2016年7月29日金曜日

ベガルタン、部長から「福岡戦の必勝」を命じられる


仙台も暑くなってきましたな。中々あけない梅雨に対して、ベガルタンは意外と支持派。何故かというと「涼しい夏=ベガルタの躍進」と信じて疑わないからです。今年のJチームで言えば、過去一度もアウエー参戦してないところは福岡・甲府。真夏のゲームで、ここのアウエーは考えるまでもキツめ。試合も大事だけど、自分の健康はもっと大事なベガルタンです。

一つ勝ってホッとし、二つ勝って胸をなでおろす。いいですなぁ~~連勝って。そんなことを考えながら会社でマッタリしていると、不意に本社の営業本部長から電話。これ、実話です。

部長「暑いのにご苦労様」
自分「いいえ、でも、これ私用の携帯なんで、こちらから掛け直します」
部長「いや、いい。仕事の話ではないからな」
自分「えっ!?ということは、毎年、この時期に東北の営業所を回りつつ、実際は経費で東北の夏祭りを見回って、ラッセラー・ラッセラー!!で、ギンギンギラギラ、お星さぁーまも嬉しそう・・作戦の件でしょうか?」
部長「ボーナスが支給されると、お前のビッグマウスが益々、鬱陶しくなるな」

実際、仕事に関しては鬼の部長ですが、プライベートでは可愛がってもらっており、東京へ行くたびに「競馬・麻雀・酒」って感じ。ヤクザの世界で言うのならベガルタンは立派な舎弟です。そして上記の物は、揃いも揃って学生時代に覚えたもの。5年前に天国へ旅立ったお父さん、大学時代は無駄ではありませんでしたよ。

部長「今日は夏祭りの話じゃない」
自分「と、いうと・・」
部長「週末の福岡には絶対に勝ってくれ」
自分「えっ!?いや、部長に言われなくても・・」
部長「お前に頭を下げたくはないが、頼む、このとおりだ・・」
自分「いや、あの、部長に言われるまでもなく勝ちますが・・」
部長「ありがとう、今年は降格さえしなければいいからな」
自分「そんな・・東京に、その心配は無用かと・・」
部長「いやいや、前回と似てると言うか同じというか、そして同じように監督の解任だろ?だから心配なんだよ。こうなったら何でもする、靴の裏を舐めろと言われれば舐める、だから週末の福岡や甲府・名古屋には、絶対に勝ってくれ・・いやいや、勝ってください、頼みます」

なんと、普段はのけぞってベガルタンの事を「この、給料泥棒が!!」と罵倒する部長が「靴の裏まで舐める・・」と頭を下げ、福岡に勝って欲しいと懇願してきた。ベガルタン的には「東京は大丈夫のような・・」という気がするのだが、本人は至ってマジ。大体東京が危ないのなら、仙台だってマダマダ危険水域のような気もするが「敵の敵は味方」と言わんばかりの言動に、ベガルタンも閉口。東京は落ちないって考えるでしょ?普通。

自分「わかりました、わかりました。もういいですから、いつものような口調に戻ってください。福岡には絶対に勝ちます」
部長「なんなら、俺のマイルで福岡戦に行くか?」
自分「いえいえ、とんでもありません。とにかく、部長のためと言うより、自分たちの為にも福岡には絶対に勝ちます」
部長「おぉーー、ありがとう。本当にありがとう。もう一度頭を下げる。本当にありがとう」
自分「だから、部長、もういいですって・・もう、本当にいいですから」
部長「わかった、じゃあ、この電話を支店長に代わってくれ」

監督が解任されたとはいえ、東京の戦力を考えれば「どうしたって降格は無し」のはずです。中盤のダイナモとして頑張っている三田を、ACLで日程がタイトになるのを分かってても仙台へレンタルし、代表経験者の駒野も途中で福岡へレンタル、前田に至ってはベンチメンバーから外れることもシバシバ。シーズン前に「今年はタイトルを!!」と宣言しても、何の問題もない陣容。

