2017年2月27日月曜日

札幌戦


えー、勝ててよかったです。何気に「引き分けかよ・・」という空気が漂って来た頃のゴールでしたから、嬉しさもまた格別ですな。この日の観戦はメイン北エリア、ベガルタンとなって15年くらい経ちますが初めて足を踏み入れました。最初の2年はジプシーのように座席を放浪していましたが、その後の13年はsバックの指定席で観戦。観戦するエリアが違うと、また試合も違って見えてくるので新鮮でした。

個人的には「メインでも北エリア付近ではゴール裏も近い事だし、応援の熱も凄いんだろうな・・」と思っていたんですが・・・・実際は「いたって冷静・・・って言うか、あれ?声出してる人が一人もいないの??」的な感じ。そうかー、メイン北はsバック中央付近よりも静かなのかぁ~。

カミさんは不参戦なので、ボッチ参戦。後輩たちからは「ゴール裏で一緒に・・」とか「いやいや、『幽霊屋敷じゃないけど、一度コアゾーンで・・』って言ってたじゃないですか?」的な、お誘いも結構あったんだけど、逆に一人だからこそ「sss以外はどこでも買えるんだから、行った事の無いとこで見よう・・」と考えたしだいです。

正直、試合内容は堅い展開で、隣のバッドボーイズ兄弟はアクビを連発。個人的には「そんなに、つまらない試合じゃないような・・」と思っていたんですけど、若者には刺激が少なかった試合展開だったのも事実。まあね、初戦だから連携もイマイチだったし、引き気味の相手に苦戦するのはお約束だし、でも勝ったからいいや・・という感じですかな。

素人的に見ても試合内容は一変。普通にゴール前から繋いで攻め上がったり、一本の楔から時にポストプレー、時にスラして裏のスペースを走ってる二人目を狙ったり・・・。実際、ほとんど奇麗に繋がる場面はありませんでしたが「あー、こういう感じで今年は狙っていくのか・・・」と感嘆。あのようなプレーがビシバシ決まれば、そりゃあ楽しいんだろうけど、難易度はドラクエのラスボスを倒す並みに難そう。

システムや選手の入れ替えなど、意外にアグレッシブだった今年の仙台。しかし、開幕戦で変わったピースは石原と永戸のみ。3バックがどうのこうの、4バックがどうのこうの、いろんな意見があったけど、結局基本は「11の局面で戦えるか否か・・」だと思っています。この日のメンバーは戦えていた・・・違いますかな。

永戸は中野の怪我によってチャンスを得、そのチャンスを生かすことが出来ただけでナイスです。中野には中野の良さがあり、永戸には永戸の良さがある。中野⇒永戸になっただけで戦力が著しくダウンするのであれば問題ですが、中野の現状を知らないベガルタンからすれば、この試合に関しては「永戸は頑張った・・」というスタンスです。

仙台サイドからすればおそらく、やりたいことの半分もやれなかった試合のはず。攻撃も上手くできなかったし、守備に多くの問題が露見しなかったのは相手との力関係だと思うし、良くも悪くも課題がテンコ盛りですが、まあね、初戦ですからドンマイです。ただし、伸びしろはあるでしょう。ここに助っ人がプラスされれば・・・、これで連携が良くなったら・・。これらの期待感は、新たなチャレンジに対する免罪符。

去年から比べれば「まさか、自陣ゴール前からボールを繋ぐとは・・・」という新鮮な驚きは、試合をフレッシュに見るうえで大事なファクター。そして、何度失敗しても楔をキーにしての二人目三人目の動きの継続。とりあえず、チョットだけ今年楽しみになったベガルタンです。

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