2016年8月29日月曜日

広島戦


いや~~ナイスシュートでしたな、青山の先制したやつ。こう、なんて言うか、抑えを効かせつつ、しっかりコースを狙った・・・的な、見事なファインゴールでした。その直後に、同じような場所から奧埜が外したので、その対比に「あ~あ、青山と比べちゃダメなんだろけどさー」と愚痴が、ついつい。今現在、青山と奧埜を比較すること自体はナンセンス。しかし、比較されるような選手になった時、彼もチームも1upすることでしょうな。

試合自体は“何となく闘えてるかな・・”的な感想。「広島の方が強い」という前提に立てば「頑張ってる・・」と言えなくもなく、だからこそ先制したかったよ・・・が本音。

広島のサッカーは相変わらず。自陣から丁寧に回し、相手が喰いついて来たら、その綻びをつく。楔が入った瞬間にスイッチオン、時に中央を割ってきたり、時にミキッチがグリグリ来たりと、もう自由自在って感じ。広島の攻撃は至ってシンプル、だからこそ防ぐのは困難。シンプルなうえに、それなりの熟成もあり、ゴール前に放り込まれたボールには、システマチックに絡み、飛び込んでくる・・・厄介このうえありませんな。

仙台にだって「おぉーー!」的な場面はありましたが、ゴルフのパットと同じで「入らない時は入らない」だよね。それよりも、代わりに出てきた選手がパブロ・茂木・小島・・・これに可能性を感じられるか否かの方が大切です。パブロにはチャンスもありました。茂木もシュートを打って爪痕を残しました。ここまでは小さいながらにも可能性は感じられましたが、問題は小島です。

時間が少なかったとは言え、11で勝負できる局面はありました。しかし、そこでは勝負せず、残念ながらのバックパス。ベガルタンは、これが悔しくて悔しくて。前回のような出来では、本来なら中々挽回のチャンスなどないはずなんだけど、監督は、そのチャンスを小島に与えました。局面は2点のビハインドだから、攻めダルマモードでok。だからこそ、小島には11のチャンスがあった時、縦でも横でもいいから勝負して欲しかった。マジで闘って欲しかったよ。

2失点目に関しては、ゴール前の跳ね返しが相手選手の足元へ。これについては、「あんなパスミスしやがって・・」的な考えもあるようだけど、そこを責めるのは酷。広島の攻撃を90分耐え凌ぐのは、素人が考えて以上にプレッシャーが掛かるはず。だとしたら責めるべきは、ゴールを奪えない前線の選手も同様ではないか・・・というのがベガルタンの考えです。

結果的に、今年も広島にはダブルですか・・。遠いですな、広島までの道のりは。目指すサッカーは違えども、広島は決して資金が潤沢ではない地方都市のチーム標本のはず。試合を見ていて・・・

「教育、育成、強化、営業・・・、学ぶべき事は多々あれど、それらは全て「広島メゾッド」でしかありません。マネだけでは、絶対に本家を超えることなど不可能で、仙台の「メゾッド」を貫徹しない限り、広島には勝てないんだろうなぁ~~」みたいなことを考えていたベガルタンです。いつの日か、超えたいですな。

2016年8月26日金曜日

明日は広島戦ですな


えー、明日は広島戦なんだけど、こう、何て言うか「明日は絶対に負けらんねー!!」みたいな切迫感など微塵もなく、どちらかと言えば「おっ、明日は広島戦か~~頑張ってほしいよ・・」みたいな、何気に裕福な家庭で生まれたキャンディ・キャンディーのウイリアム大叔父様的な感覚しかしないベガルタンです。

ぶっちゃけ、仙台が2ndで優勝を願うのは厳しめ。もちろん、不可能ではないんだろうけど、「ここから78連勝して、上位チームが揃って連敗すれば・・」は若干の無理筋。それでいて、何気に降格の心配も無い・・・この状況で「どんな試合でも、入れ替え戦利時のようなパッション(情熱)でサポーターも戦え!!」みたいに望むのは酷でしょうな。

つまり、今年の仙台は、残留争いに汲々としていた頃に憧れていた「ミスター中位」のポジションを名古屋から奪ったと言えなくもありません。痺れるような残留争いが恒例行事となっていた頃、毎年中位のポジションを嘆いていた名古屋サポの後輩が「今年も12位くらいでしょうけど、何なんですかね、金は他チームよりもあるのに・・」とベガルタンに愚痴ってきました。その時ベガルタンは、その後輩に対し、こうシャウトしました。