唯一のウィークポイントは「一度解任した監督を復帰させるって、どうよ?」だったのだが、今回に関しては、この不安が的中。だけど、そのリスクは当然チームとしても分かっていたはずで、そのリスクを上回るリターンがあると確信したからこその再就任。ということは、すべての原因は「その監督を選んだフロント」と考えることに若干の整合性はあるような気もします。

そんでもって支店長に変わったのだが、この内容が怪しい感じで・・
支店長「はい、はい、はい、本当に申し訳ありません。もう一度、教育し直します。はい、はい、本人もそれなりに自覚はあると思います。はい、はい、本人だけではなく、私自身も危機感を持ち、日々の業務を行っていきます。はい、はい、それでは失礼します」
 
支店長「おい、お前、部長になんかしたのか?」
自分「いえ、なにもしてませんけど・・」
支店長「お前の事、凄く怒っていたぞ『たるんでる!!』って感じで」
自分「いや、あのぉ・・・別に何も・・」
支店長「月末の会議、仙台からだとさ。部長曰く『お前と約束したことが達成されなければ、厳しい冬になる』ってことだ。何の約束をしたんだ?」
自分「心の中で(あの野郎・・・)」

とにかく、福岡には勝たねばなりません。いえ、勝ってください、お願いてすから勝ってください。靴の裏を舐めろと言われれば犬の糞がついてても舐めます。だから絶対に勝ってください!!

明日はアビスパ戦、ビート・福岡!!

2016年7月25日月曜日

ベガルタン、湘南戦で「今年の仙台はスネ夫だ」を感じる


いやぁ~~、凄かったですな、七北田公園のポケモンハンターの数。それどころか、普段はユアスタで自ら作る焼酎の水割りと、匂いが強烈なキムチとさきイカを、こよなく愛する焼酎親父でさえ、この日はスマホの画面でレッツ・ポケモン・GO。きてますな、ムーブメントが。

この日の観客数は13000人オーバーという、チョット寂しめのユアスタ。夏休みスタート直後なんだから「もうチョット来てくれても・・・」という思いはありますが、これが現状のユアスタポテンシャルなんでしょうな。現在のユアスタは、2千人以上のアウエーサポが来てくれないと、中々15000人オーバーとはなりません。悲しいけど、現実です。

相手が湘南だからでしょうか、何気に安心して観ていられる展開。こちらが攻めていても守っていても、素直な実感としては「戦力と戦術がイマイチな浦和」的な試合内容。ぶっちゃけ、坪井と長谷川以外は知らない選手だし、これといって圧力が弱いオフェンスなので、当然のようにそこからのカウンターの数は多くなり、新潟戦以上に余裕があるように感じました。多分、仙台が強いんじゃなくて、湘南が強くないだけなんだろうけど。

7月も終わりそうなので、直近2カ月の成績を確認すると7勝6敗2分。この数字の詳細を確認すると・・・

7勝の内訳 福岡・湘南・新潟・柏・甲府・新潟・湘南

6敗の内訳 鳥栖・大宮・磐田・川崎・ガンバ・浦和

2分の内訳 神戸・川崎
(そして次節は福岡)

この内訳を冷静に見れば、「仙台は典型的なスネ夫タイプ」ということになります。つまり、ジャイアンのような強面には弱く、のび太のように自分よりも対等以下の奴には滅法強い。Jリーグの中位以下のチームにとって、仙台は最も嫌われている感じでしょうか。ただ、この辺のところがベガルタン自身と被ることがあるから、何気にシンパシーを感じる部分ではあります。平たく言えば「今年のベガルタは弱い者いじめ」と言う事になりますな。

大局的な見地で考えれば、シーズン末期に湘南や福岡や新潟と戦うよりは今の時期に対戦した方がメンタル的にはグッド。経験があるだけに嫌でしょ?最終盤に降格が決まりそうな相手と戦うのって。その意味で、今年の仙台は結果として対戦日程には恵まれていると言えます。とりあえず、今季は「スネ夫仙台」でもいいので、早めに勝ち点40付近まで到達して欲しいですな。

