2017年3月16日木曜日

東京戦


いやぁ~凄い試合でした。「多少、ショッパイ試合になるのは・・」との考えは甘く、実際の内容は一昨年亡くなった婆ちゃんが、塩の分量を間違って作った「殺人・脳卒中つけ物」並みに塩辛い試合でした。東京サポの後輩が参戦してたから、ゴールが決まったらラインで速報を貰うことにしてたんだけど、実際の文面は下記のような感じ・・・

何気に攻めてます
27分、阿部拓ゴーール!
なんか「攻める気あるんですか?」っていう感じ
圧倒してます
前半終了1-0
51分中島ゴーール!!
53阿部拓ゴーール!!
あれ?ひょっとしてサブちゃん?祭り?
75分ウタカゴーール!!
83分橋本ゴーール!!
後半、シュート打たれてないような・・
88分中島ゴーール!!
祭りだ、祭りだ、ワッショイ・ワッショイ!!
6-0でフルボッコ。試合終了です、リーダー。
お仕事お疲れ様です。

このような試合ともなれば「何が悪いのか?」を論じるのはナンセンス。おそらく、全部悪かったか・・・もしくは「圧倒的な実力差があった・・」のどちらかであることは明白です。だとしたら、週末に控える柏戦に向けてやるべきことは一つだけ、それは良質なメンタルトレーナーに指示してもらい、このフルボッコの試合を忘れ、柏戦に向けて「新たなパワー」を注入してもらう事だけです。

試合を見てないので「あーだの、こーだの」と言う事は出来ませんが、シュートは20本も打たれ、こちらから後半放ったシュート数は「たったの1本」ともなれば、北島じゃなくても「もう、何にも言えねぇーー!!」状態だったことは確実。いくらサブメンが中心とはいえ、このような試合内容がメンタルに堪えぬ訳はありません。

チームとはアメーバのような生き物。良い状態となれば、チームの和・勢いなどが増殖し、放っておいてもグッドサイクルの循環に入ります。しかし、サブメンバーとはいえ大敗し、その細胞の一片でも悪い状態ともなれば、増殖するどころか、その勢いは急激にしぼんでしまいます。昨日の試合はコテンパンにやられ、チームの勢いも・サポーターの「今年、行けるのか、おい!!」という期待感という細胞さえも、木っ端みじんに吹き飛んだのです。まさに、ローリング・ストーンズですな。

こうなった以上、柏戦はリバウンド・メンタリティーを試す上で最上な試合となりました。カップ戦だから、サブメンだから・・といった言い訳は、監督の目指す「歴史を作る・・ベスト4へ」という目標とは相反するものです。ただし、だからといって「柏戦に負けたら、監督更迭!!」の類は論外。3バックというシステム変更にチャレンジした以上、今年は良い意味で「修行の年」であることは明白。昨日の試合も、その修行の一環と想えば我慢も出来ます。

良くも悪くも、今年のベガルタは3バックへの進化・熟成という荒波へと航海しました。船は港を出、もう後戻りはできません。あとはただ、自らの経験値と知恵・知識という羅針盤をもとに、この航海を乗り越えねばなりません。「いやぁ~頑張ったんだけど、沈没しちゃったよ・・」という事などは絶対にあってはなりませんからな。

とにかく、次の試合までの合言葉は「レッツ・リバウンド・メンタリティー」であります。

0 件のコメント:

コメントを投稿