「もしも俺が、『おしんの母』の泉ピン子なら、お前にこう言って、ぶん殴ってるはずだ「贅沢言っちゃ、なんねーだ!!!!」とな。そんなことを言うのは、現実的に降格が見えている時の挫折感を知らないだけで、知ったら、そんな愚痴なんて言えるはずがない。中位って、凄い事なんだぞ・・」

よくよく考えてみたら、予算トップの浦和やトップ5のガンバや東京すら降格する時代です。トップ3の名古屋とて、もはや他人事ではないはず。ましてや、年々チーム力が下降トレンドのチームで、そして新人監督、そんな状況で下降トレンドが急反転する可能性に夢を託せるか?と問われれば、誰だって難しいと考えるでしょう。

翻って考え直せば、「中位がキープできると判断してからは、如何に来季に向けての準備をするか?」が最も大切なミッションになるかもしれませんな。どんな状況でもスタメンを固定し『トップ5を目指す』という考えを否定するつもりはありませんが、賞金がでる8位以内を逃した場合、9位と13位に明確な格差を見出すのは困難です。

だとするなら、現在の仙台に大切なのは「ゲームでの勝ち負けよりも、明確なビジョンの元に、どのように来季に向けてチーム力を上げて行くか?」でしょう。最近勝ってない広島には勝ちたいところですが、大切なのは明日の勝ち負けではなく、来期以降を見据えての戦略のはず。だとしたら、思い切った若手の起用もありかと。中々ないよ、これからの数試合は「結果≦内容」というシチュエーションって。

いくら心持が「キャンディ・キャンディーのウイリアム大叔父」チックでも、だから負けてもいいよ・・・とはなりません。結果よりも内容が大事ですが、より大切なのは「その中身や内容に、未来があるのか?」でしょう。これからの数試合、ベガルタンは「その未来」を探そうと思っています。

明日はサンフレ戦、ビート・広島!!

2016年8月22日月曜日

大宮戦


大宮戦、残念でしたな。負けたとはいえ、こう、何て言うか「もう、終わりだぁぁーー!!」みたいな無念感はなく、どちらかと言えば「まっ、しょうがないかな・・」という残念感の方が強いベガルタンであります。

ウイル・ハモンの頑張りが好調仙台の両輪であることに論はありませんが、夏場の厳しい時期に切れるカードが少ない現在は、ある意味「耐えどころ」です。若く新しい可能性を見ることはベガサポの幸せではありますが、苦しい時間帯でベンチにベストコンディションじゃなくても「リャン・野沢・金園・金久保」らが居るのと、「差波・西村・水野・小島」が居るのとでは、何気に心持が違ってくるのはしょうがありません。

Pkのシーンについて、相手のムネジャに対するマークは十分に居ましたが、問題は「そこに至る過程」でしょうな。サイドバックの攻撃参加は“仙台の形”。しかし敵チームが、その裏に空いたスペースを攻めてくるのは、“フレミングの左手の法則”以上に確実。諸刃の剣と分かっている以上、サイドバックが攻め上がったら、シュートで完結せねばなりません。しかし、そのサイドバックが不慣れな藤村というところが仙台としてはアンラッキー。だからこそ「しょうがないよな・・」という感じなのです。

三田のシュートはエクセレント。あの瞬間、ベガサポであれば誰だって「行ける・・・」と感じたはず。そして家長の退場で「自信が確信に変わりました・・・」的な優越感を覚え、後はワッショイ・ワッショイ!!で「オー、フォルツァせんだぁ~い、オー、フォルツァせんだぁ~い、ラララ・ラララ・ラララ・ラララ・ラララァらぁラァーラァーで、ララララァー」を歌う体制をとりつつ、頭の中ではオーラを歌う準備に入っていたはず。

そしたら・・・やっちゃいましたよ、やられましたよカウンター。もうね、せっかくオーラを歌う準備を頭の中でしてたのに、不意に浮かんだのは何故か卓球の銅メダリストの水谷が「ざんねぇ~ん!」とシャウトする様子。さすがにまいりました。

パブロの出来を1試合のみで判断するのは早計ですが、イマイチ連携がフィットしてなかったのも事実。それよりも、この出来を評価する以前に、自陣からのボール回しに関する不安定さを何とかせねばなりません。「リャンや野沢や金久保が居れば・・」と考えるのはナンセンスで、居ない今だからこそ、何とかできれば「それが即、チームにとっての1up」となります。