この世界では、チョットでも「敵に憐れみを感じた時点」で、自らが地獄行のパスポートを申請する事と同じ意味合いを持ちます。生き残るためには、相手を地獄に落とすしかない非常な世界だからこそ、我々サポーターは目の前の試合に一喜一憂するのでしょう。地獄の苦しみは知っていますが、だからと言って「J1が天国」と感じたことはありません。ちょっとたけ見えてきたような幻想を感じたことはあったけど・・・。

12年シーズンの終盤、「ひょっとしたら、ひょっとして・・」と感じて臨んだホーム最終戦の対新潟。勝てば優勝の可能性が膨らみ、尚且つ、大嫌いな新潟を地獄の底(j2)へ叩き落すことができる大一番。結果、負けてしまって「天国を感じられる可能性」は否定され、新潟は奇跡の残留へ。あの時勝てば、天国へ行けたかもしれない・・・。そう考えるたびに、「あの時、新潟を落としておけば・・・」という後悔の念に苛まれるベガルタンです。

湘南戦では「負けるかも・・」と思ったことはありませんでした。普通に「勝つんだろうな・・」と思っていた時に、ウイルソンがズドン!!最高です。本当に最高でした。普段は声など荒げないベガルタンでさえ、「最高、ウイルソン、最高!!」を連呼。その瞬間、ベガルタンは数年前に流行った「みなさーん、最高ですかぁーー!!!最高でーす!!」を連呼していた偽宗教教組の気持ちが痛いほど分かりました。「最高でーーす!!」を連呼するって、気持ちいいんですな。

2016年7月22日金曜日

明日は湘南戦ですな

こんなこと言うと「サポ失格!!」という烙印を押されかねないんだけど、何て言うの?こう、一回勝っただけなのに、何となく「お腹一杯」状態で、「明日は絶対に勝たねばならない!!」的な切迫感が微塵もないベガルタンです。勝つと、メンタルが擦り減らなくていい・・・実感ですな。

川崎・ガンバ・浦和の三連戦を南アルプスの縦列登山だとすると、新潟・湘南・福岡の三連戦は、さしずめ船形山のハイキング。別に上から目線で見ている訳ではないんだけど、やっぱ一回でも勝つと「楽勝で登れそうだ・・」という気になるんだよネ、船形山だから。

これが4連敗で湘南戦だと、ここまでの余裕はありません。もうね、必死、一杯いっぱい。だからこそ、新潟戦での勝利は大きかった。これはね、選手だって同じだと思うんだ。ギリギリの状況でのホーム戦だったら、体の動きが重くなることは十分に想像がつくけど、メンタル的にOK牧場な状態で、相手は湘南、勝つことしか想像できませんな。

連チャンでの「トリプル3」が多少は堪え、浦和・新潟には今まで以上に「守備」を意識。結果として、最少失点で凌げていますが、その代償は「シュート数の減少」に表れてしまいました。浦和戦の前半、シュート数は「たったの1本」。勝った新潟戦でさえ、前半放ったシュート数は「たったの2本」。これを、どう考えるかによって、今後の鍋ベガルタの評価は変わってきます。

守って守ってカウンター・・・これだけに特化するのが嫌で、鍋監督曰く「前のサッカーに戻るのではなく、継続して新たなチーム、ステージに行きたい」ということになりました。ドン引きしようと思えばできる、しかし、それだけでは上に行けない・・そう考え、チームは昨年の厳しい状況でもチャレンジ。しかし、昨年は結果が出なかったけどね。

そして今年です。正直、今年も厳しめ。2ndの失点数はトップ3で得失点差のマイナスもトップ3をキープ。チームスタイルの変化には膨大な時間が掛かることくらいは分かっているつもりですが、現実の勝ち点はもっと大事なので、ここらへんは監督のさじ加減なのでしょう。

湘南戦、ベガルタンが最も注目するポイントはここです。失点へのリスクヘッジはしつつも、ボールを回すのか、それともシュート数は少なくなっても「いいよ、いいよ、ポゼッションは・・」となるのかが、個人的には最大の見どころです。可能であれば、昨年からチャレンジしたスタイルで、湘南をボコボコにしてほしいものです。

明日はベルマーレ戦、ビート・湘南!!