2013年10月15日火曜日

水戸戦

水戸戦、勝てて何よりです。内容的には決して褒められた試合ではないのでしょうが、まあいい、まあいいでしょう、トーナメントでは「結果>内容」です。毎年苦しむ天皇杯ですが、勝った試合でも負けた試合でも、必ずしも「内容が伴っていた・・・」と感じる時は少なく、負けたら終わりの試合では、どうしても守備的でガチガチの内容になりがちとなるのはしょうがありません。10年間、ベガルタを通して天皇杯を観てきて「これは最高の内容だったよなぁ~~」と思えるのは、そうですな・・・・数年前にユアスタで勝った川崎戦ぐらいですかな。あの時の平瀬のゴールは泣けました。


天皇杯なんだけど満員のユアスタ・・・・今でもベガルタンは思っています「あの平瀬のゴールは、ベガサポの願い(声援)が神に届いた結果」だと。

それにしても、水戸のサッカーは変わりましたな。なんか4~5年前くらいなら「しっかり守ってカウンター」だけを注意してればいいと思ってたんだけど、この試合を観ていると「繋ぐ時はしっかり繋いで、連携によって相手を崩して組織的に攻め込む・・」みたいな感じになっていました。ここ数年で、確実にレベルが上がってます。そんな水戸が、今年は13位・・・・。これだけ見ても、J2リーグの総体的なレベルが確実に上がっている証左だと思ってます。

水戸はJ1のライセンスが無いとの事なので、モチベーションを維持するためには「個人的活躍&出世」しかないと思っていました。つまり「ここで活躍してJ1チームへ、もしくは待遇がいい他のチームへ移籍する」という目的の為に、今を頑張る!!という選手の集まりと思っていましたし、そんな個人的なプレーが多いと思っていましたが、いやいや・・・・。もうね、プレー自体は「しっかりと組織的」で、個人的にグリグリやってくる場面はほとんどありませんでした。水戸選手のプレーや組織的な戦術、クオリティーが高いとは決して思いませんけど、やろうとしているプレーは仙台と変わりません。それでいても13位・・・・、それを踏まえれば「もう、絶対に降格してはならない・・・」。試合中、ベガルタンはこんな事を考えていました。

試合中はメーン寄りのL字でマッタリ観戦。しかし、PK戦の時はゴール裏真正面の通路まで移動。「よおーし、ゴール裏から決定的な瞬間をウオッチングだ」との考えだったんだけど、これが最悪のバッドチョイス!!なんと、ゴール裏最深部では、大旗で相手のキックやボールの弾道、そして林クリアーの決定的な瞬間が見れないのだ!!「うわぁぁーーーゴール裏の人たちって、決定的な瞬間を観るのではなく、共に闘っているから、見る必要なんか、ねーんだぁーー。」と心の中でシャウト、そして自らのチョイスを後悔。

実際、大旗を振っていた方々は、見ていなかったような気がするし、当然、後ろで見ていた人たちも見れない。しかし、ここは「見るエリア」ではなく、「応援する(共に闘う)エリア」と考えれば、PK戦の決定的な瞬間を観れなくても、それはそれでしょうがないのでしょうな。まあね、林のセーブが見れなくても、勝ったんだから、よしとするベガルタンでした。

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