何気に今年の降格はなさそうなので、マッタリとしたシーズンの終盤戦になりそう。だとしたら、来期に向けて「如何に1upできるか?」が大事になってきます。極論を言えば「リャン、野沢、金久保、石川などのベテランは、ゆっくり焦らず治療してください。ぶっちゃけ、天皇杯専用でもいいです」ぐらいのチーム方針でもok牧場。

闘えるメンバーが18人しかいない現状では、夏場により厳しく追い込むトレーニングは無理筋。これ以上、何かあったら、それこそ2種登録のユース選手がベンチ入りすることになってしまいます。まっ、それはそれでいいけど・・と思えるのは、現在の順位があってこそ。だからこそ、サポとして試合に挑む心構えは「絶対に勝て!」ではなく、ただ単に「頑張れ」的な思考でokかと。

何度となく経験していますが、「残留争い」は心が荒廃し、日常の生活には多大な影響を与えます。もうね、今年は割り切って、早い段階から“来季に向けて・・”がキーワードになってもいいような気もするし、そう考えれると、ベテランに怪我人が多数出ていることさえ「神の恵み・・」とすら思えないことも。とにかく、若手は今がチャンスですな。

2016年8月19日金曜日

福島県 小学5年生 栗原雄吾の夏休み日記


みなさん、ご無沙汰してます。僕は栗原雄吾、ベガつぼには2回目の投稿。今年もよろしくお願いします。僕はベガルタン叔父さんの甥っ子、福島の桑折に僕は住んでいて、お母さんはベガルタン叔父さんの妹になります。今日は、夏休みの宿題でもある作文を皆さんに読んでいただき、感想を教えてくれれば嬉しいです。

今年もお盆は、お母さんの実家で夏休み。桑折から仙台へは車で約一時間、暑かったけど、お婆ちゃんに会えるのが楽しみでしょうがありません。家に着くと、玄関でお婆ちゃんがお出迎え。挨拶すると直ぐに「よく来たねぇ~、これ、お小遣い。好きなもを買いなさい・・」と5千円もくれました。これこれ、これこそが最大の楽しみ。お婆ちゃんは絶対に期待を裏切らず、そんなお婆ちゃんが大好きです。

居間に通されると、そこにはベガルタン叔父さんが居て「おっ、来たか、相変わらず不細工な顔してんな・・・」と嫌味。普通なら「何言ってんだよ!!叔父ちゃんの方が100倍不細工なくせに!!」と返すんだけど、今年に限っては「叔父ちゃんのカッコ良さの血を受け継ぎたかったよ・・」と、大袈裟過ぎるほどのお世辞で返答。ここまでは昨晩考えたシミュレーション通りです。

それでね、予定では「おいおい、どうしたんだ?お世辞なんて・・お前らしくもない・・」と来るはずだったんだけど、叔父ちゃんの反応は「うむうむ、お前もようやく、人を見る目が出来てきたな・・」と、まんざらでもない様子。福島のお爺ちゃん、仙台の叔父ちゃんは信じられないくらいのトコトン馬鹿です。

このままでは埒が明かないと思い、こっちからアクションを起こす僕。「叔父ちゃん、お願いがあるんだけど・・・」と言うと、こちらの願いを聞く隙を与えずに、速攻で「お小遣いなら、お婆ちゃんから貰うんだな・・」と返答。内心「お前になんか、期待してないから!!」と思ったんだけど、そこはグゥっと堪えて「違うよ、僕をベガルタの試合に連れてってほしいんだ・・」と懇願。そしたら、読んでたエロ本を脇に置いて「そうかー、試合に行きたいのかぁーー。よしよし、連れてってやる・・・」とご満悦でした。

急なお願いだけど、叔母ちゃんが自宅観戦することで、なんとかユアスタへ行くことが出来るようになりました。でもね、本当の目的はベガルタではなく、七北田公園へ行って、ポケモンGOをすることなんだ。七北田公園には「ポケモンの巣」があって、そこでは特定のレアポケモンが常に湧き、そこに行けば毎日超高確率で捕獲が可能な、それはそれは桑折では考えられないようなパラダイスなんです。
 
