2017年4月21日金曜日

久々に書き込みますかな


えー、ようやく、ようやく繁忙期を脱しました。よく頑張ったよ、俺。それをうけての書き込みなんだけど、久々だから何を書いたらいいか分かんなくなりました。なので今回は、川崎・浦和・鹿島の3連戦を今更ながら振り返ることとします。まずは、戦績を・・

川崎 0-2 でノックアウト
浦和 0-7 でフルボッコ
鹿島 1-4 で後半軽く流されて終了

この連戦が始まる前から「3連敗するかも・・」と多くのベガサポも考えていたので、その意味でのショックは小さめですが、問題は内容です。そのあまりの惨敗ぶりに、ネガティブとなってしまった方も多いのではないでしょうか。こんな時に大事なのは、「わぁーーもう駄目だぁーー!3バックはやめてくれー、藤村は使うなぁー監督解任だぁーー」と過度に反応する事ではなく、いったん立ち止まって自らの立ち位置を確認し、このまま突き進むべきか、これまでのやり方に戻すべきか・・・であります。

監督は「3バックにするのは堅守を復活させるため・・」とコメントしています。このコメントと、実際の試合内容の乖離が、多くのベガサポを苛立たされ要因の一つでしょうな。「全然堅守じゃねーし( `―´)ノ」的な考えを持つのは極めて自然です、だって0-70-3(鹿島戦の前半までなら0-10です)だからね。

このような状況に悲劇的な思いを持つ人は「4バックに戻せやぁーー」とか「もう堅守速攻でいい!」的な意見を持つようですな。もっとも、もっとも・・・ではありますが、ここは冷静に考えるポイントでもあります。

43バックにし、時に5バックを形成することによってベガルタンは「ガチガチに守る時は引くんだろうな・・」と思っていました。単純に「45へ枚数は増えるんだから、失点は減りしそう・・」と安易に考えていました。ところがです、失点は減るどころか大盤振る舞い!!失点数は断トツのトップで、期待されていたゴール数はワースト3位。最悪、まさに最悪です。

こんな状況を見せられれば「何をしてんのやぁー!!」と憤るのは分かりますが、ここで立ち止まって冷静に考えると・・・

43へ、そして堅守速攻から⇒ボールを保持しパスを回して相手を崩す・・への変換って、メッチャ大変なんですな。ちょっとでもバランスが崩れると、相手はそのギャップを突いてくるし、ただ単に守るだけなら4バックでもいいんだけど、「相手陣地で攻撃的に試合をしたい・・」と考えている以上、一度でも攻撃にギアが入れば、数をかけてでも相手ゴールーへ向かうんだけど・・・、その過程でミスなどがあればショートカウンターを喰らってしまう・・。守備的なチームから攻撃的なチームへの脱皮が難しい事とは知っていたけど、これほどとは夢にも思いませんでした。

じゃあどうするか?どう考えても大きな選択肢は2

1.このまま迷うことなく攻撃的なチームへと研鑽し続ける
2.軌道修正し、システムを維持しつつも守備的に行く

これ以外にも、4バックに戻すとか、メンバーを若手にシャッフルするとか、監督を解任するとかの選択肢はあるんだけど、どれも現時点では非現実的。4バックに戻すという事は、鍋監督としたら完全なる自己否定になるし、若手にシャッフルで結果に即効性を求めるのはキツイし、監督解任は現時点では早すぎるし・・。

結局は、どれを選択しても、部分的につまみ食いをして戦術を変えても、成功するかどうか?なんて誰にも分からないんだよね。もうね、こうなったら腹を据えてチームを信じ、応援するしかない・・と言うのがベガルタンの考えです。もちろん、信じた結果が最悪となる可能性はあります。しかし、どの可能性もあるんだったら、キャンプから取り組んでいる3バックの進化・熟成を継続した方が良い・・と言うのがベガルタンの結論です。

何度も書き込んできましたが、蟹は成長するために脱皮をします。脱皮は非常に危険な行為で、上手くできなくて死ぬ場合もあるし、その最中に敵に襲われる危険性もあります。しかしながら、何故やるか?それは、脱皮をしないと成長できないと本能で分かっているからです。仙台は今年、脱皮しようと決意しました。まさに現状は、その真っ最中です。戦術の未完成度ぐあいから、敵からは好き勝手に攻め込まれ、前半で試合を決められ、もうね、チームもサポーターのプライドもズタボロです。

しかし、いちど脱皮をしようと決意した以上、後戻りは許されません。こんなことを書くと「現実に即して、後戻りするのもありなんじゃないか?」と言う考えを持つ人もいるでしょう。それを否定することはしませんが、実戦で研鑽を継続していかなければ、どんな変化だって実現は不可能ではないか・・と言うのがベガルタンの考えです。

実践、降格もあり得るリーグ戦で3バック、相手陣でボールを保持して攻撃する・・というチャレンジを継続してこそ、初めて得るもの、見えてくるものがあるとベガルタンは信じています。その旗を4月中旬の段階で降ろすくらいなら、もう二度とチャレンジなんかする必要はありません。メンバー構成の経年劣化が見え、現在の選手たちも監督もサポも「何かしらの変化」の必要性を感じた・・。そのうえでのチャレンジならば、このまま暫くは継続して欲しいと願っています。

このまま継続した場合、最悪の可能性があることを否定はしません。しかし、この程度の苦しみにチームもサポも耐えられないのであれば、仙台に未来があるとは到底思えません。目標がトップ5のチームなんです。決して残留が目標ではありません。だとしたら、現状の「何か?」を変えねばならないのは自明の理です。目標はトップ5、トップ5なのですから。

明日はサンフレッチェ戦、ビート・広島!!

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