怪我によって回ってきたチャンスを永戸が生かした・・・くらいじゃ仙台の場合は物足りません。チャンスを生かす・・ではなく「チャンスを生かして大化けし、菅井やリャンの出番を無くしちゃったよ・・・」ぐらいじゃないとダメですな。菅井やリャンは仙台の柱石です。しかし、そんな選手を凌駕する選手が出てこないと、我々にもチームにも未来が無い事ぐらいは分かっているつもりですから。

金があれば、ウタカやポドルスキや清武などを獲得すればいい。しかし、仙台には金が無い。このジレンマを解消する術は多くなく、どう考えても2つだけ。

新たなビックスポンサーを獲得する
結果を出して賞金を得つつ、活躍した選手を売却する

これ以外にも「若手を育成して・・」という方策もありますが、この場合、結果が得られるまで1020年単位の時間軸と費用が必要となります。34年で結果が得られるなら、どのチームでもやるはず・・。しかしやらない、って言うか、出来ないのは「尋常じゃない時間が掛かり、尚且つ、必ずしも結果が得られない・・」というリスクがあるからです。

とりあえず仙台は、若手の育成を地道にやりつつ、レンタル選手を上手く活用して凌ぐしかありません。その意味で三田や石原のレンタル獲得は、金が無いチームの王道のやり方。現状では、これしかありませんな。他チームの移籍情報を、ヨダレを流しながら見守っているベガルタンでした。

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