桑折の田んぼ道では、絶対に遭遇しないであろうレアモンスターを仙台でゲットして、夏休み明けの学校でヒーローになる。だからこそ、下げたくもない頭を叔父ちゃんに下げる。目的のためなら、手段は選びません。

ユアスタへは車で。途中で食事をすることになったんだけど、叔父ちゃんから出てきた言葉は「おい、どこで喰う?吉野家、はんだ屋、まるまつ、幸楽苑、どこでもいいぞ?」という感じ。普通、かわいい甥っ子が福島から来れば「牛タン、びっくりドンキー、ステーキハウス宮」ぐらいは言いそうなものだけど、この叔父ちゃんは、どうあっても500円以内で、済ませようとしているようです。渋珍すぎるよ。

でも、僕知ってるよ。お婆ちゃんの家を出る時、お婆ちゃんが「これで雄吾に旨い物でも喰わせてやれ」って1万円をベガルタン叔父さんに手渡した事を。福島のお爺ちゃん、この人は、甥っ子の食事代を、自分の懐に入れる極悪人です。都会は怖いです。

叔父ちゃんの車を止めるところから、七北田公園は目と鼻の先。叔父ちゃんからは「どこで喰う?」と聞かれたんだけど、今回ばかりは「夕食≦ポケモンGO」。僕は「今日はユアスタのたこ焼きでいいよ。その代り、七北田公園でポケモンGOをしたいんだ・・」と言うと、「なんだよ、ベガルタじゃなくて、そっちかよ・・・。まあいい、1時間やるから、ポケモンGOを楽しめ。ただし、公園外には出るなよ」といいつつ、エアコンをガンガンかけて、週刊誌の袋とじをガン見。福島のお爺ちゃん、こういう人を「クズ」っていうんだよね?

結果は、桑折では絶対にゲットできないモンスターを何匹かゲット。試合も勝って、二人とも笑顔で何よりです。帰りの車で「叔父ちゃん、お腹すいたよ・・」というと、叔父ちゃんは何の迷いもなく「マックへGO」。そして「何でも好きなの注文しろ!!」と高飛車。叔父ちゃん、そのセリフ、今度はチョット高級な回転ずしで言ってね。

いろいろあったけど、僕は、そんなクズなベガルタン叔父ちゃんが大好きです。

追記

柏の試合でどうしても気になったことが一つだけ。2失点目、SBの小島がブッチギられ、そのままゴールを決められたシーン。小島はゴール前で、ただ単に並走していました。もちろん、追いつけなかったのですからしょうがないのでしょうが、例えそうであれ、あの場面では体を投げ出してライディングをし、体を投げ出すべきでした。絶対に届かなくても・・・。

クリスを始めとして、ボコボコにされ、気持ちが折れていたようですが、あの局面で、ただ単に並走するだけの選手に「気持ち」を感じるサポーターは絶対に居ません。「気持ち」を感じられるプレーとは、「後先考えず、我武者羅にボールや相手選手に対してチャレンジする姿勢」が見れた時です。それさえ見れれば、我々は納得はしないものの「しょうがないよな・・」となり、決して不満は延べません。小島のこのプレーには、「この姿勢」が微塵もありませんでした。ベガルタンは、ここが大いに不満です。

まだ若いし、技量も経験値も不足しているのは分かっています。しかし「この姿勢」を前面に出さない若手の選手を、ベガルタンは絶対に許しません。技量が足らないうえに、「気持ち」さえ感じられない・・・。そんな若手が試合に出るとを、ベガルタンは嫌います。

明日はアルディージャ戦、ビート・大宮!!

2016年8月8日月曜日

鹿島戦


いやぁ~~、頑張りましたな。後半、圧倒的に攻め込まれるのは想定内。ベガルタン的には「最下位福岡に、あんだけ圧倒されたんだから、鹿島だったらサンドバッグにされても不思議じゃないって言うか・・」と思っていたら、それ以上に攻められちゃいましたな。

みんな頑張ったんだろうけど、関のプレーはエクセレント。消耗戦の匂いがプンプンしていた中で、あれだけGKが踏ん張ってくれれば、何気に頼もしい。六反との比較をするまでもなく、今現在試合に出ている選手が、ベガルタの正ゴールキーパーですな。

トータルで放ったシュート数は5本。少ないと思いつつも「あれで一杯一杯なんだろうな・・」と言うのが率直な感想。ボールにチェースする場所も何気に低めで、あれでは効果的なショートカウンターを期待する方が無理筋。結果的に、奧埜のゴールは攻撃の流れからのチャージが功を奏したもの。ラッキーと言ってしまえばそれまでですが、そのラッキーを確実にゲットするのは実力。狙ってなければ、あの場所までチャレンジしませんから。

正直、個人的には「祝 残留宣言」をしたい心境。去年の総勝ち点が、いくらは忘れましたが、何気に「勝ち点30って遠いよなぁ~~」と嘆いていたことだけは憶えています。それなのに、今年は8月の第一週で勝ち点33。これ以上望むのは、かつて居た銀山温泉の外人女将から「もったいないよ・・」と言われるのは確実です。

鍋監督曰く「三人の交代は戦術的なものではなく、アクシデント」ということですが、ベガルタン的には“勝ち負け以上”に、こっちが心配。現状でも怪我人は多いのに、真夏のこの時期にリャン・平岡・石川が離脱にでもなったら、どうなっちゃうんでしょうか?ありえない事かもしれませんが、その代役が“茂木・匠・小島”だったりしたら胸熱。そうなったら、実家で飼っている犬のように“嬉しすぎて、おしっこ・ジャー”は確定ですな。

鹿島の調子もイマイチだったんでしょうし、五輪へ主力メンバーが派遣されているラッキーもあったにせよ、勝ちは勝ち。スネ夫ベガルタにしては上出来です。夏場に苦しむのは想定内。この後に“連勝につぐ連勝でトップ5”を望む心情はベガルタンだってありますが、「毎年苦しんでいるのに、今年だけ苦しまないってことなど・・」と考えちゃうのはベガサポ14年生の哀しい性です。

8月に一つ勝てた・・・。この事だけでも十分に幸せです。しかし、これが“当たり前だよね・・”とならない限り、チームとしてもサポとしても“次のステージ”へは行けません。苦しむのはしょうがないにしても、今年あたりに「次のステージへ行く予行練習」ぐらいはしたいところ。柏戦、勝ちたいですな。

2016年8月5日金曜日

明日は鹿島戦ですな


来ましたな、夏が。全国的には涼しいと言われている仙台でさえ“あっちっち・・”なのだから、きっと南や西の地域では“猛烈あっちっち・・”なのでしょうな。会社の若手たちから「皆で花火大会へ行くんですが、リーダーもどうですか?」と声をかけられたのだが、答えは「ノーサンキュウ」。彼らと一緒に行っても話が合わないし、「行く=金出し専用ATM」となることも確実。ベガルタンも50の壁が近づき、考え方も枯れてきました。人間、歳はとりたくないです。

鹿島戦は自宅でテレビ。行かない訳をカミさんには「仙台七夕に、様々なイベントを行っている得意先をグルグル周らないといけないし・・」と言ったものの、内心は「35度とかって、なんなんだよ・・・死ぬよ・・」という弱気な理由。心の片隅には「あの、丸ごとメロンなんちゃらを食いたいような・・」という気もあるし、車を降りた瞬間に体内を巡る「田舎の婆ちゃんちを思い出させる肥し臭」にも再会したい気はあるけど、今回は自重です。

以前の書き込みで「今年の仙台はスネ夫だ」説を流布しましたが、その説を信ずれば「鹿島戦は厳しめ」となります。しかし、何気に仙台がアゲ上げなのに対し、鹿島はサゲ下げだからチャンスはあり。しかも、鹿島からは五輪メンバーの招集があり、仙台は無し。なので、鹿島の方が強いという前提は堅持しつつも、“ひょっとしたら、ひょっとして・・”ぐらいの勝機は十二分にありかと。

ぶっちゃけ、「今年の鹿島って、ピークは1stなんじゃね?」という思いと言うか、そうであって欲しい・・という願いが満タン。もちろん、その願いの裏には「ここで勝てば、残留は固いな・・」という低い志。分かってる、分かってるって、そんな低い志じゃダメなくらいは。でもね、歳をとってくると、安定・安心が一番大切になってくるんだよ。だから現状で「トップ5≦残留確定」になるのはしょうがありません。

サポのモチベーションとして「どーれ、浦和に向けて出発するか・・」と「草津に向けて出発するか・・・」では、気持ちの入り方が全然違うのはしょうがありません。だからこそ、早めに残留を決め、未来に向かって歩き出したいのです。チーム戦術理解度を高めたり、若手の起用を増やしたり、とにかく、未来に対しての投資を願う立場からすれば、「その投資環境を整える」必要性があり、その環境こそが“早めの残留確定”であることに論は要りませんな。

今日は七夕期間最大のイベントである“花火大会”があります。明日は、鹿島の地でベガルタの選手が連続花火、出来ればナイアガラ的な綺麗で荘厳なゴールを量産していただきたいものです。

明日はアントラーズ戦、ビート・鹿島!!

2016年8月1日月曜日

福岡戦


いやぁ~~、良かったですな、負けなくて。正直「ホーム福岡戦の内容を考えたら、勝てないことなど考えられない・・」と思っておりました。そしてウイルソンのゴールで先制!!こうくれば「もらったな・・」と想っちゃうのは、ある意味‘超自然’。

あの試合を見て、「暑さにやられた・・」とか「後半足が止まっていた・・」という見方をされるサポも多いかと思いますが、ベガルタン的に‘むむむ・・’と感じたことは「暑いこと以前に、気持ちで負けてる・・」でありました。心ならずも降格ゾーンで競っている福岡は、選手もサポも「絶対に勝つ!!」的な気迫がテレビ間画面からでもビンビン物語。

選手たちは常に言います「どの試合も大事です」と。そのうえで、この試合が「もしも降格が懸かっていたら・・もしくは飛躍して、優勝が懸かっていたら」、選手たちやサポーターの口から、試合に勝てなかった理由として「仙台では考えられないくらい暑かったから・・」というワード出てくるでしょうか?出ないよね、絶対に出ないよ。しかし、昨日の試合では、出ちゃっていた・・・。そこが残念無念なのです。

個人的には「アウエーの引き分けはOK」と思っています。しかし、それは‘気持ちでは負けてなかった・・’と感じられた試合のみです。この試合の後半のように「あれ、シュート、打ったっけ?」的な試合内容が、もしも‘絶対に勝たねばならない試合だったら・・・’ありえないでしょ?あったら、怒るよりも哀しいよね。

結果的に降格した大分戦。あの試合で、後半のシュートは「たったの1本・・」なんてありえないでしょ?しかし、福岡戦では「たったの1本」。だからね、何のかんの言いつつも、この試合は「気持ちで福岡の選手とサポに負けていた」ということなんでしょうな。もっとも「毎試合、大分戦や入れ替え戦の磐田戦のように闘えや!!」というのは無理筋。だって、人間だもの・・byみつを

ウイルソンのゴールには「未来」を感じましたが、後半の内容に「それ」は感じられませんでした。ただし、過度にネガティブとはなっておりません。どちらかと言えば、それらすべてを考慮に入れたうえで「まあ、しょうがないかな・・・」というスタンスです。

鍋監督たちは「トップ5」という目標をあきらめてはいないようですが、サポーターのマジョリティーの思いは「早めに残留へのセーフティーゾーンというパラディソ(楽園)へ辿り着き、そのうえで上位を・・・」が一般的。そう考えると「負けない事、勝ち点1でも得る事・・」は、満足とは言わないまでも、不幸な出来事ではないようですな。

「気持ち」で暑さに対するハードルを越せないとすれば、我々サポーターの役目は、ネットで評判のブゥードゥー教の占い師ハセジャ・ガラマタターンさんにお願いして「今年の夏を冷夏にしてください」と懇願する事ぐらいであります。巷の予想では「西は猛暑かも・・」ということですが、それはしょうがないにしても、仙台だけに関しては「ストップ・ザ・猛暑」が合言葉でOKですな?

それにしても、後半だけの試合内容を見たら「あれが最下位のチーム」とは絶対に思えません。試合会場の雰囲気(あくまでもテレビから感じられるもの)、内容、気迫・・・、どう考えても仙台よりは上。ホームとアウエーという差はあるものの、それにしても後半はセカンドホールが全く取れずにボッコボコ。あんなに守らされれば、そりゃあ疲れるよね。

とにかく、負けなかった・・。これだけで十分に意味があります。可能であれば、次節の鹿島戦も、負けなければ・・・でOKとは思いつつも、勝って欲しいと思うのはサポーターの常。とにかく、勝ち点3を願いつつも、最低1でも・・とセーフティーネットを心に張るのがベガサポという生き物。毎年のようにこれじゃあ長生きなんて出来ないのでしょうが、それもこれもひっくるめてのベガサポ人生ですな。